27話 極振りさんと濃い奴ら
「師匠になってください!」
「しっ、師匠!?は?君どうしたの?」
突然の師匠発言にびっくりした俺はついつい聞き返してしまった
「あの流れる流水のような動き僕にはないものです、ぜひボクの師匠になってくれればと思い!お願いをしているわけです」
「言っちゃ悪いが全くもって伝わってこねぇ、そして君女の子だろ?俺には理解できない事とかあるだろうしさ、ちゃんとした道場とか入った方がいいよ?」
もうなんでもいいから断る理由を探した結果女の子だからと言う超絶最低な理由を繰り出す
「いえいえ、ボクは男なので!全然大丈夫です!」
いやいや、嘘は大概にしなさいよ、出るとこ出てるし、ね?胸もそこそこ……痛っ!?
ゆきさん何をするのじゃよ、セクハラではないぞ!
「いや〜、真くん困ってるしさ〜?彼の言ってる通り道場とか行った方がいいよ?」
ゆきまで断ろうとしてくれていたその時
「あっ!見つけたー!また誰かに迷惑かけてないでしょうね!」
腰までの長さの髪を1束でまとめた黒髪の女の子がこの自称男の女の子を止めてくれた
「あっ、ちよちゃん!今ね!師匠を捕まえてたの!」
「だから師匠じゃねぇって言ってるだろ?」
「すいません!この子が迷惑をおかけしたようで」
「いや、まぁね?うん、大丈夫大丈夫!で、この子は女の子であってるよね?」
「はい!もちろんですよ!こんな可愛い娘が男の子のわけないじゃないですか!本音を言えば食べちゃいたいです!」
??????何言ってるのこの子?
最近なんだか思って来た事があるんだ、俺の周りは頭のおかしな奴が多すぎないか?変態多くない??
「そう言えば師匠!自己紹介してませんでしたね!私の名前は天野来夏!この子はボクの彼女の岸野知代子です!ついでに言えば師匠の後輩です!」
「そっ、そうか、いい彼女だな、大切にしろよ?じゃっ!」
即座に離脱開始しようとする
⬇︎
雪に手をつかまれる
おいぃい!?何してるのこの子!?
「ほら自己紹介されたらしかえすのが礼儀だよ〜?」
「そ、それもそうだな、オッスオラ黒谷真!じゃっ!」
またまた離脱しようとする
⬇︎
ゆきに手を掴まれる
のぉぉおお!?
ゆきさんや、どう言うことだい?
「まだ私の自己紹介終わってないよ〜?」
おっす、了解っすゆきさん!はよはよ!
「雪菜先輩ですよね?しってますしってます!」
ほらみたことか!知代子《変態》が反応したじゃないか!
「いつも動画みてます!最初そこの方彼氏さんかと思ってオハナシをしてみようかと思いましたけど、シンさんですね!!感激です!」
ほらな?と言ったような顔をしてこちらを見てくる
いや、オハナシって言ってたやん?怖いやん??
「おぉ〜、視聴者さんでしたか、その通りですよ、そこの子はシン君で間違いないですよ〜」
「えぇ!?師匠は先輩で先輩はシンさん!?」
君は何を迷走してるの?ねぇ?師匠みたいな立ち位置でシンを使わないでいただきたい、しかもさんづけですか…
「シンさん握手!握手してもらってもいいですか?ファンなんですよ!ボクもLokしているんですけど、シオンなんですよね、会う機会がないと思っていたのですごく嬉しいです!」
「そっ、そう?まぁ握手くらいなら構わないけど」
ファンか、ファン、なんか響きがいいな!ファン!よし!ファンサービスをするべきかもしれない!
握手中えらく長いなぁ、と顔を見るとまるで恋する乙女のような………
殺気!?あ、変態さんが俺を射殺すような視線を送って来ている
「よっし、これでいいかなっ?いつかゲーム内でも会えたらいいな!」
頭をポンポンとしてあげる
身長が150くらいなのでやりやすい
「はっ、はい!ありがとうございます!!是非会えたらよろしくお願いします!!」
「よし!ゆき!帰ろう、今すぐ帰ろう、帰らなければ俺は殺される自信があるぞ!」
「んあ〜、そうだね〜!私も早くLok早くやりたいから帰りたいしね〜」
「じゃっ!またいつか!!会う日まで!」
今度こそ俺は離脱に成功するのであった
「ゆき、丁度いい時間だし俺のバイト先でご飯でもどうだ?もしくは俺の家」
「バイト先ってどこ〜?真君ってバイトしてたっけ?」
「そりゃバイトくらいするさ、金がなくなっちまうし、バイト先ってのはそこのカフェだ」
「ん〜、じゃあそうしようかなぁ〜、家はまた今度ね!」
家に来る約束をちゃっかりこぎつけた俺はハイテンションになる
そして
カフェでは何事もなく、いや、マスターにいじられたくらいだがそれで終わり俺らは解散し
家に帰り、VRに飛び込むのだった
どうもクロゴマです!
変態キャラ大好きですよ…
ゆきは女装男子好きと言う変態
シンはいろいろありますがジト目が好きなまだ人間です!




