13話 極振りさんとの再会
寝起きだったので打ち間違いあるかもね…
『さぁさぁやってまいりましたっ!ブロック予選の始まりで〜っす!実況は私!ニマニマ動画でおなじみ!みんなのアイドルっ!ゆきまるだよぉ〜それとっ?」
「運営の高谷と申します、是非お見知り置きを、今回の試合からは私からも解説を入れさせていただきますますので、観戦をお楽しみください」
「お堅いですねぇ〜しかしゲーム内でスーツとはいかがなものなのでしょうかぁ〜」
あいつらは何をしてんだ…高谷さんはいいよ?運営だしね、ゆきはおかしいだろっ!てか多分だけどあいつ負けたな…勝ってたら実況なんてしないもんな、あいつもそこそこプレイスキル高いと思ってたんだけどなぁ、戦闘狂ってわけじゃないがゆきを倒した相手かぁ、オラワクワクすっぞ!
「まぁスーツはキャラ付けと思っていただいて構いませんよ、対戦の組み合わせですがこうなっております
第1戦、AブロックvsBブロック
第2戦、CブロックvsDブロック
第3戦、EブロックvsFブロック
第4戦、GブロックvsHブロック
です、ゆきさんはどのブロックのどの選手が気になりますか?やはりゆきさんを倒したAブロックのゼーレ選手でしょうか?」
「まぁ〜確かに気になるけどね〜?私としては〜やはり友人のHブロックにいるシン君かなぁ〜」
「ほー、なるほど、どのような関係なのですか?友人といっても色々あるでしょう」
「おっ、それ聞いちゃいますかぁ〜?それは話せば長いですよぉ〜、あれはあれは脳が溶けるんじゃないかと思われた真夏の昼間……」
あいつ何適当なこと言ってんだ?アホかよ…よし、聞かなかったことにしようそうしよう
「へぇ?シン君はあの日本の少女と知り合いなのかい?」
カグヤがヌッと俺の背後から声をかけてくる
「んむ!?あぁ、クラスメイトってやつだ、日本の少女か、外国人ってことはわかるんだがカグヤってどこに住んでいるんだ?」
「私かい?私はイタリア生まれなのだが諸事情で日本に最近住んでいるよ、なんだい?私にリアルで会いたいのかい?日本人は大胆だねぇ」
フード越しだがにやにやしながら言っているのがわかる、こいつ冗談なんて言えたのか、快楽殺人鬼なんかかと思ってたぜ
「イタリアなのか、美形め!羨ましい限りだよ!リアルで会えるならあってみたいもんだな!」
「へぇ」
カグヤはまるで天然記念物なものを見たかのようにこちらを見ている
「私の戦いを見てもそんな態度がとれるなんてすこし驚いたねぇ、やはり君は他の奴らとは違うようだ…リアルで会いたくなったらいいたまえ、君となら会う価値はあるかもしれないからねぇ」
「おっ、おう、おっと、次の試合が始まるようだぜ?今回は俺にも1人寄越せよな」
「気が向いたらねぇ」
そこはちゃんとしてほしいと思うシンであった
予選
「さぁ、1、2、3回戦が終わりついに4回戦目ですね〜、お次は我らが星!ミスターチキンの名を冠するシン君の登場で〜す…………ぷっ、」
あいつふざけてる!ぜってぇわざとだろあれ!最後笑ってんじゃねぇかよ
「それと今までの予選、不思議なパワーで全ての敵を戦闘不能にしてきたフード二人組の片方!カグヤ〜」
ことごとくセンスないなぁおい!
「対戦するお相手は〜、かつてこの2人組みに私PKされそうだった…ガッツ&ヒュー!あれ?レッドプレイヤーって街の中入れたっけなぁ〜?」
「そうですね、この方はクエストを受けてからPKを初めて、ちょうどそこまで重い罪でもなかったのでそのクエストクリアの感謝度とでもいいますか、それでグリーンに戻った訳です」
ん?あれれぇ??聞き覚えのあるお名前ですなぁ、(にやにや)
「カグヤ、楽勝、オレ、アイツ、倒す」
「おやおやぁ?知ってるのかい?ローブ君は私がもらいたいのだが」
「いいぞ?俺はあいつらのことをストレス発散のサンドバッグと見てるからどっちでも構わなーい」
「それでは〜試合開始だよ〜!」
なんだその締まらない開始は…まぁいいかっ!
いざ勝負っ、ん?あれっと、全然こっちに近付いてこないのだが?
「おいおぃ、シン君、君はなにをしたんだい?奴ら怯えきってるじゃないかぁ」
えっ、なにそれ知らない、アイツ今度あったら殺すとかめっちゃ言ってきてたんですが??
「ひっ、殺すすすなよっ、おい魔法つか使うな」
誰あの人?知らない人ですねぇ、おや?魔法?なになに?使ってほしいのかしら??
「シン君、その笑顔いいねぇ、やはり君には
ーassassino《殺人鬼》ーの素質があると思うよぉ…」
「ひっ!俺はっ、俺たちはこうさ…」
「言わせる訳ねぇだろ、ばーかっ」
瞬時に俺は高速でファイヤーバレットを展開し、頭を打ち殺す
「あれ?カグヤ?にやにやしてないでローブ男、もといなんだっけ?シュー君?倒しなよ」
「おっ、俺の名前はヒューだ!そして俺は降参するっ!」
「おやぁ〜?高谷さん、なんかヒュー選手がこうさ、なんたらって言ってるみたいですがどうしましょ〜?」
「ふふふ、降参なんてシステムある訳ないでしょう?戦いは生きるか死ぬか、どちらかです、白旗なんて甘えが通じると思ったら大間違いですよ」
「おっと〜!イケメンスマイルの下が見えたようなきがします!降参はないようなのでさぁ〜やってしまいなさい!」
などなど実況が喋っている間にカグヤが後ろから回り込みいつものごとく麻痺毒の塗った長剣で喉元を刺す
「試合しゅ〜りょ〜!皆さんお疲れ様でした!次は準決勝となります〜、試合開始は30分後!みなさん今の内に休憩等済ませといてね〜、ゆきまるとの約束だぞ?」
まじでアイツなにしてんの?…




