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3-18.スクロール

喜びに打ち震えていると婆さんが言った。


「なるほどのう。へんなことをしておるなと思っておったが魔法使いになるために黒魔法を鍛えておったと。もともと白魔法はそこそこのレベルだったということか」


なんかうまいこと誤認しているのでほっておこう。

黒魔法使い+白魔法使いが魔法使いで確定のようだな。

賢者はその上級職?

というかPPのキャラの表示が変わったな。

職業を切り替えなくてもよくなったということかな。

武技技能が10連続で出来るようになったのもこれのおかげか・・・違うか。

だとすると他のキャラに黒魔法使いと白魔法使いが生えないのはおかしいな。


「で・・職人というのは本当か?というかなんで盾士なんじゃ?ハンターで盾士は意味ないじゃろう?」


何と答えればいいものか。

大盾装備技能を取るためですとはいえないしな。

ゲームでなければ装備するのは本人の意思しだいだからな。


「ポーション。武器。防具。なんでも作ります。大盾の作成依頼を受けたことがありましてその作業の過程で大盾を使っていたら・・・ということです」

「ほほー。依頼の大盾を自分で使って試したということじゃな。職人としてはただしい?のか・・・」


どうやらどうにか誤魔化せたようだな。


「で・・・職人で魔法使いを目指していたおぬしがなんで報酬にスクロールなんじゃ?金さえあればわしの店でも買えるんじゃぞ?」


なぬ・・・そういえば前店に行ったときには確認しなかったか・・・ぬけてるな。


「魔法のスクロールは高額で貴重なのかと思っていました。あまり出ないし有用ですよね?どこかで量産しているわけではないですよね?」

「ものによっては高額ではあるが・・・そこまで貴重かというと微妙じゃの。階層ボスからのドロップは一定の確率で魔法のスクロールだからの。狙っているアイテムがドロップしないで初級や生活魔法のスクロールばかりでることもあるから場合によっては魔石のほうが値がつくことがある。スクロールを作っておる連中もおるがダンジョンのドロップほうが性能がいいんでここで出回ることはない」


狙っているアイテムがあるとそれは出ないんですよ。

そういうもんです。

以前ダンジョンマスターから私がもらったリストは「確実」にスクロールに変わる魔物と確実にスクロールが入っている宝箱。

確立でスクロールが出ると・・・階層ボスを倒して回らないといけない。

ゴールが遠のいたな。


「魔法使いが自分の持っていない分野の攻撃魔法のスクロールを特定の敵に使うくらいじゃから攻撃魔法のスクロールはだぶついとる。例外は治癒関係で念のためで持つやつが多いので品薄じゃ。生活魔法のスクロールは冒険者以外も買うんだが供給も多いからだぶついとるな」


なんですと・・・それなら魔法使いはもっと沢山いないとつじつまが合わない気もするが・・・スクロールはそこまで貴重品ではないと。

まあ覚えたらいらないからスクロール。


「スクロールを使って魔法を覚えたらスクロールはもういらないですからね」

「なにを言うておるんじゃおまえは・・・スクロールで魔法を覚えるのは系列の魔法がすでに使えるやつにたまにしか起こらんぞ。スクロールを使って魔法を覚えるなら町中魔法使いだらけじゃろうが」


あれ・・・そうだったっけスクロール・・・自分は100%習得だが。

そういえばダンジョンコアさんは「習得することがある」と言ってな。


「そうなんですか。わたしはスクロールを使ったら覚えたんですが」

「そりゃ運がよかったんじゃろ。もしくは過去の修練によって習得寸前だったんじゃろ。スクロールを買って魔物と戦うのはある意味緊急手段じゃ。本当は魔法を習得したほうがいいからな。スクロールは固定の威力しか出ないし起動に魔力を使うんでその分無駄じゃからな」

「スクロールはスクロールの魔力で発動するんじゃなかったですっけ?」

「なにをいっておるんじゃ。スクロールを使うには使用者の魔力を使う。そうでなければ起動できんじゃろ。スクロールで発動した魔法はスクロールの魔力で発動なので威力が固定じゃ。なので魔力を込めて威力を上げることが出来ない。まあ・・・自力で発動するより魔力は少なくなるから生活魔法を魔力節約のために持ち歩くやつもおるが費用効果で考えたらあまりうまくはないはな」


なるほどな・・・

魔力節約で持ち歩くのは有りとも思ったが・・・

金を稼ぐためにダンジョンに潜るのでれば消費アイテムはある程度安くないと赤字になると。


「・・・だがスクロールの使用で習得狙いはあり得るのかもしれんな・・・たまに着火とクリエイトウォーターの買い占めで値があがることがある・・・」


なんかぶつぶつ言い始めた。


「その系列の魔法を覚えていないと起きないのだとしたら・・・着火とクリエイトウォーターは無理じゃないですか?」

「貴族のなかには代々魔法使いを輩出しているからといって英才教育で子供をむりやり魔法使いにしようするやつらもおる。費用は無視して習得させねばならんときにはありかもしれん」


なるほどね・・・

この多量のスクロールどうしようかと思ったが・・・

さすがに売り払えないのでもんさん以外の使い魔たちに使わせることにしよう。


「どの魔物がこのスクロールをドロップするとかの情報はないんですか?それと上級はドロップしないんですかね?」

「そういう情報は冒険者ギルドでまとめているとは思うが・・・一部で固定ドロップの魔物はおるが大体はランダムじゃ。階層が深ければランクが上がるが確実ではない。そういう意味では一攫千金もたまにおきる。上級のスクロールは領主の強制買取じゃ。買うには特別な許可がいる。そこはおのれで交渉せい」


やられたな。

最初に条件を詰めとくべきだった。

まあ危険なので許可制は当たり前か。

婆さんを農地エリアの入り口まで送りいったん自分の領地まで戻る。

いっきに馬車を完成させて巡回馬車として運用開始しよう。

これさえ済めばダンジョンに潜れるようになる。

交流会とやらは・・・関係ないな。

うん。

・・・しまった・・・フラグを立てたか・・・そんなことはないよな。

都市の経営には参加してないからな。


まず馬車と馬のつなぎ方の改良からだな。

鉄製の棒を4本ある程度上下左右に動作できるようにフレームに取り付けてそれをいままでロープを繋げていた馬具に固定する。

このままでは減速時に馬具が外れるので皮を腹側と臀部側にも追加する。

これで馬と馬車が連動するはず。

よく考えたら本物の馬車を見に行けばよかったな。

馬車一式買ってもよかった。

まあいい。

実際の馬を使うときは専用の馬具を買おう。

今のこれは馬ゴーレム用ということで。

あとはブレーキ。

足で踏むブレーキをフレームに取り付けて・・・車軸を覆う部品を取り付けて・・・ブレーキを踏んだら車軸を締め付けるようにする。

発熱が怖い構造だし車軸を締め付けるのは効果が薄いな。

ブレーキ用のディスクを作るか・・・いや。

車軸を締め付ける部品を大きくして設置面積を広くする。

後は車輪の接地面に溝を掘っておく。

鉄製なので意味があるかどうかは疑問だが。

走ってみたが全く問題なく走ることが出来る。

これでいいか・・・木製の手すりを作って乗った時に掴めるようにする。

おおお・・・これではブレーキを踏む御者がいるじゃん・・・もうストーンゴーレムを乗せるか。

護衛も兼ねるからいいだろう。

御者も立ったままでいいか・・・

どちらにしても乗客と運転席を分けないと危ないので・・・

板を前から50cmのところに立ててその前にベンチシート風の椅子を取り付け御者用の椅子にする。

後はもう2台ほど作っておく。

まったく同じなのもひねりがないので車輪の直径を80cmと60cmにしておく。

運用でいろいろ意見が上がるだろうからそれで修正していけばいいだろう。手綱も作っておく。

ストーンゴーレムに持たしておけば遠くから見たら違和感なく・・・ならないか。

馬車を3台にしてしまったが繋げて3連結のほうがよかったのか・・・同時走行も時差走行も出来るしゴーレムは余ってるからこれでいい。

馬車作成で魔力をかなり使った。

明鏡止水をかけて回復させる。

あとは・・・


「ストーンウォール」

魔法発動<ストーンウォール>


「ウォーターウォール」

魔法発動<ウォーターウォール>


「ファイヤーウォール」

魔法発動<ファイヤーウォール>


「エアウォール」

魔法発動<エアウォール>


「ライトニングウォール」

魔法発動<ライトニングウォール>


いろいろあって増えましたと。

移動できないから使うときはいろいろ考えないといけない。

ファイヤーウォールとかは動かせれば使い勝手がいいような・・・

それファイヤーストーム・・・思ったより頭悪いな私。


さてスクロールの時間です。

うぶぶぶ。

使い魔がスクロールを使えるか調べる。

ぴーちゃんは・・・出てきた。

烈風ははるか北。

雪風は川の中でで結構南。

もんさんは北東の森だな。

使い魔に生活魔法は意味ないか・・・いや使えるかを試すだけなので生活魔法でいい。

もし覚えるようだったら全スクロールを使って覚え込ませよう。

まずは着火だ。

スクロールをぴーちゃんに差し出す。


魔法発動<着火>


使えるんだ。

やってみるもんだ。

後は使えるかどうかだ。

着火の魔法を使うように念じる。


魔法発動<着火>


使えると・・・使い魔もスクロールが使えて使うと覚えると。

いや・・・実は私の使えるのは使えるとかいうおちだったりして。

クリエイトウォーターの魔法を使いように念じる。

出来ないようだ。

そういえばもんさんにはいちいち教えたので 私が使えれば使える はないな。

スクロールを出してぴーちゃんに魔法を発動させる。


魔法発動<クリエイトウォーター>


魔法発動<洗浄>


魔法発動<ヒート>


魔法発動<アイシング>


魔法発動<マジックハンド>


すべて一発で覚えた。次は初級のスクロールで試すか。

いや・・・その前に自分の覚えていない生活魔法を探さないと。

そっちが先だろう普通。

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