21-14.失言
これが・・・
これこそが・・・
私のイベント。
思わずスルーしてもうた。
何故気がつかなかったんだ?
悔しすぎてもったいなすぎて腸が切れそうだ。
うむ?
たかが金が8t。8t?だったか?
10億だったか?戦車が1台。たいしたことねえな・・・
良く考えたらそこまで気合い入れるイベントではなかった。
腸切れて損した。
:切れてない。
・・・ちいせえことはいいんだよ。
さて。切り替えていこう。
ちと遅くなったがサクサクと帰ろう。
む・・・
まだ帰る様子は無い。
だがいいのだ。
いい鍛錬法を見つけたのだ。
全てのゴーレムと視野を共有。
そして周りを見渡す。
ぐるぐる。
するとなにか吐きそうになる。
エレエレ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
だんだん慣れてきた。すこしだが・・・戦闘は無理かな。
だが戦闘の合間に戦場を見て回るにはいいかも。
さて・・・同時並行に思考試験もしよう。
Ⅰ号重機をⅠ号戦車にする。
25mm機関銃で。その代わり銃座は簡易で。
その代わり複数積む。
M2重機関銃も追加する。
その前に正式なⅠ号戦車の復元を行い比較実験を行う。
それを神州丸の修理と補強。
完全空母にする。カタパルトをでっち上げる。
それと砲を前方に積む。
そん位でええやろ。
早く帰って作業を進めたい。今日中は無理でも明日には帰れるだろう。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
むう・・・あまりに長いぞ?
「まだ出かけないんですかね?」
「ん?今日はここで泊りだ」
「・・・・は?」
「今日はここで泊りだ」
・・・聞き直した訳じゃない。
「なんで?」
「ゼディンガに勧められたからな」
ゼディンガ?
「ゼディンガ?」
「さっき紹介しただろ」
「ここはさっさと移動するべきでは?」
「ゼディンガはしつこいんだ」
「は?」
「ゼディンガはしつこいんだ」
聞き直した訳じゃない。
「君が説得してくれるならいいぞ」
ぐげげ・・・
説得するぞ!
なんてことはいわん。
しつこいんだろうな・・・
だいたい私に対人能力を求められても・・・
「どうした?」
「晩飯楽しみだなーらららー」
しかたない。自己鍛錬をやるのみ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。ぐるぐる。エレエレ。
「いくぞ。クルーソーさん」
「ん?」
「夕食に招かれている」
ん?
「わたし・・・」
私そう言うのはいいんで。と言おうとしたが・・・
晩飯楽しみだなーと言ってしまった。
ちっきしょうー
過去の私をぶち殴りたい。
はいはい。飯食いに行けばいいんでしょ。
「クルーソーさん」
「正装だ」
・・・
は!
「ドレスコードがあるだと・・・」
「そうだ」
しまった。口から感想が漏れ出た。
くくく・・・
このためにドレスがあるのだ。
着飾り装備のドレス。
これに装備変更を・・・は!
殺気を感じる?
アルゴランが睨んでる?
・・・は!
「着替えてきます」
あてがわれた部屋に入って即装備変更。
部屋に移動すると・・・
げろげろ
超豪華じゃね。
机を見ると・・・
ナイフとフォークとスプーンがいっぱい。
正式のやつじゃん・・・
短くてすいません。いろいろあって頭痛がするです。




