表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
488/536

20-54.寝に耳に水てきななにか

着陸に失敗するは荒波に突入するはでつくづくだ。


・・・


ぼーとしてる場合ではない。


時間が無い!焦るんだ!

あわわわあわわわ!

ええと・・・雷電は捨ててしまえ。零戦も捨ててしまえ。

船も捨ててまえ!


「とう!」

いて!


一体何が?


「指示をお願いします」


指示だと?

・・・

慌てるな。冷静になれ。


「ポールを上げろ。零戦は・・・」


甲板に括り付けろと言いたかったがそんな装備は付けてない。

紐というかフックをかける治具がいる。後で取り付けよう。


「零戦はポールを上げたらロープで縛り上げて固定しろ。雷電もロープで縛り上げて艦橋に繋げろ」


ゴーレムに指示を出して自分は艦橋に入る。

出力は・・・このままでいい。

最速で駆け抜ける。


艦橋に入るとスケサンが操舵を握っていた。

まあそれならそれでいいやろ。


で波を見ると・・・デカいのが来た!

ドーンと逝った。

往った?

行った?


どれかは分からんが・・・変な音がした。


うーん・・・どこか逝ったな。

早く逃げなくては。ええと・・・ここは


「面舵一杯!前方スラスターもオン!後ろスラスターは前進のまま」


あれ?

・・・動いてないぞ?こいつ?


「面舵て・・・どっちですかな?」

「舵を右だ!」


こんちくしょうが!

舵を回しても効くまでに少し掛かる。

次の波が来るまでに出来ればいいが・・・

頭は回った。後は直角に出来れば・・・

も間に合わんわな。


ドーンと来た。ドーンと。

なんかいろいろ音がするなあ。


が回りきった。損傷したところは直した後で補強すればいい。


後は逃げるのみ。


また次の波が来た。

何かドーンと言う音がした?

まあ後ろは垂直だからそうなる。

ここは形状を変えるか?といって丸くしたり尖らしたりしたら水深がないと戸が開かなくし・・・

おお?その下のスクリュウーがある部分までは飛び出しても構わない。

ここは改良すっか・・・


んんん?

なんか速度が低下してるような?

また波が来た。またドーンといったが・・・

ん?

なんか後ろが沈んでるような?


・・・は!

後ろは高さを増したが戸と言うか蓋の高さを足してなかった。

そこから波が入った?


「舵はそのまま道なりで」


そう指示をするといったん後ろに出る。

ええと・・・後ろの揚陸艇エリアには外からは入れない。

いったん戻って・・・ぐるぐる回って・・・ぐるぐる・・・


下に行ってランプのエリアに出る。


げろげろ!


揚陸艇エリアに海水がなみなみと!

ええと・・・


また入って来た。


ええと・・・

まずマジックフットで海水が入ってるドックリアを歩いていく。

そして水流の魔法をかけ海水を後ろの空いているエリアから排出していく。

ここは水流の2重がけ・・・出来た。

ついでに3重がけ。出来た。

この調子でどんどん排出していく。


どんどん。


よし。


マジックフットで戸の開口部によじ登る。

波が高いエリアからは脱出したようだ。これで一息つける。

とりあえず元に戻るか。


ぐるぐる。ぐるぐるぐる。


しまった。

後ろの戸の開口部から出ればよかった。

そうすれば横の張り出し部を通って一発で艦橋に戻れたのに。

まあいい。どうせ今しか使えない通路だ。


さてなにをすっか?


まずは変な音したからそれの確認。


張り出し部分がぐにゃりと曲がっている。

とりあえず上に乗ってる武器に影響はなさそう。

後で直そう。

終了。


そうじゃねえよ。

船を戻す前にやれるとこはやっとこう。


まずは・・・零戦。

とりあえずは確認。

損傷してる様子は無い。

これは・・・このまま離艦のテストに使おう。

まず宿題①


次に雷電。

こいつは修理と補強がいる。

どうするか?

こいつアイテムボックスに入らねえかな?

試してみよう。

入った。

問題解決。


張り出しは後で直す。これは宿題②


で飛行甲板。

こいつは・・・ついでだ。上に上げてしまえ。

具体的には艦橋の屋根の上。

これで艦橋にぶつかる心配はない。

おお・・・ついでに飛行甲板を船の先端まで延長しよう。

そすればカタパルトが要らない。といいな。

これを宿題③


で・・・何かやったな。

ええと・・・

水タンクを作った。

銃や砲の冷却用に作ったが・・・

補充システムがいるな。

私が居なくても補充される的な何か。

うーん・・・

濾過膜・・・研究から始めないといかん。却下だな。

まあ普通に蒸留水作るでいいやろ。

濾過膜はその次の目標と言うことで。


まず・・・海水を温めるボールのようなものをおく。

これには真ん中に穴を開けておく。そこから塩やその他の不純物を掻き出す。

そのボールの周りに海水を通した管をぐるぐる回しておく。

この管に蒸発した水が冷やされて付く。それが自重で落ちる。

それを回収すれば蒸留水の出来上がり。

そして冷却用の海水のラインにボールの海水が減ったら補充する仕組みを組み込む。

でええやろ。これが宿題④


忘れそうだな。メモっておこう。


・ やるべきこと表

①風流の魔道具でのファンエンジン最適化(Ⅰ号重機)

 ファンエンジンからプロペラの実験(零戦の複製)

 トラクター 農業用 ついでに砲運搬

②守護の祈り 調査

 魔法のポシェット ウサギ 牛

 畑に植えなおした癒し草でポーション作成

 スタミナ、MPポーションの作成


・ やるべきこと裏

①・25mm単装機銃

 25mm単装機銃の台座を作成 (74基/1024基) 連装、三連装 機銃だけを解凍

 上完了後 25mm機銃の移動式台座を試作

②・壱号ライフル(25mm)

 壱号ライフル(25mm)(14/4+32+6+12)

③・40mm機関砲

 40mm機関砲の移動式台座を複製(4/4)

 地下道 射撃場も兼ねる 戦車の移動も追加

 地下から砲座を移動するトンネル作成


これじゃねえな。


・付け出し

 上 機銃 砲

 下 ボート 大きさを決める。

・重油タンク跡 水流エンジン スライスラー

・放水銃 防火用散水

 機銃の冷却 砲も

・完全空母化

 まず航空巡洋艦

 将来的に電磁カタパルト


こっちだな。


・付け出し

 上 機銃 砲

 下 ボート 大きさを決める。


これは済。


・重油タンク跡 水流エンジン スライスラー


これは後回し。


・放水銃 防火用散水

 機銃の冷却 砲も


これは一応は済み。後は127cm砲を追加だが張り出しがぐにゃりと曲がってる。

もっと強化しないといかん。


・完全空母化

 まず航空巡洋艦

 将来的に電磁カタパルト


これは半分キャンセル。

完全空母化にはする。だが艦橋の前には対地対艦砲を積む。

これは絶対必要。

空母に対地対艦砲なんで頭沸いてんじゃね?と思ったがこの場合必要だ。


ん?

本当にか?

対地専用艦を作ってずーと貼り付けとけば・・・

んーむ。まあ艦橋があるせいでその前後は分断される。

後ろは飛行機の格納庫。前は砲。でいい。

ということでこのままのこの方向でいこう。


で全部書き直し。


・零戦で離艦テスト

・張り出しの補修、強化

・蒸留水作成機

・重油タンク跡 水流エンジン スライスラー

・127mm砲冷却

・完全空母化

 対地対艦砲装備

 将来的に電磁カタパルト


まあこれでいいか。


うーん・・・なんか忘れているような。


・・・れれれ?

もうすぐ夜明けだな。


「船はドッグに入れといてくれ」


そして自分は空間転移。からのホバー走行。

農地の家に帰って朝御飯を作る。


「おいしくなーれおいしくなーれおいしくなーれおいしくなーれ」


魔法発動<おいしくなーれ>


「いただきます」


さて・・・今日は何しようか?


雷電の修理。それ風流エンジンの改良。

改良と言うか使い方を変える。

空気を吸って回転に変える。

その回転を空気を吸ってる所からは変える。

出来るか?

まあ試してみるしかない。


ん?


領主の舘前に人が集まっている。

何か事件か?

こいつは絡まないと。


「んちゃ!」

「クルーソーさん。遅いぞ」

「は?」

「出かける日だぞ」


・・・れれれ?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ