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18-49.確認はしないからそうなる

「では上水の工事ちゃちゃっとかたづけますんで」

「ちょっとまて」

「うい?」

「下水は忘れてないよな?」


ゲスイ・・・

げすい・・・


「下水な。ではそっちを先にやるんで」


つうことでまず縦穴掘って・・


「ちょい待て」

「うべ?」

「噴水の位置を聞くのが先だろ」

「そうですか?どこに?」

「それを今から直で説明する。行くぞ」


ああ。だから馬なのね。

ということで付いていくか。ゴーレムたちもそのまま連れて行こう。


「何やってんだ?」

「今から西門と言うかダンジョン入り口の所に行くんでしょ?ゴーレム連れてついていきますよ」

「前も言ったよな」

「うぃ?」

「馬に乗れ」


むう・・・確かに言ってたような。徒歩では移動するな的な何か。

ということで馬・・・工房にケンタウロス型ゴーレムがいた。

これに乗って行けばいいだろう。

ケンタウロスゴーレムによじ登りイケメンエルフの後を追う。


「今思うに・・・」



「馬具は付けないのか?」


バグ。デバッグしろってことか。

バグ・・・馬具か。


「まあ・・・馬を調教とかのステップは無いんで」

「ケンタウロスにハミは要らんのは分かるが・・・」


ハミ・・・轡のことか。


「ゴーレムに轡も手綱も要らんとです」

「移動だけならいいが鞍と鐙が無いと騎乗戦闘は難しいだろ」


・・・は!確かに。

踏ん張りが利かんとまずいということか。


「確かに。踏ん張りは利かんかもですね。つうか太ももの力だけで馬を挟むしかない」

「訓練にはいいんだろうがな」

「となると鞍と鐙はいる・・・外見えで違和感を与えないように轡と手綱もいるか・・・」


あり?この話前もしたような?気のせいか?

取りあえず試作品を・・・その前にアイテムボックス内検索。

あった。

てっことはこの話誰かとしたってことか?

・・・むう?鞍と鐙は何個かある。これは私が作ったってことだな。

轡と手綱は作って無いようだ。

こいつらは錬金術でコピーしよう。

轡と手綱では足らんのか。こいつは轡だけではずり落ちる。

支えるのが面懸ということか。こいつもコピー作成。

つうかこいつも轡の一部と思い込めばコピー作成される。

鞍もそうだな。固定するところは・・・胸懸。こいつも鞍の一部と思えばいい。

むう・・・そういえば馬ゴーレムに追加装甲付けるっていうプロジェクトもあった。

打撃武器で折られないようにする方向で。

脛当てみたいのを黒魔鉄で作る。クッションに木で作ったセルロース綿を入れる。

むう・・・

なんか多量に取りこぼしがあるでやんす。

黒板に書いてあったっけ?

見てみるか。


 元リビングアーマーゴーレム ベルト+大盾+大剣+短槍+ランス+長槍+ハルバード 4体

 黒魔鉄ゴーレム ベルト+大盾+大剣+短槍+ランス+長槍+ハルバード 32体 

 銃装備用ゴーレム6体 盾装備&銃装備補佐用ゴーレム12体

 拠点防御用黒魔鉄ゴーレム ベルト+長剣(鞘)+槍+盾 100騎

 拠点防御用ストーンゴーレム 槍+大盾 16800騎

 石専用のクロスボウ装備ストーンゴーレム 1024体

 オール魔鉄長槍 17978/17978

 菱型騎乗用盾 3758/17878

 スコップ3000/17978 シャベル1000/1000 ツルハシ1000/1000

新規作成銃

 壱号ライフル改54丁 壱号ライフル6丁

 壱号ライフル(25mm) 54/(4+32+6+12)


これでいいか・・・じゃねえな。こいつはどちらかというと総数管理。開発中だとここはまずい。


・ やるべきこと表

①ファンからプロペラの実験(零戦の複製)

②風流の魔道具でのファン最適化(Ⅰ号重機)

③トラクター 農業用 ついでに砲運搬

 魔法のポシェット ウサギ 牛

 畑に植えなおした癒し草でポーション作成

 スタミナ、MPポーションの作成


・ やるべきこと裏

①・25mm単装機銃

 25mm単装機銃の台座を作成 (74基/1024基) 連装、三連装 機銃だけを解凍

 上完了後 25mm機銃の移動式台座を試作

②・壱号ライフル(25mm)

 壱号ライフル(25mm)(14/4+32+6+12)

③・40mm機関砲

 40mm機関砲の移動式台座を複製(4/4)

 地下道 射撃場も兼ねる 戦車の移動も追加

 地下から砲座を移動するトンネル作成


・秘密基地

・岩の崖にトンネル掘ってドック

 ドックの上に円状の空港

 地下道で繋ぐ 地下に格納庫

・魔道具の加熱で蒸気タービン

・対空、対地、対艦、対潜

 多目的弾を複数撃つ迫撃砲

 多目的弾を複数 ロケット


追加するのはやるべきこと表だな。

つうか今の①②はある意味被ってる。今の風流の魔道具で最大出力を出せるエンジンの条件出しを行ってる最中。

②が済めば①も済む。エンジンを流用で③も出来る。

この表に馬具と馬鎧も入れよう。

そしてさっき貰ったというのかコピーした指輪の実験もやな。

つうことで書き直すとしよう。


・ やるべきこと表

①風流の魔道具でのファンエンジン最適化(Ⅰ号重機)

 ファンエンジンからプロペラの実験(零戦の複製)

 トラクター 農業用 ついでに砲運搬

②守護の祈り 調査

 魔法のポシェット ウサギ 牛

 畑に植えなおした癒し草でポーション作成

 スタミナ、MPポーションの作成


「さっきから何してるんだ?」

「へ?」

「空中で手を振ってるだろう?」


・・・・む?もしや?

アイテムボックス内の黒板の文字を消してまた書く。

おおおお・・・アイテムボックス内に書いてるが手はそこにある黒板に書くように動くんだ。

油断してたと言うかそうなるのか。

これは手で書いてるからそうなるのか?マジックハンドならどうなるんだろう?


「ちょっとメモ取ってまして」

「メモ・・・ああ。もしかしてアイテムボックス中の物に書き込むのか」

「そういうこと。手が動くのは知らんかったです」


旧西門を抜けある程度行ったところで停止した。


「ここから門に繋げて東西に道を作る。北にも作る予定だ」

「合流地点に噴水・・・ロータリーってことですね」

「ロータリー?」

「馬車を左回りにすれば渋滞しないみたいな」

「それは元々やってる」

「さいですか」


・・・


「んじゃここに作りますね。ちゃっちゃとやります」

「一応どう作るのかだけ教えてくれ」

「ええと・・・揚水塔から城壁の下にトンネルを通します。つまり地下10m。西門から直角に曲げてここまで真っ直ぐ。でここで垂直に立ち上げ。でいんんじゃないですかね」

「トンネルは何mにするつもんりだ?それにそれだと下水とぶつかるだろ」


ん・・・鉱石探査の技能を使って地下の石を探す。


「ほんまや・・・であれば城壁の下からここに斜めにトンネル作るしかないですね。トンネルは・・・直径1mで厚さが50cmの2mってとこですかね」

「そこから辺は君に任せるしかないが・・・後々追加した時に管の太さは足りるのか?」

「太さ的には足りるかと。そもそも内径が1mなのはメンテを考えてなんで。厚さは50cmで十分と思います。ただ揚水塔はの能力越えては供給は出来んですが」

「その時は揚水塔を増やせばいいだろう」

「そういえばそうですね」


つうことで縦穴を作ろう。圧縮最大で直径2mで深さは5mでトンネル魔法。


「ちょっと待て」

「へぃ?」

「先に噴水部分をどうするか決めてくれ」


うむ・・・そこまでこっちが決めるんか。


「ええと・・・外から水汲めるような形状でいいんですよね」

「そうだな」

「であれば・・・一番外は高さ50cmでいいですかね。高さが足らなければ後で追加ってことで」

「低くしろと言われたら?」

「削るか・・・周りの地面をかさ上げするか」

「ああ・・一応考えてるな。かさ上げだな」

「でここの直径は・・・10mで。これも後で調整しますんで」

「デカくないか?」

「小さいと水汲むときに混むかと。それに一気に水位が下がるのも防止」

「そこらも様子見ってことだな」

「そうすっね。最初は円形・・・でなく8角形で作りましょう。同時に汲める人数増やしたければ大きくするか四角にする。水量が足りてるのであれば外周をそのままで楕円にして水量を減らしてもいいですね」

「真ん中から水を出すということだな」

「そうですけど・・・すこし工夫します。真ん中10cmほど高くしてそこに噴水口・・・おお。ついでなんで1m置きに段々にしますか。4段追加で全部で5段」

「何か効果あるのか?」

「見た目がいいじゃん」

「・・・」

「それと汚染防止ですね」

「前も言っていたな」

「何かあっても内側はOKってことですね」

「水が流れ出るからな。排水はどうする?」

「排水?」

「誰も水を汲まなければ溢れるだろ」


せやな。考えてなかった。


「雨とかとで一緒で排水なんで・・・掘に捨てればいいかと」

「掘なのか?下水でなくて?」

「汚れてない水を下水に入れる必要は無いかと。雨と同じで。何でもかんでも入れると下水の処理能力越えますし」

「噴水は堀に入れるでもいいが・・・雨は下水に入れるしかないぞ」

「ん?なんで?」

「私は何に乗ってる?」


・・・


「は!もしかして馬糞ってそこらにボトン?」

「そうなる」

「だとすっと迷宮都市馬糞で埋もれるやん!」

「そうならんようにはしてる」

「どうやって?」

「馬を運用する者は馬糞の処理をしなくてはならん」

「まあそうですけど・・・守らんやつもいるのでは」

「自分で処理するか業者に金払うかだ。商業ギルドでは強制徴収してるようだな」

「なるほど・・・馬糞は肥料として回収?」

「肥料か・・・そう言う手もあるんだろうがうちは側溝に流し込む」

「なるほど・・・なので雨水は側溝に行くので下水と・・・まあここは上水何で下水には繋ぎたくないですね」

「なぜだ?」

「下水あるとこに上水繋ぐと・・・何かが有った時汚染されますやん」

「そこも汚染か・・・つながらないのでは?」

「浸水した時とか・・・排水が詰まって止まったりして逆流したらとか・・・思うだけで最悪ジャン」

「浸水はともかく逆流は有るか・・・・」

「ある程度の高さになったら排水するように噴水の中に排液ライン入れるつもりやから逆流はするんですよね」

「噴水の外に排水するようにしたらどうだ?どうせ側溝は作ることになる」

「側溝に流し込む感じやと側溝に逆流しても噴水自体はOK。だけど噴水に直で側溝は止めて欲しいですね」

「汚染が怖いか」

「そう言うのは出来るだけ遠ざけたいですね」

「ではこういうのはどうだ?噴水周りの道を噴水側を少し高くする。外側に側溝を作る」

「うむむ・・・掃除と言うかゴミは外側に掃き出すと」

「んじゃあ噴水周りの道路と側溝はこっちで作りますね。道幅は10m位でいいですか?」

「いくらなんでも広すぎないか?」

まじか?普通道路の交差点ってそんくらいじゃね?

「馬車も通して・・・歩道も要りますよね。後で広げること考ええば広くていいと思いますが」

「うーん・・・・」

「じゃあこうしましょう。北東、南東、南西、北西の方向に10m地点に縦穴掘ります。いったんそこには石の蓋をする。噴水からの排水はそこに落とす様に排水パイプを噴水から通します。縦穴はガス逆流トラップを入れて下水に繋ぎます」

「まあ・・・そうだな。それであれば後で修正は利く」


ということで作業を始めよう。

まず中心に直径2mで深さ5mをトンネル魔法で押しのける。

これが基準点。

ここを中心にして直径10mの円を地面にマーキングする。

地図情報を使って土壁魔法を使えば一瞬です。

1m置きに段々にするんやった。その分も土壁でマーキングしておく。

でもって20m地点の4つ角にも縦穴を開ける。

こっちは・・・内側の排水路は直径1mでいいか。厚さは10cmもあればいい。

直径1m20cmで深さは・・・

ここには都市の側溝が繋がる。

側溝ってどんぐらいだっけ?

1m*1m?それは私が落ちた用水路か。

50cm*50cm?30cm*30cm位?

まあここに左右から流し込むんである程度深くていい。

2m位掘っておけ。


「排水の所は上まで石壁にしなくていいぞ」

「なぜに?」

「側溝を繋ぐのは分かってるな。それはこっちが業者に投げる」

「崩したりが面倒ということですね。では・・・上1m位は空けて・・・はまずいか。薄い円筒を切り離して埋めておきます。蓋は普通に石の蓋をしておきます。側溝繋げる時は円筒を外してもらえば」

「まあそれでいいだろう。後は頼んだぞ」


よし!監視者は去った。まくって行くぞ。


ここの排液路は上1mは空けておけと。

となると穴は1mから2mで作っておくか。

ここで石壁・・・じゃない。

トラップも作らないといかん。つうかその前に地下の下水に繋げないといかんかった。

トラップは俗にいうS字でいいので・・・


あれ?

S字トラップってガスが逆流しない様にってことだよな。

直径1mってことはトラップで戻る分もここを深くしないといかんかった。

1m戻すとすれば・・・・管の内径が1mなので全部で3mいるじゃん。

・・・てか管をS字にしてもガスはそのまま行くような・・・

あれ?なんか間違ったか?

過去の分拙いじゃん。


申し訳ない。

ツールがぶっ飛んで死んだ。ので話が短いです。

こまめなセーブは必要です。

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