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14-18.今そこにある危機

ふお?

あれ・・・

ここは知ってる天井ってことは農地の家。

ってことは今のは夢?

それにしては超リアルだった。


むう・・・

どっちだ?

ただの夢?それともソフィアなる女神もしくは亜神にどこぞやの空間に引きずり込まれた?

最高管理人だとこっちが起きてる時に引っ張り込むし、武蔵はあっちから来るから比較できない。

・・・


本当に夢だったと仮定する。

魔力の存在について意思のない精霊とか言っていた。

これは私が無意識にそう思っていたもしくは過去そう言う設定のゲームをやったか話を読んだ。

これについてはどうしようもない。そうであろうがなかろうが証明しようがない。

後はアイテムボックスとディメンションルームの説明。これも同じだな。

ただこれに関しては調査することは出来るが・・・なんか聞いてた話と違う気はする。

アイテムボックスとディメンションルームの話をしたのは・・・スケサンだったか?

後はイケメンエルフ?

その時はアイテムボックスの上位魔法がディメンションルームという感じだった気がする。

アイテムボックスを唱えてリュックサックより大きい容量ならこの理論は違うことになるので・・・


は?

そう言えば私のアイテムボックスってとてつもなく巨大だよな?

この話が夢なら辻褄が合わん気がする。

アイテムボックスが小さいということを思うはずはない・・・む?

ゲームがそう言う設定だったか・・・


アイテムボックスの魔法持ってるやつ多量にいるやろとなんとなく思っていたんだよな・・・

となるといっぺん魔法の鞄作っておくか?

それでアイテムボックスの容量が分かるはず。リュック以上の容量になればさっきの話は夢。


じゃねえな・・・

私が持っている魔法の鞄でかなりの容量を持つ者が結構ある。

といってこれもゲーム内のアイテムを再現したってことでこの世界の魔法の鞄の常識を無視しているかもしれない。


むむむ・・・

お?

ソフィアって言っていたな。

ありふれた名前ではあるが本当に竜人族がソフィアと呼んでいるのであれば夢ではない。

ってことで竜人族に聞くか・・・実はスーパー機密で知ってると消されるとかかもしれん。

無いとは言えんが0ではない。

0でない。これ重要な。


イケメンエルフにでも聞くか?逆にダメだな。

なんでそんなことを調べてると言わる可能性があるのか。

なんかやつには情報を与えるのは危険な気がする。


・・・うい?

魔道具マニアがいた。それも自分の使い魔やった。

・・・


出てこないな。そう言えば農地の家では出てきたことは無い気がする。

ということで領地の家に移動しよう。この部屋の床下に隠し通路があるのだよ。

作っておいてよかった隠し通路。

床板を剥がして床下に潜り床板を戻す。後はそのまま地下を爆走。到着。


何処だ・・・スケルトン・・・出てこいよ・・・

・・・

くくく・・・いい度胸だ。かくれんぼか?


「どうされましたかな?」


ひいいいいいい・・・・

俺の後ろに立つなと(ry

腰が抜けた・・・


「どうされました?」

「聞きたいことがあるんだが」

「はい」

「魔法の鞄てさ・・・普通容量ってどの位?」

「さて・・・・元の入れ物によると思いますが?」

「元ってどういうこと?」

「魔法を掛ける鞄によって容量は変わります」

「ほう・・・と言うことは・・・アイテムボックスのエンチャントは鞄の容量を割合で増やすってことか。であればデカい鞄を作ってベースにした方がいいな」

「そうではありません」

「え?」

「魔法で追加される容量は大体同じです」

「えええ・・・それだと辻褄が合わんぞ?」

「鞄の容量に魔法の容量を足すだけですじゃ」

「おう・・・そういうことね。であれば・・・小さい鞄の方がよくね」

「小さいと魔法で追加した容量も少ないことが有りますな」

「むう・・・意味ねえ。いや・・・使用目的で作り分けてるのか・・・それとも値段の問題か・・・」

「術者の問題かと思いますじゃ」

「ぽえ?」

「術者にとって通常の強度での魔法を掛けるのが魔力的に一番得ですからな」

「おおお・・・効果を倍にすれば魔力は4倍になるからね。うぃ?効果を下げれば魔力は劇的に下がるから数作るんであれば小さいのを多量に作るのがい言ってことね」

「何をおっしゃいますやら・・・魔法の強化は魔力2倍で1割程度ですぞ」

「はふ?・・・ってことは容量1割増しで2倍・・・容量倍だと魔力20倍・・・やってられん」

「いえ。1割増しで2倍。2割増しで4倍。3割増しで8倍。4割で16倍・・・ですじゃ」

「ぱづん?・おおお・・・」


あれ・・・そういうルールだったっけ?

そもそも普通に魔法を使うと魔力の消費が総魔力に比べて小さいから分からん。

多量に魔力を使う魔法はそもそも強化しないからな。


「と言うことは・・・魔法の鞄は鞄の容積にアイテムボックスの魔法の容量を足す。でその魔法で追加される容量はいかほど?」

「私が知っているのは小麦の大袋くらいですな」

「大袋・・・脱穀しない小麦だと50kgくらいか・・・」


コンバイン用の袋が籾で30kgなのであれよりでかい。

(アイテムボックスの魔法の容量は小さい鞄程度。上達してもリュックサックくらいです)と言ってたから話が違う気がする。


「前にディメンションルールが上位魔法と言っていたよね?そっちをエンチャントした魔道具は?」

「そちらは見たことは有りませんな。本では見たことあるのですが」


むう・・・これに関しては実際にエンチャントして鞄を作るしかない。

もし小麦の大袋より容量がデカくなるようだったらそれはよそに出さないようにしないといかん。

今持っている魔法の鞄も容量を確認したほうがいいな・・・

逆か。世間に異常だと思われないためにはリュックサックより容量が小さい物以外は他人に見せてはいかん。

・・・そいえばやることリストが有るのやった。


 やるべきこと

 水車での揚水機構試作 ちんたらやる

 畑に植えなおした癒し草でポーション作成

 スタミナ、MPポーションの作成

 魔法のポシェット ウサギ 牛

 ケンタウロス型ゴーレムの試作

 小型の魔道具の作成 風流 浮遊

 風流を使った空用エンジン開発

 エアードラゴンの試し打ち


このリストはいかんな。結局書いただけで放置されている。


どうするー

やるべきことでまとめているが優先度の概念がない。今やらなければならないこと。将来的にやらなければならないこと。やったほうが良いこと。ここら辺の区別を付けないと。

と言うことでリストを作り直そう。


「それで・・・何しに来られたのですか?」

「うい?・・・スケサンに魔法の鞄のことを聞きたかっただけだ」

「そうですか。で・・・」

「で?」

「25mm機銃はどうなりました?」

「は!」


ちくしょう・・・変な夢見てすっかり忘れていた。

と言って忘れていたとは言えん。どうにか誤魔化さないと。


「実は凍結されいる武器についてルールを決めようと思ってな」

「ほう・・・いかような?」

「まあいまさらなんだが・・・」


どうするか・・・お!


「物には作成者が見えるよな?」

「そうですな」

「それが見えないとダンジョン産になる。と言うことは私が過去解凍した銃と・・・Ⅰ号戦車はそうなる。私が作った壱号突撃銃と壱号突撃銃改。それとⅠ号重機は解凍したものを見本にしてはいるが私が作成者になる」

・・・

「基本的ルールとして解凍したものはオリジナルとして保存。私がコピー作成したものを出す様にしたい」

「まあそれでよろしいでしょうな」


よし・・・25mm機銃問題解決。


「25mm機銃は拠点防衛用でゴーレムが使いますから問題ないとのことです」


は?お前なんて言った?


「問題ない・・・とのことです?」

「ぴーちゃん様が・・・」


は!・・・この頭に乗っている重さ・・・まさか?


「ということで1014基早めにとのことです」

「は?1014?」

「今16。銃専用ゴーレムで6。なので後1014」

「512でいいって言うたし?」


は・・・殺意を感じる。眉間が危ない。


「おおおお・・・」


いかんこのままではヤバイ。


「いきなり1000は無理なんだよね」

「どうしてですじゃ?」


そりゃめんどくさいからに決まってるが・・・


「銃自体は1000はある・・・と思う。でも単装機銃は50くらしかないんだ」

「ほう・・・」

「なので50は解凍するだけだがそっから先は台座がない」

「ああ・・・なるほど。そこからは台座は自作になるということですな」

「そうそう・・・鉄鉱石を取りに行くとこからになるんだよ」

「では・・・まず先行で50。その後鉄を入手してから残りを。ということですね」


ぐぽ?

むむむ・・・いきなりピンチ。というか数が増えてる。


「それでよろしいですねクルーソー様?」

「あ・・・はい・・・」


く・・・なんか仕事が増えた。


コツコツやればいいのだ。前進すればいつかは終わるんだ。

ということで25mm単装機銃を解凍しよう。

は!そのために風流の魔道具を動力にした工具を作るんやった。

ということで先に工具を作るか・・・

それやると眉間えぐられそうだな。

まずは5台・・・いや10台解凍しよう。

一日に10台・・・もしくは朝晩2回で20台解凍。これで凌ごう。


北上改に付いている単装機銃の土台を固定しているボルトを解凍する。

この間作ったラチェット付きの工具で回す。ある程度回したら魔法の手で押さえて逆転しないようにしてラチェットを回す。一台につきボルト8個。

ラチェットも魔法の手で回せるような・・・出来た。

ボルトに魔力を流しこむのも魔法の手で・・・出来た。

であえば解凍に魔法の手を使って他の作業を行おう。

さっきのリストを書き直そう。


今やらなければならないことをやるべきことにする。ここは順番付きで。


 やるべきこと

①25mm単装機銃解凍

②単装機銃解凍の台座を作成 


違うな・・・表と裏がいる、それと台座を作るのは鉄がいるので・・・


 やるべきこと表

①風流の魔道具でのファンからプロペラの実験(航空機の改良)(Ⅰ号重機の動力も)

 やるべきこと裏

①25mm単装機銃解凍

②鉄鉱石の入手 鉄の作成

③単装機銃解凍の台座を作成 


将来的にやらなければならないことは・・・やるべきことで順位を下げればいいか。

イケメンエルフに頼まれているのはやるべきことの表にいれよう。

やったほうが良いことは番外と言うかその下で。


・ やるべきこと表

①風流の魔道具でのファンからプロペラの実験(航空機の改良)(Ⅰ号重機の動力も)

 魔法のポシェット ウサギ 牛

 畑に植えなおした癒し草でポーション作成

 スタミナ、MPポーションの作成

 水車での揚水機構試作 ちんたらやる

・ やるべきこと裏

①25mm単装機銃解凍

②鉄鉱石の入手 鉄の作成

③単装機銃解凍の台座を作成 

・ 番外

 ケンタウロス型ゴーレムの試作

 エアードラゴンの試し打ち


よし・・・ボルトを解凍して外し終わった。後は台座に魔力を流し込んで・・・・うむむ。

なんか流し込める魔力が少ない。であれば台座と銃に魔力を流しこむのは素手でやろう。

まず1個完了。

この土台を押さえるために石で固める。石を回収しに行くか・・・


領地の家から外に出ると・・・む?

なんか見知らぬ山がある?それも多量に?

これは街道を作る時に街道沿いにつんでおいた黒土と腐葉土だな。

指示しなくても運んでくれたと。ゴーレム賢いな。

むう・・・石のストックが少ない。河原に回収に行こう。

河原に到着後石をアイテムボックスに入れて回収していく。

うーん・・・そう言えばアイテムボックスは容量が少ないんだった。

謎のソフィアさんの話ではリュックサック位、すけさんの話では小麦の大袋位。

それはエンチャントした魔法の鞄の容量のことだった。

元のアイテムボックはそれよりかはデカいのかな。


それにしても大きさがこれほどではない・・・う?

一番最初にこれはギルドの倉庫やクランの倉庫、自宅の倉庫に入れていたアイテム分の容量が間違って実現されているのでは考察したような気がする。

なんとなく忘れていた。

つまりそもそも違った。

ゲーム内のアイテムを保存するシステムが全部ドサクサで実装されているんやったと。

今思うにイケメンエルフもそう言う意味で使うなと言っていたのか?

つまり・・・

私のアイテムボックスはこのいろいろ入ってるこの空間全てではなくほんの一部・・・

とも限らんのか。

やはりいっぺん魔法の鞄を作らないといかんようだな。

その鞄で作られた容量が私の実際のアイテムボックスの容量・・・とも限らん。

魔法の鞄にした時に容量は小さくなるだろうがその時に数千や数万分の1になる可能性もある・・・それは無いか。それだと魔法の鞄が存在できないだろう。

とも言い切れないのか・・・私が魔法の鞄を作った時にアイテムボックスをエンチャントできる割合は数万分の1であることはあり得る。私のスキルのレベルしだいだな。


確認できないことで悩んでもしかたがない。とりあえずアイテムボックスでいいのだ。

アイテムボックスに追加エリアがくっついてると思えばいい。ここは真面目に石を回収しよう。

河原に転がる石を手で掴みアイテムボックスに入れこむ。

むう・・・ここは足で触ったというのか踏んだ石も回収できるのでは?出来た!

だが足の下の石を回収するとずっこけるのでお勧めできない。

今閃いた。魔法の手で渡っても回収できるよな。

魔法の手は25mm単装機銃の解凍で使っているのでそれは無理・・・と言うこともない。

魔法の手ことマジックハンドは11本あるんで・・・あれ?12本ある。

そのうち数本回せばいい・・・出来ん。

25mm単装機銃の解凍に使っている魔法の手をいったん回収。

その上で魔法の手を出す。で石を回収。出来た。

だがこれだと解凍がうまくいかん。

ってことで魔法の手は解凍作業に戻して地道に手で石を回収して回る。

は!

マジックフットこと魔法の足が有るじゃない。

「マジックフット」

マジックハンドが解凍中でもマジックフットは使えるようだ。

石を魔法の足で踏んづけてアイテムボックスに回収。

またこけた。

体重は自分の足で支えて魔法の足は石に触れる位で・・・出来た。

だがやはり石を回収した瞬間体がふらつく。ここら辺は魔法の手とは違う所か?

だがこれでいい。石の回収速度が段違いだ。

あっという間にアイテムボックスが満杯になった。いったん領地に戻ろう。


おや・・・領地に石の山を見つけた。

前に防御塔を作る時に集めた石の余りか・・・周りの黒土や腐葉土で分からんかった。

集めた石を全部出して山に追加する。

それはいかん。25mm単装機銃の台座の重石分はとって置かないと。


は!朝日だ。帰って朝食を作らないと。

ダッシュして農地の家に戻る。

む?家の北側に木材と石が積んである。

なんだろうか?玄関はもう作ったし・・・

温室を作るって計画していたからその分の材料かな?

その隣に鶏小屋を作って卵を回収する計画もあった。

いそがしすぎる・・・やってられへん。

だが一日一歩でも進めば終わるんや。

ということで先ほどの表を改定しよう。最優先は生活環境改善だなやっぱり。


・ やらねばならんこと

①温室、鶏小屋作成(卵)

・ やるべきこと表

①風流の魔道具でのファンからプロペラの実験(航空機の改良)(Ⅰ号重機の動力も)

 魔法のポシェット ウサギ 牛

 畑に植えなおした癒し草でポーション作成

 スタミナ、MPポーションの作成

 水車での揚水機構試作 ちんたらやる

・ やるべきこと裏

①25mm単装機銃解凍

②鉄鉱石の入手 鉄の作成

③単装機銃解凍の台座を作成 

・ 番外

 ケンタウロス型ゴーレムの試作

 エアードラゴンの試し打ち


朝食を作る。

おいしくなーれおいしくなーれおいしくなーれおいしくなーれ

魔法発動<おいしくなーれ>

いただきます。


今日の予定を立てよう。

銃の解凍を行いながら温室の組み立て。これは加工だけ行って実作業はゴーレムで。

それだと風流の魔道具でのファンからプロペラの実験が止まってしまう。

昼過ぎまで温室の建築。午後からはプロペラの実験にしよう。


む?その前にプロペラを作らないといかん。

実験自体はイケメンエルフの手前昼間に昨日作った実験場で作らざるを得ない。

騒音問題もあるからな。

プロペラを錬金術で作るのはいつでもいいというか先にそっちをやらないと実験に着手出来ない。

その前に模範にするプロペラも選ばないといかん。

プロペラ・・・効率とかは時代が進んでいるやつがいいはずだよな。

だとすっと・・・P3-C対潜哨戒機。この後継機はP-1。プロペラじゃない。

C-130輸送機。後継機はC-2?

これはC-1の後継?使用目的が違うともいえるがC-2もペラじゃない。

E-2早期警戒機。こいつは本来は空母艦載機。E-767ってものあるがこいつはペラじゃない。

あれ・・・こいつら全部四枚翅で・・・全部プロペラの形一緒じゃね?

そんなはずは無いよな・・・直径は・・・4.1m。4.1m。4.1m。

あれ・・・

ちと調べるか。

T56ターボプロップ、T56ターボプロップ、T56ターボプロップ。

少し違いがあるようだが同じ型のエンジンだな。だがらペラも同じなのか?

エンジンやペラが一緒なのは合理的だな。補給や整備が共通化できる。

おや・・・同じ機体なのにプロペラが違うのが有るな。

E-2Dが後退角を付けた細長い8枚翅。C-130Jが6枚翅。

こいつらの方がたぶん効率はいいのだろうが・・・どっちだ?


む・・・こいつらすべて戦闘機じゃない。となると時代は古くなっても戦闘機の方がいいのか?

私が欲しいのは高速で効率のいいプロペラ。戦闘機のほうが速度は速いはず。

であれば・・・

悩むな。考えるな。もうういいんだ。零戦でいい。日本人なら零戦だ。

直径2.9mの3枚翅。

こいつだけを解凍するか?おっとそれは駄目だ。25mm単装機銃の解凍中だ。

であれば寸法を測り取ってしまえばいい。どうせ形状だけでいい。

どうやって図るかなんだが・・・


技能発動<計測>


そう言えばそう言う技能があるのやった。

この技能を使ってまずは木材を削り込んで1本コピーを作ろう。

それで型を作ってアルミで複製を作る。

この作業をしながら温室を作るとしよう。

高さ5mで40m*40mでガラス窓は2400枚。

ちがうな・・・窓枠とその枠を固定するフレームもいるから大きさはそれ以上になる。

それに鶏小屋も・・・


「よう・・・クルーソー」

「は!」


なんだと・・・ここまで計画練ったというのに邪魔をするやつがいるだと。


「領主様が呼んでるぜ」


おのれイケメンエルフ。下らない用だったら埋めてやる。

こういうことは速攻でかたずけるのだ。


領主の舘にまっすぐ移動。

兵士さんに連れられて会議室へ直行。

そこにはイケメンエルフと薬師の婆さんと爺がいた。

誰だこの爺?どこかで合った気はする。

おっとジークさんもやってきた。婆さんとジークさんいつもこの館にいるきがするな。

なんでだろうな?こいつら薬師と鍛冶のギルド長だよな?


「みなさん何のためにお集まりで」

「ん?全員別件だ。モナハンは違うがな」

「ほーん・・・」

「クルーソーさん。君の件から片づけようか」

「それは好都合ですね」

「・・・」

「昨日の夜飲み屋街で騒ぎがあった」

「ほー」

「漁村の住民と冒険者による乱闘騒ぎだ」

「ふーん」

「巡回中の兵士にも殴りかかる始末でな」


で?


「どうした?他人の様な顔で聞いてるな」

「そうですね」

「漁村は君に預けた。つまり君の領民だ」


ほほーそういう扱いになるのか。別に私を呼ばなくても全員ブタ箱にぶち込めないい。

ん・・・中世に例える。ってよく分からんので江戸時代にしよう。

・・・・ば!

つーまーりー

どこぞやのくそ田舎の外様大名のとこの領民が江戸に上って来て将軍の領民に手出したあげく見回りの武士にまで喧嘩売ったと。


超高速スライディング土下座!


これでどうにかなるか?


「どうしたんだ?クルーソーさん」


どうにもならん模様。

江戸時代なら・・・大名は改易・・・じゃねえな。お取り潰しで殿は切腹。

これはいかん。


「申し訳ありませんでした。わたしの監督不行き届き。かくなる上は・・・」


あかん。これだと腹切らないといかんな。


「関係者は皆私自ら首を撥ねましょう」


あれ・・・反応がない。であれば


「村長の首も付けますので・・・」


あれ・・・

いかん。これは出奔するしかないのか?


零式艦上戦闘機二一型 最高速度 533km/h

零式艦上戦闘機五二型 最高速度 565km/h

零式艦上戦闘機五四型 最高速度 572km/h


C-130  最高速度 592 km/h

P-3C   最高速度 607 km/h

E-2  最高速度 625 km/h


なので主人公の考えは逆です。そもそも馬力が桁違いなので。

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