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10-19.寝を忘れても死にはしない

12.7x99mm NATO弾・・・M2重機関銃は空薬莢しかない。

対物ライフルの標準タイプと対空タイプも空薬莢のみ。

そういえは薬莢に詰める火薬を錬金術で補充しきれなかったので新規追加ということで25mm単装機銃を解凍したのだった。

25mm機銃であれば船の甲板に置かれている弾薬包筐を追加でを解凍すれば弾丸とマガジンが手に入るからな。

となると12.7mmでなくて25mmでボルトアクションの銃を作るべきとなる。

単純にデカくすればいいので・・・無理か。

25mmだと人が撃つのが無理なレベルになる。

ゴーレムでないと打てなくなるので好都合なんて思ったがそれは逆だな。


売ってた!奪った!

と言えなくなる。


そもそも人が撃てないのであれば売ってない。

というか誰が売ってた?となるんだよな。

使えない物は使わないのでそもそも奪えない。

そいつらは車両に付けて使ってました!だといけるか?

馬車にとりつけて撃ってました・・・むむむ。ぎりぎりいけるのか。

遺跡で見つけた!であれば通用するのか・・・それなら仕様はどうでもいい。

では25mmでいくとするかな。


アイテムボックスから25mm単装機銃と25mmの弾を取り出す。

台座から銃をはずして見ると重さは・・・115kgくらい。

銃身長は1.5mくらいで銃身は取り外せて45kgくらい。

弾薬全部の重量は大体700g、弾頭の重量はほぼ250g。

弾薬全部の高さは大体22cmで薬莢部分は一番太い部分で大体幅39mm。

弾頭を無理やり外すと弾頭の高さは10cmで薬莢のみの高さは14cm・・・

お!

なんか表示が出てきた。


96式25mm機銃

初速900m/s

発射速度260発/分

有効射程4500m

最大射程8000m


96式なんだ。次からは96式さんと呼ぼう。

というかこのデータはどこから来た?

もしかしたら分析が進んでデータ蓄積したとか?


むむむ・・・まあいい。


こいつでボルトアクションにすると機能は最少になるので軽量化が可能・・・

逆だな。機能的にはかなり簡略できるが材料的な信頼度とかを考えると銃身部分の厚みは増やすしかない。

もしかするとオリジナルと同じ厚みでいけるのかもしれないがそれでも100kg近くの重さになるだろう。

それにもし作った銃の銃身がバーンとか逝ったら・・・ゴーレムたちから可愛がられてしまう。

だがこの大きさの弾でボルトアクションはちと無理だな。

といって弾が無いことにはどうにもならん。


んん・・・


そもそもこの銃たちはどこから来ている?

艦船は分かる。航空機も戦車も分かる。

ゲームの能力ってことでプラモやキャストを戦術級ゲームの駒つまり武器としてと見なしているのだろう。

そうなるとこれらの個人用銃器はどこから来たんだろうか?

ゲームの駒ってことでゲームに出てくるユニットは全部あるんだろうと思っていたがそれはない。

どう見ても仮想戦記が元となっている艦船がわらわらといるからな。

つまりプラモかフィギュアか何かで有ったということ。

そういえばこいつらはフィギュア用のの個人携帯武器だったような。

そもそもは1/12のフィギュア用のオプションパーツとしての武器。

実はオプションだけ買ってオリジナルのフィギュアは持っていない。

オプションだけをアニメのキャラに装備させていた。

1/12のフィギュア用のオプションパーツの武器を買った理由はロボットアニメのロボットに使おうと思ったからだ。

18から20mのロボットのプラモが1/100や1/144のスケールであった。

18mを180cmと読み替えれば、もしくは逆ってことで1/12のフィギュア用のオプションパーツとしての武器を使えないかとおもって最初は購入したのだ。

艦船だけでなくアニメのロボットも魔改造していた。

ただ・・・そうなると1/100は1/10になり1/144は1/14になるので微妙に違和感がある。

なので一部しか使わず残った武器はアニメのキャラクターに装備させていた。

それが巡り巡って武器として凍結されているということだな。


となると・・・M2重機関銃はまだあるはずだな。

前回解凍した物は通常タイプだったが何セットかあったような。対空タイプというのもあるはず。


検索・・・


お!あった。


対空用照準器つきのM2重機関銃がある。これは武器庫のジオラマか?

いろんな銃器と重火器がケースに並べて入れてある。

おっと。ボディーアーマーにヘルメットを装備したアニメのキャラもいる。

こいつはロボットパイロットの女の子3人。

どうやらこいつは1セットになっているようだ。なので今まで気が付かなかったってことだろうか。

こいつを解凍すればいい。とりあえず弾が110発は手に入るはず。


おぐぐぐ・・・


久しぶりに気絶した。どうやら1セット全て解凍されたようだ。

多量のアサルトライフルや機関銃や重火器が専用ケースとラックともにある。

むむむ・・・アニメのキャラの女の子3人も解凍されてるじゃん・・・やべえ・・・こいつはやばい。

どうやら動くことは無いようだ。タダの人形と言うかマネキンのようなものだ。

なんとなく私の竜革の鎧の造形に似ている。というかそういう風に作ったな竜革の鎧。

ゲームでは新規の武器防具はデザインの設計を行わければならなかった。

考え付かなかったので特殊部隊のボディアーマー風の鎧で作ったんだった。


もしゲームのキャラとして出てきたら最悪だった。

はっきり言って人としては最悪レベルの性格だからな。

テンプレと言うかメリハリ効きすぎてると言うか・・・


なんか寒気がした。


・・・M2重機関銃と弾以外の銃器とマネキンはアイテムボックスに収納しておこう。

M2重機関銃は銃本体は前回と同じものだ。

今回は対空用の・・・M63マウントが付いている。

今回マウントは要らないのでこいつもアイテムボックスに格納。

銃自体は1.6mで38kgで銃身は1.1m。

本来はこれを出せばいいのだろうがそう言う訳にもいかず・・・

銃身は1.1mで思い切っての直径は10cmにしよう。

これで肉厚は43.65mm。

さすがに射撃で壊れることはない・・・と思いたい。

ボルトアクションの機関部はいったん木でモクアップを作成しよう。

直径10cmの木材を作りまず12.7mmの穴を開ける。

薬莢が隙間なく入るように薬莢に合わせて穴を広げていく。

薬莢を押し込んで固定する棒を作る。

これでは押し込むだけなので六か所に突起を作る。銃本体には突起の形で窪みを作って押し込む部品が滑るように弾丸を押し込めるようにする。

押し込んだところで回転させてロックできるように溝を加工。これで押し込んでロック・・・


押して回す取っ手の部品が必要であると。


押し込む部品にレバーを差し込むようにして銃本体のレバーが動く範囲を切り取っておく。

これで押し込んだ後廻せばロックされる。ロックを外して引けば・・・


薬莢がはまったままやないか。


薬莢を引っぱりだす機構が必要であるな。

押し込む部品を少し削り薬莢のお尻がはまりこむようにする。

薬莢をひっかける部品を作り押し込む部品側をその形に削る。

ひっかける部品は長めにして手前に板バネをを入れる。

ひっかける部品と押し込む部品に穴を開けてそこに棒を差し込み固定する。

これで薬莢を装填して押し込めばリムに部品が引っ掛かる。

射撃後押し込む部品を引っぱれば薬莢は引きずり出される。

押し込む部品に溝を作って置いて銃本体に出っ張りを作ると薬莢を撥ね上げて排出できる。


完璧だ。


薬莢を差し込んでレバーを前進させて押し込む。

レバーを回してロック・・・


出来ない。


薬莢を撥ねる出っ張りが引っかかると。

部品が引っ掛かる所を削る。これでよし。

薬莢を差し込んでロック。

発射したとしてロック解除してレバーを引っぱると薬莢が飛び出る。


グレート。


違うか。

雷管を叩く部品がいる。

引き金とハンマーと撃針?

押し込む部品のにハンマーが入る空間を刳り抜く。

押し込み器の真ん中に穴を開けて撃針を入れ込む。

ばねを入れていつもは後ろ側ににいるようにしておく。


・・・む。


押し込み器と撃針を丸に追加して溝と出っ張りを作って抜けないようにする。

ハンマーと引き金を銃身側に取り付ける。ハンマーを起こして引き金を引くとハンマーが撃針を叩く。

これでレバーを引っぱればハンマーが起きるので・・・


ハンマーが引っ掛かってロックが解除できません。


ロックした状態でハンマーで叩くので・・・押し込み器を刳り抜くのはここでいい。

なので・・・ロックを外す方向にハンマーが入り込む空間を広げてロックが解除できるようにする。

空薬莢を使って・・・レバーを引いて薬莢を押し込みロック。

ハンマーが起き上がっているので引き金を引くとハンマーが撃針を叩く。

これで発射されるはず。

魔鉄で試作機を作ったら射撃テストをしなくてはいけないがこれでいいはず。

レバーを回してロックを解除。

後ろに引いて薬莢を排出すると同時にハンマーが起きる。


よしいける。

エクセレント!


後はこれと同じものを魔鉄で作るのみ。


ほよほよーほよほよーほよほよー


よし出来た。弾を差し込んで押し込んで何もせず引くと薬莢が飛び出す。

弾を差し込んで押し込んでロック。

ロック解除して引くと薬莢が飛び出す。

空薬莢を使って押し込んでロック。

引き金を引いてハンマーが倒れる。

ロックを外して引くと薬莢が出てきてハンマーが起きる。


ばっちりだ。

最高かよ。


引き金にガードを付ける。グリップは・・・とりあえず無視で付けない。

射撃実験してから付けるかどうか考えよう。


完成品は銃身は110cmで全長は150cm。重さは94kg。


そう言えば対物ライフルも口径は12.7mmだった。

取り出して見てみると73cmで13kg。となると今回の自作ライフルはいくらなんでも重過ぎるか。


でもしょうがないんや。

もしこれを軽量化して薄くしたら・・・

射撃して銃身が爆発なんかしたら・・・

ゴーレムが全員で私の上でマイムマイムを踊るに違いない。


さて・・・寝るか。

明日は射撃実験を・・・


ん・・・この鍋はなんだ?

これは水あめか・・・

おおお・・・

くっそあめーよ!


これはすぐに食材として食事に投入しないと。

で・・・水あめってどう使うんだ?

むう・・・これは問題だな。


というか寝ないと・・・

ほう!

お日様が昇ってるやん!

朝食を作らねば・・・

一度あげたものを消すのは良くないということでしたので別作品として再度あげます。

作品名は「エルフ娘観察日記」です。

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