5-4.ガーゴイル
余計なことせずまっすぐ目的地に行くべきだった。
ガーゴイル・・・一撃で死ぬ雑魚ってことはないよな。
温存したかったが・・・銃装備ゴーレムと盾装備ゴーレムをアイテムボックスから出す。
元リビングアーマー4体と魔鉄ゴーレム12体は円陣で迎撃させるしかない。
まず対物ライフルで攻撃させて様子を見る。
発射された弾がガーゴイルの頭を吹き飛ばした。
ガーゴイルは墜落した。
どうやら銃は通用するようだな。
全員射撃開始。
対物ライフル2丁とM2がどんどん敵を撃墜していく。
他はまだ射撃をしない?
そう思っているとアサルトライフルとMG3が射撃を始めた。
口径のデカさで有効距離が違うのを分かっていると。なんか利口ですな。
この2つの銃は1体に数発ずつ打ち込んでいるようだ。
ミニミ機関銃も射撃を開始した。
ミニミ機関銃は連射でガーゴイルを砕いて倒している。
わたしも攻撃を開始しよう。威力最大設定本数設定で
無詠唱 (マジックアロー)(ファイヤーアロー)(エアーアロー)(ストーンアロー)(ウォーターアロー)(ライトニングアロー)(セイクリッドアロー)(エクスプロージョンアロー)(ディメンションアロー)
魔法発動< マジックアロー><ファイヤーアロー><エアーアロー><ストーンアロー><ウォーターアロー><ライトニングアロー><セイクリッドアロー><エクスプロージョンアロー><ディメンションアロー>
200発を超える魔法の矢が飛んでいく。
が・・・ほとんど効いていない。
魔法耐性は高いようですな。
いて!
魔鉄ゴーレムに殴られた!なんで?
どうやら照準の邪魔だと。
最大火力になるように各ゴーレムでターゲット管理とダメージ管理を行ってるからやるなら端からやれということらしい。
端からジャベリンで攻撃するか。
いて!
また殴られた。
今度は対物ライフル担当のゴーレムだ・・・
10発マガジンが2つなので・・・弾切れであると。
25mm機銃とマガジンが入った箱を出す。
15発入りマガジンが16個入り。
ゴーレム二人で撃たせよう。
射撃手と弾込め手。
射撃を開始すると・・・そのまま後ろにゴーレムごと下がった。
どうやら昨日行った石での重しと脚の追加では足らなかったらしい。
盾ゴーレムが銃を押さえ込んで射撃を再開した。
ジャベリンで攻撃するか。
いて!
今度はM2とアサルトライフルが弾切れらしい。110発と30発*3で弾切れと。
だがもう銃はない。ジャベリンで攻撃するしかないんだが・・・
いて!
どうやら無駄なことはするなと言うことらしい。
25mm機銃をもう1丁・・・はダメか。
台座の加工はさすがに今からは出来ない。
それと船から外すのに多量の魔力がいる。
なにかあったっけ・・・
20mmバルカン砲のVADS。
もうこれでいい。
探している暇はない。
これで・・・VADS2とVADS1改があるな。
ではVADS2の方で。
一気に4割ほど魔力が持って行かれた。
しまったな。
VADS2はタイヤが下がって移動できる状態で出て来た。
タイヤを下げているの解除して・・・
おおお?
ゴーレムが機械を操作してタイヤを上げた。
ゴーレムが乗り込むと・・・ガトリング砲がモーター音とともに回転した。
なにこれ?と思った瞬間爆音が!
ちょー!うるさい!
射撃とともにガーゴイルが墜落していく。
ん・・・見てみるとVADS2は目視射撃だな。
レーダーとかではないんだ。
まあいい。今度こそジャベリンで攻撃する。
いて!
今度はミニミ機関銃とMG3が弾切れらしい。
120発と200発だか連射しないと効かないからすぐ切れると。
ついでだ。VADS1改もいっとくか。またもや魔力を4割持って行かれて気分が悪い。
この後ろにで跳ね上がっている固定用の脚を下げてタイヤを下げているの解除して・・・
ゴーレムが固定脚を下げて固定しタイヤを上げた。
ん?・・・この機体はレーダーがついているな。
カメラもついている。
2は目視照準なのに1改はレーダーにカメラなのか。2が退化してね?
ゴーレムが乗り込みとガトリング砲がモーター音とともに回転した。
砲がこっちを向いてるような・・・
ゴーレムもこっちを見ているような。
は!
射撃を開始しやがった。
かすったぞ。いまの!
衝撃で倒れる。
あち!あち!あち!
薬莢が!
熱い!
あち!あち!
気が付くと何の音もしない。
わたしが転げているだけだ。・・・どうやら薬莢の排出口の下で転げていたらしい。
どうやらガーゴイルは全滅した模様だ。
対物ライフル、M2、MG3、アサルトライフル、ミニミ機関銃は弾切れだ。
25mm機銃もマガジン8個は撃っている。
VADS2は弾切れでVADS1改は200発ほど残っている。
どうやら元々は500発あったようだ。
VADSを見てみると・・・エンジンで発電して動いている。
装弾方向と装弾方法が金属板に書いてあり貼り付けてある。
あちらこちらに説明を書いた金属板が貼ってある。
というか・・・何故にゴーレムはVADSを操縦できるんだ?
・・・どうやら私が錬金術で解凍する武器の情報がゴーレムに渡るようだ。
それと近くにいるゴーレム同士は情報を共有しているらしい。
その情報わたしにも欲しいんですけど。
銃とVADSをアイテムボックスに回収する。
ゴーレムと一緒に薬莢と弾丸も回収して回る。錬金術で修復を開始する。
ガーゴイルは魔石があった。
魔石があるのに魔物ではないのか・・・。死体と言うのか体も石の様で違うようだな。
これらもアイテムボックスに回収する。
結局ガーゴイルを鑑定することはなかったな。
鑑定が出来る距離まで近づいていたのかもしれないが私が熱さで転げていたと。
頬当を装備してなかったし首の所の防具も下げていた。
と言うか装備をオリハルコン装備にするのを忘れていた。
オリハルコン装備ならむき出しになっているところないから熱さで転がることはなかったな。
今更だがオリハルコン一式に装備変更を行う。
ガーゴイルがいた横穴を探るのはやめよう。
今来た道を引き返すべく崩れた道をゴーレムに命じて撤去させる。
!は!
かなりしてから気付いた。アイテムボックスに入れればいいんじゃね?
表面の瓦礫はそのままアイテムボックスに入る。
瓦礫同時がかみ合って固定されているとアイテムボックスには入らない。
ここらは地面や石と同じか。
アイテムボックスを使いだしてからは結構なスピードで撤去が続く。
瓦礫を撤去して今来た道を引き返す。
その途中で地図を見て気付いた。さっきの庭風の逆方向に大広間がある。
これは階層主がいるのかも。
もしアンデッドならセイクリッドライトが効くだろう。倒しておくか。
ゾンビをセイクリッドライトとファイヤーストームで処理しながら進む。
大広間に出た。何かがいるな?
奥にはガーゴイルが鎮座しているその前にローブを着た何者かが・・・魔法を詠唱しているな。
魔法発動<パワーワード デス>
<魔法に抵抗しました>
<魔法に抵抗しました>
<魔法に抵抗しました>
<魔法に抵抗しました>
<魔法に抵抗しました>
<魔法に抵抗しました>
<魔法に抵抗しました>
<魔法に抵抗しました>
<魔法に抵抗しました>
<デット。12時間以内に蘇生出来ない場合は灰になります>
おう・・・抵抗に失敗したら即死ですか。私じゃなきゃ死んでますよ。
後9回は耐えられるが・・・違うな。
回復の指輪で復活するので10回の呪文では死なないはずだな。
そのまま進む。ゴーレムでガーゴイルを押さえ込んで私はセイクリッドライト連射でいいな。
近づいていくと分かった。足は見えないが宙に浮いているようだな。
ローブの下には骸骨が覗いている。手も骨だ。
右手には杖を握っている。
鑑定しとくか。
<ダークロード スールグ Lv79>
?ん・・・
そういえば昼間<神獣 玄武 Lv??????>と鑑定が出たな。
神獣玄武と言う種族でなくて神獣の玄武なのか。
となるとダークロードのスールグ・・・スールグ?
この都市の名前か!となると元領主とか?
となると・・・もしかしてダンジョンマスターか?
いやそれはないか。ここはアンデッドとガーゴイルしかしない。
アンデッドを作るのはダメのはずだからな。
違うか。実はあのゾンビもダンジョン産でしたと言うこともあるかもしれん。
「どうした?かかってこないのか?」
「しゃべった!」
「奇異なことを言うよなおぬし。我を倒しに来たのではないのか?聖気を纏いし者よ」
びっくりした。骸骨でどうやって喋れるんだ?
「ああ・・・すいません。骸骨なのにどうやって喋れるんだと思いまして」
会話が通じるなら一応聞いておくか。
「つかぬ事をお伺いしますが・・・ダンジョンマスターではないですよね?スールグさん」
「スールグ・・・」
おや・・・違うのか?
「おお・・・我の名前か・・・ひさしいな。忘れておった。我はスールグ。みてのとおりのスケルトンじゃ」
忘れてるんか―い。というかスケルトンなんだ。
「おお・・・そうだな。ダンジョンマスターではない。誘われたことはあるがな。儂にはやらねばならんことがあるので断った」
怨念か何かでアンデッド化しているのか。となるとここのゾンビは本物のアンデッドと言うことか。
「ここに来るのにゾンビが一杯いたんですがあなたの部下ですかね?」
もしアンデッドを作っているなら討伐しないと・・・後で殴られる。
「あれはここに忍び込んだ盗人のなれの果てだ」
「盗人?」
「そうだ。我が都市に忍び込んだ盗賊どもだ。最初は我が自ら討伐していたが最近はなれの果てが倒してくれるの手間が省ける」
ゾンビが盗賊を倒してゾンビになったと。一石二鳥ですね。
「と言うことは倒してよかったということですね。ちなみに・・・やらねばならんことと言うことをお聞きしていいですかね?」
もし世界征服とか言ったら・・・討伐しないと。
「おまえは連中に頼まれて我を倒しに来たのではないのか?そうであれば教えてやろう」
連中?
「我はこの都市の領主だ。謀反の濡れ衣を掛けられ一族ともども謀殺された。一族の復讐をなすため力を蓄えておる」
・・・微妙だな。やめろとも言えないしな。
というかダンジョンマスターに誘われたことがあるならアンデッドは作らないし世界征服もしないな。
ダンジョンコアさんに会ったことがあるということだからな。
「連中とは?」
「ジェルマンの連中じゃ。この都市は魔道具の作成で栄えておった。その力を奪うためにわれら一族を嵌めたのじゃ」
話が見えてこないというか・・・材料がないとなにも言えん。
「ジェルマンと言うのはよその貴族ということですか?」
「いや。貴族としては我らの上じゃな。この都市がにぎわっているのが気に入らなかったらしい。我らが国王に謀反を企てていると言って進軍してきたのじゃ。それは誤解だと言ったら詳細の話が聞きたいとやってきたので使節団を招き入れたら・・・我らは殺され都市は門を内側から破られ侵略さてたのじゃ」
脇が甘いですな。甘すぎ。
「戦いとその後の略奪で多くの領民と技術者が死んだ。それと魔道具の作成は完全分業で行っていてその責任者はすべて我が一族で独占していた。魔王具作成都市としてのスールグはそこで死んだのだ」
工房さえ奪えばいいと思っていたのか・・・それとも兵士が猿だったのか。
「我がよみがえった時にはこの都市は廃墟だったという訳じゃ」
「ああ・・・その時に殺された人たちが皆アンデッド化したわけですね」
「いや。蘇ったのは我だけじゃ。連中はアンデッドを防ぐための処理はしておった。我がアンデッド化した理由は不明じゃな」
嘘をついている感じではないな。
「そうですか・・・ならば失礼します」
「ほお・・・このまま帰るのか?聖気を纏いし者よ」
?ん・・・聖気?さっきも言ったな。
「聖気を纏いしってなんですかね?」
「そのままの意味じゃ。儂が瘴気を纏っておるのと同じじゃ。聖気も瘴気も人には有害じゃ。おぬしは最高神の使徒であろう」
加護というかチートは見えないはずなのにな・・・聖気が有害?聖気を纏っている?後で検証だな。
「使徒ではありませんよ。加護があるらしいですけどね。アンデッドを作成していないならこちらは用はありません。ダンジョンマスターの誘いを受けたのならお分かりでしょう?」
ダークロードさんの後ろにいるガーゴイルと目があった・・・おう・・・
一族の復讐をなすため力を蓄えておると言ったな。
先ほどガーゴイルを1000体ほど粉砕しましたな。
このまま帰るのか?ってもしかして・・・
「あの・・・後ろのガーゴイルは置物・・・ですかね?」
「いや。儂の部下じゃ」
ハハハ―
用はありませんじゃなかった。
そりゃ出会いざまに死の魔法ぶちこまれますな。
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