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1.現状認識

昔LBというVRMMOがあった。

VRMMO黎明期の作品で「グラフィック、システム 全部が古臭い」などと酷評され当初発表された全体マップの2割程度の実装でサービスが終了。

転職すると一部技能が残るがレベルが1。

転職を繰り返し最終的に上級職になるタイプ。

私は好きだったんだが・・・



LBの終了後私が選んだのはPPというVRMMOだ。

職業を転職してもレベルが下がらないタイプで各職業で取った技能を他の職業でも使えるがセットできる技能に制限がある。

グラフィックが美しい、職業多彩、乗獣あり、傭兵ありといろんなゲームのいいとどりだったが・・・わたしには合わなかった。

実装済みのメインストリーをすべて終わったところで次のゲームを探した。


そこでめぐりあったのがWEだ。

米でサービス開始されていたが日本語対応を行い1ヶ月遅れで日本でサービスを開始したらしい。

私がゲームを始めたのはサービス開始3か月後だった。

複数の職業に同時につける。技能の組み合わせでいろんな効果がだせるのが特徴。


なんでこんなことを考えてるのかというと・・・ただの現実逃避だ。

飲みに行ったのは覚えている。気づいたら・・・全面白の部屋にいた。

とある有名なせりふを唱える余裕はない。

なぜか全身赤色の金属鎧をまとい両手剣を手にしていた。

酔った状態でゲームをしているわけではない。酔った状態ではログインできない。

ゲーム中に意識レベルがさがると強制ログオフだ。

それにVRといえどもここまでの現実感はない。

「いったいなにがなんだか・・・」

ふと見ると壁に鏡があった。

近寄ってみると鏡ではなくガラスのような壁がありその先には灰色の通路らしきものが見えた。

そこの真正面に移動した瞬間自分の姿が反射して映った。

そこにはサービス終了したLBのメインキャラの両手剣技能持ちのエルフ娘の戦士が立っていた。

そう・・・わたしはエルフ娘になっていたのだ。


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 本文と前書きを入れ替え無断転載対策を実施しています

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