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ヴォオス戦記・暁  作者: 南波 四十一
13/42

救出作戦完了!

「どこの馬鹿か知らねえが、てめえとは生理的に合いそうにねえな。あいつの前にてめえから、俺の手で血祭りにあげてやる。盗賊ギルドの次期ギルドマスター様の手にかかって死ねるんだ。光栄に思うんだな!」

 どこまでも見下した態度を取り続けるカーシュナーに対し、スタインは額に青筋を浮かべて言い放った。

 冷静さを保とうと努力しているが、その言葉通り、どうにもカーシュナーのことが気にくわないらしい。


 そんなスタインの様子に加虐的満足を覚えているカーシュナーだったが、それ以上遊ぶことはやめ、大きく息を吸い込んだ。

 その様子をスタインがいぶかしげに眺めながらも、子供たちの盾を動かし、身を守ることは怠らなかった。そして、その行動がカーシュナーの逆鱗に触れてしまったことをスタインが知るのは、ほんの少し後になる。


「喝あああぁぁぁぁつっっ!!」


 まるで伝説の魔物である火竜の咆哮のように、とてつもない一喝が地下水路の中で弾けた。

 実際にカーシュナーの周辺を流れていた水の表面が、さざ波となって逆流する。

 一瞬の爆音が去った直後に、スタインによって再度洗脳をかけられていたリタたちが、糸の切れた人形のように倒れていく。スタインを守るための生きた盾として立っていた子供たちも、暴風に薙ぎ対された稲穂のように崩れていった。


「なあっ!!」

 ただ一言叫んだきり、スタインは絶句してしまった。

 オリオンに敗れるのならばまだしも、当然乱入して来た気にくわない男の一喝によって、スタインにとっての切り札であり、輝かしい未来を約束してくれていたはずの洗脳が解けてしまったからだ。


 斬りかかった勢いのまま意識を失ってしまった仲間を反射的に受け止めたオリオンも、いつもの不機嫌顔に驚愕の表情を張り付けて固まっている。

 すぐに行動したかったが、人の声とはとても思えない、もはや爆発音に近い一喝を、音の逃げにくい地下水路で浴びたため、オリオンも三半規管に支障をきたし、めまいに襲われていた。


 オリオンと盗賊ギルドに対する切り札をあっさりと奪われ、絶望とめまいに同時に襲われたスタインが膝を折る。

 だが、その膝が地下水路の硬い石床に触れることはなかった。

 崩れる身体をすくい上げるように、一瞬で間合いを詰めたカーシュナーの強烈な膝蹴りが、スタインの胸に叩き込まれたからだ。


 胸骨が陥没するようにへし折れ、肺に突き刺さる。

 押し出された肺の中の空気と共に、肺の中に流れ込んだ血が口内にせり上がって来るが、カーシュナーが続けざまに放った次の膝がスタインの顎を捉え、出口をふさがれた血が、目から耳から鼻から吹き出す。

 一撃目の威力を考えれば、この二撃目でスタインは死んでいてもおかしくなかったのだが、その一撃は大量の吐血を防ぐ目的で放たれたものであったため、スタインは死ぬことも意識を失うことも出来ず、一瞬だけ空中で制止すると、重力に引かれて落ちた。


 その身体をカーシュナーの容赦ない手が受け止める。

「一つだけお前と意見が合ったよ。俺もお前とは生理的に合いそうにない」

 そう言うとカーシュナーは、骨が砕けてぐにゃぐにゃになったスタインの胸に、大きな手を当てた。そしてゆっくりと胸の肉を握りしめていく。

 胸の上から心臓を握り潰しているのだ。


 肺が潰れて悲鳴すら出すことが出来ないスタインは、唇の端から血の泡を吹きながら、苦鳴を漏らして震えた。

 苦痛に濁ったスタインの目が、救いを求めてカーシュナーを見上げる。

 そこには断罪の天使が刑を執行する冷たい眼差しがあるだけだった。

 苦痛が頂点に達しかけた時、カーシュナーはその手を緩め、すばやくスタインに猿轡さるぐつわを噛ませた。

 スタインは再び意識を失うという逃げ道を断たれたのであった。


 カーシュナーが剣士であるにもかかわらず、剣を使わず素手でスタインを倒し、散々痛めつけたうえで猿轡を噛ませたのは、舌を噛ませないためでもあるが、血を流させないためでもあった。

 スタインはギルドを裏切り、オリオンたちと共に逃亡したということになるからだ。疑惑を招くような痕跡を残すわけにはいかない。

 その筋書きのために、スタインは楽には死ねない運命にはまり込んだのであった。


 そのあまりにも残酷なカーシュナーの処置に、長年暗殺者を続けてきたオリオンも、さすがに引いていた。暗殺に痛めつけるという行為は存在しない。あえて苦痛を味あわせるという意味を、オリオンはまだ知らなかったのだ。

 

 オリオンの視線の意味に気がついたカーシュナーが、スタインを肩に担ぎながら説明する。

「命ってやつは死ぬと新しい命に生まれ変わる。子供を盾にするようなクズには、二度と人間に生まれ変わりたいなんて思えなくするために、魂に人間に生まれたがために被った痛みを焼きつけてやるのさ。痛みの焼印だ。これでこの先こいつが生まれ変わっても、誰かを不幸にすることはない」


「そういうものか」

「いや、今のは俺の屁理屈だ。やることやった以上その報いを受けるのは当然だ。良い死に方をしたければ、良い生き方をしろってことさ」

 そう言ってカーシュナーはニヤリと笑った。

 オリオンは呆れるしかなかった。


 倒れた仲間たちにオリオンが次々と活を入れ、目覚めさせていく。

 意識を取り戻した時のリタの悔しがりようは尋常ではなかった。洗脳されているとはいえ、記憶がないわけではない。仲間を、オリオンを傷つけてしまった事実が、今になってリタに襲い掛かっていたのだ。

 屈辱と自責の念で、リタは自分が内側から破裂するのではないかと思ったくらいだ。


 周囲を見回し、カーシュナーに担がれているスタインを見つけると、八つ裂きにしようと目を吊り上げて詰め寄る、だが、カーシュナーが降ろして見せたスタインの状態を理解すると、ニヤリと笑ってカーシュナーの頭をなで回した。それを見たオリオンは、この二人を一緒にしておくと、いつかとんでもないことを仕出かしそうだと思い、ため息をついた。


「時間がない。行くぞ」

 カーシュナーによって洗脳を解かれた子供たちの状態はかんばしくなかったが、それでも足元はしっかりとしていたので、リタとヘリッドが前後を固めて移動することになった。

 他の仲間たちにも幸いこれと言ったけがはなかったので移動は問題なく行われた。


 その移動の中で、スタインは胸を潰された致命傷により、苦しみながらゆっくりと死んでいった。

 その人間性ににふさわしい最後であった――。









「いったいどうやって洗脳を解いたんだ?」

 アジトに戻るとオリオンは、開口一番たずねた。

 カーシュナーが駆けつけなければ、オリオンは仲間たちを手にかけていたはずだからだ。


「ギルドの洗脳は催眠にる部分が大きいんだ。それを打ち破るだけの強い気をぶつけてやればいいんだよ」

「それだけなのか?」

「たぶん知っていればオリオンにも出来たと思うよ」


「本当にそれだけか?」

 いぶかるオリオンの代わりに、リタが疑わしげに問いかけてくる。

 リタたちには理解しがたいことなのだが、恐ろしいことにカーシュナーはオリオンをからかって楽しんでいるふしがある。


「まあ、それだけではないけどね」

「言え」

 リタがやっぱりかという顔でにらみつける。

「話してもいいけど、うそくさい話に聞こえるよ?」

 カーシュナーが珍しく困ったような顔をして答える。

「あんたの言うことはいつだってどっかうそくさいだろ!」

「そりゃそうだ」

 答えてカーシュナーはげらげらと笑った。

「笑ってないでさっさと話しな」

 そんなカーシュナーの頭をリタが張り倒す。

 従者のはずのダーンはその光景に微動だにしない。

 オリオンは本当に五大家の子息なのかと呆れた。


六聖血ろくせいけつって聞いたことある?」

「あ~、なんか昔勉強した気がする」

「王家の血と、五大家の血。この六つの血筋を称して六聖血っていうんだけど、これは格好つけてそう言っているわけじゃないんだ」

「恥ずかしい感じの格好つけじゃないのか?」

「世の中的にはそう思われているんだけど、実はそれなりの根拠があるんだ」

「根拠?」


「<神にして全世界の王>と名乗った魔神ラタトスを、ウィレアム一世と五人の勇者が討伐した時、この六人は天上の神々からラタトスを打倒するための<力>を授かっていたんだ。ラタトス討伐後に六人は、人が持つには大き過ぎる力を、天上の神々へと返還した。だが、一度深く結びついた<力>は完全に離れることはなく、六人の血の中に残ったんだ」

「魔法みたいなものかい?」

 リタが胡散臭げにたずねる。


「それぞれが授かった<力>には違いがあったから、すべてがそうとは言えないけど、クライツベルヘン家の血の中には、今でもわずかながら魔法力が残っているんだ」

「火の玉出してくれ!」

「そこまでの力は残ってない」

 喰いついて来たリタの頼みを、あっさりと断る。


「じゃあ何が出来るのさ!」

「邪を払い、退けることが出来る」

「うっそくさあ~!」

「だからうそくさい話になるって言っただろ!」

 カーシュナーはむきになって言い返した。本気で受け止められたことがないのだ。


「そもそも、そんな話と洗脳を解いたことがどう関係するんだよ?」

 もうどうでもいいといった感じでリタが先を促す。

「忘れたのかい? 盗賊ギルドそのものを創設したのがクライツベルヘン家だってこと」

「あ、忘れてた」

「おおいっ! 忘れるなよ! ギルドの基礎を築く中で、洗脳を用いた暗殺者の育成法をギルドに残したのも、クライツベルヘン家だったんだよ! その仕組みの中に、クライツベルヘン家の血の力を用いて洗脳を解除する方法も組み込んであったの! そうとはわからない形でね!」

「マジか!!」

 それまで胡散臭げに聞いていたヘリッドがいきなり喰いついた。

 カーシュナーの一喝で、洗脳が解かれるというより砕かれる様を目の当たりにしていたオリオンも、にわかに興味を示す。


「確かにあれはただの大声なんかじゃなかった。これまでの経験からでは導き出せない現象だった」

 オリオンがその時のことを思い出しながら言う。

 洗脳というからの奥に意識を閉じ込められていた他の者たちもその時のことを思い出そうとする。だが、意識が弾けるように途切れたこと事しか思い出せない。


「だが、俺にも出来たとはどういうことだ?」

 聖血など持たないオリオンがたずねてくる。

「スタインがやったことは、洗脳の下に、催眠による暗示をかけていたにすぎなかったからさ。それでも洗脳による拘束力の下地が強かったから、リタたちは完全に捕らえられてしまったけどね。だから誰にでも出来たわけじゃない。意識に根を張った暗示を破壊出来るほどの強力な意志力を叩きつけられなきゃダメなんだ。でも、意志力と言う意味で言えば、スタインなんかの暗示が、オリオンに太刀打ち出来るはずがない。知ってさえいれば、オリオンならきっとみんなの洗脳を解けたはずだよ」  


「今、思い出しても腹立つ! あんな煙とたった一言で、スタインなんかにいいように操られちまったんだからね!」

「まったくだ。面目ない。オリオン」

「くだらない人間がくだらない理由ですることほど予測しがたいことはない。それに、暗示の下準備はかなり入念にやっていたはずだ。根本的な問題は、洗脳が解けている人間を見抜けず、長年暗殺者育成にたずさわらせていたギルド上層部の怠慢にある。そんな根性だからクロクスの軍門に下ったりするのさ」

 オリオンに対して頭を下げるリタとヘリッドに、カーシュナーが言葉をかける。もっとも、後半はギルドに対する苛立ちに変わっていたが。

「カーシュナーの言う通りだ。あそこまで身勝手な人間だとは想像しきれなかった。みんなが頭を下げるような問題ではない」


「そうだね」

 リタがケロッとした顔で答える。そして、その視線をカーシュナーに向けた。

「あんたが遅刻さえしなけりゃ、こんなことにはならなかったのさ」

「!!!!」

 突然矛先を向けられたカーシュナーが、声にならない悲鳴を上げる。確かにカーシュナーが予定通り作戦に参加していれば、これほどまでの大事にはならなかったのだ。


「ちょっと待った! こっちもアイメリックの動きに振り回されて大変だったんだよ!」

「うるさい! お前なんかこうしてやる!」

 そう言うとリタはカーシュナーをくすぐるために襲い掛かった。

 カーシュナーは悲鳴と笑い声を上げながら逃げ回る。

 その様子を見たヘリッドが、襲撃に加わり、どうしたものかと互いの顔を見合わせていた他の仲間たちも、ぎくしゃくとしながらも参加する。


 すっかり囲まれてしまったカーシュナーは何を思ったか、救出して来たばかりの子供たちをくすぐりに襲い掛かっていった。子供たちの悲鳴と笑い声まで加わり、やかましいことこの上ない。

 もはや狙いはカーシュナーではなく、お互いが隙あらばくすぐるという状況になり、アジト内はもはや手のつけようのない混乱状態に陥ってしまった。


「仮にも五大家筆頭クライツベルヘン家の御曹司が、こんなことをしていていいのか?」

 騒ぎを楽しげに眺めるだけで止めようともしないダーンに、オリオンが声をかける。

「良いんじゃないですか? みんなで身体を動かして、声を上げて笑う。不健全なことの方が多いカーシュナー様には良いことです」

「普段何をしているのだ、あの男は」

 オリオンは頭痛でもするかのように額を押さえた。


「オリオンはリタやヘリッドたちが、あんな風に笑う姿を、これまでに見たことがありますか?」

「……ないな」

 ダーンの質問に、オリオンは寂しげに笑った。

 暗殺者として教育されてきた彼らは、洗脳により感情の起伏を抑えられてきた。何かを楽しみ、声を上げて笑うなどあり得ない事だったのだ。


「カーシュナー様は仰りました。皆さんの精神は洗脳により、無理やり成長することを抑えつけられてきたのだと。これまで暗殺者として身につけてきた知識と経験を支えるその精神は、実は教育の始まった幼少期で止まったままなのだそうです」

 ダーンの語る言葉に、オリオンは同意せざるを得なかった。洗脳が解けて以降、身体と心の釣り合いが上手く取れないでいる者がいたからだ。自分を支えてくれているリタやヘリッドの中にも、精神の揺らぎのようなものが垣間見える瞬間が何度かあった。


「幼さは時に残酷さと結びつきます。カーシュナー様も時折残酷な一面を見せますが、それらはすべて完璧に制御されたものです。時には怒りなどかけらも持っていなくとも、状況的必要性から徹底した行動に出られることもあります。ですが、その行動は制御されているので暴走することはありません。それこそが、幼さが持つ無邪気な残酷さとの大きな違いなのです」

 ダーンはそこで言葉を切ると、女の子をくすぐろうと追い掛け回しているカーシュナーを眺めた。


「やめろ、このド変態!」

 さすがにこの時だけはくすぐられるのではなく、容赦なくリタに殴られている。


「……あ~、え~と、これから話そうと思っていたことの説得力が根こそぎなぎ倒されてしまった気がしますが、カーシュナー様曰く、止まっていたのなら今から成長すればいい。そして、人間に限らず生き物は、誰しも子供時代を経て成長するものなのだと仰りました。子供の仕事は遊ぶこと。カーシュナー様はこうやって、みなさんの奪い取られてしまった子供時代を、わずかな時間でもいいから取り戻してほしいとお考えになられているのです」


 リタに殴り倒された後、子供たちから散々くすぐりまわされてぐったりとしているカーシュナーを、オリオンは見つめていた。なぜか胸の奥が熱くなり、目頭まで熱くなってくる。

 オリオンは自分の反応に驚きつつ、慌てて天井を見上げ、まばたきを繰り返して涙の気配を追い払った。


 こっそりと混乱の場からカーシュナーが逃げてくる。

 それまで静観を決め込んでいたダーンが、ここで不意に動いた。

「みんな! 今です!」

 カーシュナーを後ろから羽交い絞めにしたダーンが子供たちに声をかける。

 即座に反応した子供たちが、二人に・・・一斉に襲い掛かった。

「ぎゃあ~~! なんで私まで!」

「当たり前だ! 裏切り者め!」

 悲鳴を上げて悶絶するダーンを、カーシュナーが羽交い絞めにしている腕を外せないようにして、逆に捕まえる。二人とも脇ががら空きなため、集中攻撃を受けていた。 


 大貴族とその従者が、暗殺者見習いの子供たちにくすぐり倒されるという世にも奇妙な光景を楽しそうに眺めていたオリオンだったが、背後にわいた殺気に瞬時に振り返る。

「自分は関係ないみたいな顔しているけど、そうはいかないよ」

 リタが両手の指をニギニギしながら、背後から忍び寄っていたのだ。

「さっきは後れを取ったけど、今度はそうはいかないぜ」

 さらに背後からヘリッドが声をかけてくる。

 挟み撃ちにされてしまったオリオンは、不敵に笑った。


「さっきは洗脳に邪魔されちまったから、本来のあたしの動きじゃなかったけど、今度は一味違うよ」

「まったくだ。さっきと同じだと思っていると、こちょばい目に合うぜ」

 そう言って二人はニヤリと笑った。

「いいだろう。俺の本気を見せてやる!」

 言葉だけを聞いていると、緊張感の漂う果し合いのようだが、実にくだらない。

 そのくだらなさに本気になることが大事なのだと、今のオリオンにはわかっていた。


 この日元暗殺者たちは初めて知った。

 盗賊ギルド三百年の歴史の中で、最高傑作とまで言われた男の笑い声が、意外に甲高いということを――。

 

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