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転生少女の履歴書  作者: 唐澤和希/鳥好きのピスタチオ
第2部 転生少女の青春期

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転章Ⅰ サロメ=モンテスの話  

2部の転章は、基本的に他者視点です。主人公の語りではないのでお気をつけください!

 私は、グエンナーシスにある騎士爵一家、モンテス家の長女として生まれた。

 グエンナーシス伯爵家にカテリーナという同じ年の女の子がいるということで、同性で同じ年の私をその子の騎士として育てるために、グエンナーシス伯爵家の敷地内にある屋敷に、家族ごと移り住むことになった。


 初めてカテリーナ様と会ったのは、4歳の時。今でも覚えてる。カテリーナ様は砂糖で出来たみたいなホワホワとした女の子で、私よりも年下に見えた。その時の私は、まだ「仕える」ということがよく分からなかったので、父が遊び相手を連れてきてくれたのだと思った。年の近い女の子が回りにいなかったので、この砂糖菓子のような可愛い女の子と友達になれたらどんなに毎日楽しいだろうと思った。


 幸運なことに、カテリーナ様も同じように思ってくれたようで、私達はすぐに仲良くなった。毎日、時間の許す限り遊びまわった。

 カテリーナ様の屋敷が建っている敷地はものすごく広くて、敷地内には森のように木々が生い茂っている場所があったり、ちょっとした池もあって、子供が遊ぶ場所には不自由しなかった。私達は、土遊びもしたし、近くの森で追いかけっこをしたり、花を編んで遊んだりもした。

 カテリーナ様は私よりも数ヶ月遅れて産まれたということもあって、私のほうが身長もこぶし一個分ぐらい高く、かけっこも私のほうが早くて、口も達者だった。おそらく私は他の子と比べて成長の早い子供だったと思う。


 だから当時の私は、カテリーナ様に対して同じ年の友達というよりも、ほっとけない妹が出来たような感覚で、よくお姉さんぶっていた。カテリーナ様もカテリーナ様で私のことを姉のように慕ってくれていて、どこにいくにも何をするにもいつもニコニコしながらついてきた。


 一時期二人で熱中した遊びの中にお姫様ごっこというのがあった。お姫様ごっこはいつも二人で姉妹のお姫様の振りをするだけ。私がいつも姉で、カテリーナ様が妹役だった。今考えれば何が面白いのか分からない遊びだけど、私達は毎日お姫様ごっこをするのに熱を上げた。

 その影響もあって、カテリーナ様を呼ぶとき、私は偉そうに『カテリーナ』と呼び捨てにしていて、カテリーナ様は当時私を呼ぶとき、『サロメお姉さま』と呼んでいた。


 あの頃は毎日が楽しかった。カテリーナ様と二人で結構無茶な遊びもしていたような気もする。でも、一緒にいると楽しすぎて、何をしても何も怖くなくて、何でも出来る気がしていた。


 4歳のカテリーナ様は、すでにちょっとした魔法を覚えていて、風を起こすことが出来た。魔法が使えることは素直にすごいと思っていたし、羨ましかったけれど、でも、別に気にならなかった。だって、私はカテリーナ様より、足も速いし、力も強いし、風だって、板のようなものを扇げば起こせるのだから、魔法使いが特別だという考えはなかった。


 でもある日、いつもの池で遊んでいたら、私の後ろについてきていたカテリーナ様が足を滑らせて、池の中に落ちてしまった。池は浅いので溺れることはなかったけれど、足を擦ってしまったみたいでカテリーナ様は泣き出した。大きな怪我はなさそうだったけれど、念のため家に戻ることにした。


 家に帰って簡単に手当てをし、やっぱりたいした傷でもなかったし、その時にはすでにカテリーナ様も泣きやんでいたから、服を着替えてまた遊びに行こうという話しになったのだけど、その様子を私の母に見られた。

 擦り傷を作って池の泥で汚れて、ずぶ濡れのカテリーナ様を見て、私の母は激昂した。


『カテリーナ様に傷を作るなんて! 何をしているの! この方は魔法使い様よ、次期伯爵様! 貴女とは違うのよ、こんな傷を作るなんて!』


 というようなことを言われたと思う、正確にはもっと口汚くののしられたような気もするけれど、その時7歳ぐらいだった私には理解できない言葉だったから良く覚えていない。


 その日はそのままカテリーナ様とは別れて、母の説教を食らっていた。そして夜、家に帰ってきた父からも色々と話しをされた。


 色々言われたけれど、色々言われすぎてやっぱりよく内容は覚えてない。

ただ父が言ったこの言葉だけが妙に心に残った。


『お前とカテリーナ様は違うんだ。魔法を使える特別な方。お前と対等だなんて思ってはいけない。カテリーナ様のことを呼び捨てにしているようだが、もってのほかだ』


 当時の私はそれでも親の言うことなんて、気にしなかった。カテリーナ様は次の日も遊びに来てくれたし、私のことを慕ってくれていた。だから私は相変わらずカテリーナ様のことを『カテリーナ』と呼び捨てにしていたし、カテリーナ様も私のことを『サロメお姉さま』と呼んでくれた。


 ただ、親の目もあり、二人で外に出かけることが出来なくなった。

 だから基本的には、カテリーナ様が私の家に来て家の中で遊ぶことになった。


 カテリーナ様のご両親、つまりグエンナーシス家の人達はものすごく厳しくて、当時から色々と難しい課題をカテリーナ様に無理やりやらせているようだった。厳しい親が苦手なカテリーナ様は逃げるように私の家にやってきていた。頼ってくるカテリーナ様が可愛くて、私は妹を甘やかすように慰めたりしていた。

 どちらかと言うとおっとりとしているように見えるカテリーナ様に、あの厳しいご両親はちぐはぐな関係に見えた。


 家で遊ぶのも最初こそ楽しんだけれど、やっぱりそのうち飽きてしまって、案の定カテリーナ様が『お外に行きたい』と言いはじめた。


 親からは、もう外で遊ぶのは止められていたけれど、私も外にいきたかったし、カテリーナ様のお願いでもあったので、私達は親の目を盗んで、こっそり外に出ることにした。


 外で遊ぶといっても所詮は屋敷の敷地内。今までも危ない目にあったこともないし、親が心配しすぎだと思っていた。

 だから、その日は本当に運が悪かったんだと思う。

 敷地内の森の奥のほうに入って花輪を作って遊んでいたら、何か、獣の唸るような声が聞こえた。すぐに音のした方に目を向けると、涎をたらしてこちらに近づいてくる野犬がいた。


 野犬を見て、私は真っ先に、なんで、こんなところにこんなのが、と思った。

 けれど、それよりも早くこの場をどうにかしないといけないと思って身構えて、近くに何か武器になりそうな物がないかあたりを見渡すと、ちょっと離れたところに太めの枝があった。 カテリーナ様を立たせて、後ろに下がらせつつ、枝がある方に寄っていく。


 ものすごく怖かったけれど、カテリーナ様は砂糖菓子みたいな女の子なんだから、私が頑張らないと食べられてしまうと本気で思っていた。この子を守るのは私しかいないんだと使命感に燃えていた私に、怖さは二の次だった。


 じりじりと距離をとるように離れる私達に、今にも噛み付いてきそうな野犬が距離を詰めようと駆け出してきたので、手に持っていた花輪を野犬にぶつけて気をそらし、その隙を突いて、落ちていた枝を手に取った。

 すると、いつの間にか野犬が近くに来ていたので、思いっきり口の辺りを狙って枝を振ったら、ちょうど私が振った枝を野犬が咥える形になり、牙の攻撃は枝で防げたけれど、前足の鋭い爪が私の腕を引っかいた。


 でも、このまま痛みで手を離したら、武器を失って野犬の牙にも襲われてしまうと思って、そのまま気力で思いっきり枝を振り切った。その日ほど剣術を習ってよかったと思った日はない。


 思い切り枝を振り切ると、野犬は少し離れたところまで飛ばされた。でも綺麗に着地した野犬にはあまり攻撃が効いていなかったようだった。それでもグルルルと唸った野犬が恨みがましいような目を私に向けてきた。


 すると、花びらを巻きこんでくるくる回るつむじ風が野犬の目の前で起きて、野犬が、目をつぶって鬱陶しそうに前足で宙を掻いた。

 カテリーナ様が魔法を使ったのだとすぐに分かったので、私はその隙を逃がさないように、目をつぶってもがいている犬の鼻っ柱めがけて思いっきり枝を叩き付けた。


 野犬は『キャウン』と情けない声をあげると、そのまま後ろに跳び下がって、逃げていった。


 その時の私は、野犬に傷つけられて腕が血まみれだったけれど、痛みよりも興奮の方が強かった。

 カテリーナ様と一緒に野犬を退治できたという出来事は、私の中でものすごい大冒険になった。私とカテリーナ様で困難を切り抜けたことは特別な出来事で、きっと私とカテリーナ様は特別な絆で結ばれた友達なんだと、意味もなくそう強く思った。


 それはカテリーナ様も同じだったらしく、血だらけの私の腕を見て心配そうに青ざめたけれども、怪我を看て貰う為に急いで家に戻る最中お互い興奮したようにさっきの自分たちの冒険を話していた。


 今思えば野犬を一匹追い払っただけだと思うのだけれども、その時の私にとっては、強大な魔物を倒すよりもずっとすごいことをしたような気分だった。


 カテリーナ様との冒険から帰ってきた私は、母にものすごく怒られながら、腕の手当てをした。血は出ていたけれどたいした傷でもなかった。

 だけどその日の夜に私は熱を出した。

 傷を負ったりするとたまに熱が出るらしいので、おそらく野犬の爪に引っかかれた傷のせいで熱が出たのだろうという話だった。


 私とカテリーナ様の最初の大冒険の相手になった野犬はその日のうちに大人が殺したらしい。敷地を囲っている生垣の小さな隙間から入ってきた獣で、あの時はものすごく大きく見えたけれども、実際はかなり小さな獣のようだった。


 その小さな獣のせいで熱でうなされる私の横で、私の心配をするでもなく、貴族がどうこう、魔法使い様がどうこうと母はずっと怒鳴り散らしていたような気がする。ただ熱で意識が朦朧としていたので、よく覚えていない。とりあえず、私が勝手にカテリーナ様を外に連れ出したことを怒っているようだった。


 そして父からも怒られた。父は私がまだカテリーナ様の『友達』のような気分でいることを怒っているようだった。『違う世界の人だと思え』といわれた父の言葉が、熱で弱った私に強く響いた。


 だって、こんなに熱で苦しいのに、それでも母は苦しむ娘の心配よりも、カテリーナ様の心配をしている。それはきっとカテリーナ様が魔法使いだからだ。魔法使いは特別、熱に浮かされるまま素直にそう思った。


 熱は数日で引いたけれど、カテリーナ様と会うことを止められた。カテリーナ様と遊んでいた間の時間は、勉強に費やされた。あと数年で学校の入学試験を受けなくてはいけないので、少しずつではあるけども勉強をしていた。けど、私の中で冒険だったあの日以降から新しく魔法史の勉強も始まった。


 先生は母だ。とても熱心だった。どんなに魔法使い様が素晴らしいか、魔法使い様の言うことを聞いていればどんなに幸せか、魔法使い様がいるからこその自分達であること。私の母は熱狂的なほどの魔法使い信奉者だった。


 そして母の魔法史の授業が幾分か進んだ頃に、やっとカテリーナ様に会えるようになった。それまでは、熱は移ることもあるからと、会わせてくれなかった。


 久しぶりにみたカテリーナ様はやっぱり砂糖菓子みたいな甘そうな女の子に見えたけれど、もう私にはただの可愛い女の子だと、私の特別な友達だと、妹のような存在だと、そんな風に見ることが出来なくなっていた。

 だって、カテリーナ様は魔法使いで、私は魔法使いじゃないということをその時の私は理解してしまったから。


 私を見て、輝かんばかりの笑顔で、『サロメお姉さま』と呼んだ、カテリーナ様の前で私は恭しく一礼をした。

「カテリーナ様、お久しぶりです。学校に入学するまでは外で遊ぶことは控えて、一緒にお勉強をしましょう」

 私はわざとゆっくり、媚を売るように、柔らかい口調でそう話した。

 その言葉を聞いたカテリーナ様は目を丸くして、不安そうな声で、

「いつもみたいに呼んで」

 と言った。


 私が、いつもみたいに呼び捨てでないことが嫌みたいだった。

 その不安そうな声と顔を見て、私は少しチリチリとした喜びを感じた。カテリーナ様が私の言葉に動揺していることが嬉しかったのかもしれない。カテリーナ様は魔法使いだけど、カテリーナ様にとって私は特別なんだって思いたくて、でも、思い切れなかった。

 『魔法使い様は特別で、私達とは違うんだ』と言った親の言葉が離れなかった。

 いつかカテリーナ様もそのことを理解して、きっと私をただの人間としか見なくなる。どんなに私がカテリーナ様同じ目線で生きることを望んでも、彼女の方から私を捨てるかも知れない。


 それならいっそと、そう思った。

 

 あの時、カテリーナ様の不安そうな顔をみて、ごちゃごちゃ深く考えずに、『ごめん、嘘だよ、カテリーナ! さあ、遊びに行こう!』って声を掛けられればよかったのに、私はのん気にそんな言葉をかけることができるほどもう子供ではなかった。だって、もう知ってしまったんだ。

 私とカテリーナ様では同じ舞台に立てないと。特別な友達になんてなれないんだと。



 だから、私は完璧な笑顔を顔に貼り付けてこう言った。媚を売るような声で。

「カテリーナ様は魔法使い様。私は、カテリーナ様の騎士です。今までのご無礼はお許しください。私のことは、サロメと、そうお呼びください」

 

 そう言われた時のカテリーナ様が、信じられないようなものを見るような目で私を見た。裏切られたような、失望したような。

 自分の言葉が、態度が招いた結果だと言うのに、その時のカテリーナ様の顔が今でも忘れられない。


 それから私はカテリーナ様の目を見れなくなった。カテリーナ様がどんな目で、私を見ているのかと思うと、怖くて、もう彼女の目を見ることが出来なくなっていた。


 その後のカテリーナ様は私と遊びに行くことがなくなり、ひたすら家で、魔法使いになるべく、あの苛烈なご両親から厳しい教育を受けているようだった。そして不出来な使用人にきつく当たったり、領内の魔法使いに少しでも落ち度があれば激しく憤るようになった。

 私の知っている砂糖菓子のような女の子はどこかへ行ってしまった。


 そしてカテリーナ様と私の関係はただの主人と使用人の間柄。特別話しこむわけでもなく、だからと言って特別避けられるわけでもなく。私は、魔法使いにとってのただの飾りになった。でも、それは当たり前の関係。だって私は、実際魔法使いじゃないし、カテリーナ様は魔法使いだ。


 

 私は、カテリーナ様の騎士になるべく修練を続け、どうにか学校の入試も合格して、親の望みどおりカテリーナ様の側に常に控える騎士になる道をどうにか歩めそうだった。


 学校内でのカテリーナ様は相変わらずで、シャルロット様の不出来なところにイライラしてよく厳しくあたっていた。

 カテリーナ様は、自分に厳しく、完璧であろうとしていて、それを周りにも求めるような節がある。魔法の使えない人達のことは大目に見るけれど、同じ貴族、魔法使いに対してカテリーナ様は厳しい。


 その問題のシャルロット様が、リョウという少し変わったご令嬢と一緒にいるようになって、不出来なところが目立たなくなった。リョウ様が放課後に勉学を教えているらしい。


 しばらくシャルロット様に突っかかるカテリーナ様の様子をみて分かったことがある。カテリーナ様が気にしているのは、リョウ様だということだった。シャルロット様と関わる振りをして、リョウ様を見ているようだった。


 リョウ様は変わったご令嬢だった。まずその生い立ちが謎で、噂によれば開拓農村の出身で、それが何故か、魔法使いでもないのにルビーフォルン伯爵家の養女になったという話だった。にわかには信じられない噂なので、信じているものはほとんどいないけれど。私も信じてなんかいないし。


 そのリョウ様は、いつも魔法使いの友人に囲まれている。レインフォレスト伯爵家のご子息や、もちろん問題のシャルロット様も魔法使いだ。呼び方も愛称で呼び合っており、まるで友人同士のように見えるその関係は確かに衝撃的だった。だって、リョウ様は魔法使いではない。どう考えても魔法使いと対等になんてなり得ない。


 そんなリョウ様の様子をカテリーナ様はイライラとした様子で、睨みつけていた。


 ただ、そんなカテリーナ様の様子を見ているとたまに思ってしまうのだ。

 リョウ様を見つめるあの視線は、私に対して向けているのではないかと。あの時、カテリーナ様との間に壁を作った私に対する憤りなのではないかと。


 もしそれがそうなら、カテリーナ様が魔法使いとか魔法使いじゃないとかそんなの関係なく、今でも一緒に冒険したり遊んだり出来るような関係を私に望んでいるんじゃないかと思ってしまう。でも、きっとそれはただの私の願望だ。

 自分から築き上げた壁なのに、カテリーナ様にその壁を壊すことを期待する自分に嫌気が差す。あの日以来、カテリーナ様が怖くて目も合わせられない今の私が、とても嫌い。


 カテリーナ様が一体どんな思いで、リョウ様を見ているのかは分からない。


 でも、私も、リョウ様を見ると胸の辺りが痛くなる。あの時、『ごめん、嘘だよ、カテリーナ、一緒に遊びに行こう!』とカテリーナ様に言うことができたなら、きっと私もリョウ様のようになれたかもしれないと、そんな風に思ってしまうから。



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