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転生少女の履歴書  作者: 唐澤和希/鳥好きのピスタチオ
第2部 転生少女の青春期

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新入生編⑱-レインフォレスト領へー

懐かしのレインフォレスト領に戻るので、あとがきで、人物紹介を載せておきます。いらないよ!という人は見なくても、支障はないのでスルーして大丈夫です。




 次の日、私はコウお母さんとまたねの抱擁をしてから、カイン様が用意してくれた馬車にのりこんだ。


 すみません、お世話になります!


 私とアランとカイン様を運ぶ馬車と、その周りを馬に乗った護衛の騎士達が並走するような陣形だった。


 朝早くの出発なので、朝が弱いカイン様はものすごく眠そう。


 一方のアランはいつも通り元気だった。むしろいつもより元気だ。ものすんごい話しかけてくる。わくわく感が伝わってくる。


 家に帰れるのがそんなに嬉しいんだね、良かったね。


「そういえば、リョウはチーラのこと知らないよな?」

 レインフォレストに戻ったら、アレしたいコレしたいと話し続けていたアランが、突然思い出したかのように聞いてきた。

 ん? チーラ?


「チーラ? はじめて聞きました」

「俺の妹だよ」


「ええ!? 妹、が出来たんですか!?」

「そう! 俺の子分なんだ!」

 そう言って、アランは自慢気に微笑んだ。とりあえず妹を子分扱いにするのはよろしくないと思うよ。

 ていうか、そうか、妹さんが。アイリーンさんおめでとうございます! 

でも確かに単身赴任中だった夫が帰ってきたんだもの、燃え上がるものはあったのかもしれない。


 私が、ふむふむと生物が繁栄するためにもっとも大事な儀式に思いを馳せていると、さっきまで眠っていたカイン坊ちゃまが、ガバッ! という効果音とともに体を起こした。


「チーラの話しかい!? そうか、リョウはチーラに会ったことがないのか! すごく可愛い女の子なんだよ! 今は2歳のはず。前会った時は、しゃべれなかったけど、今はもうしゃべれるみたいなんだ!」

 お、おう。

 朝が弱くて、さっきまで馬車の中で二度寝をしていたカイン坊ちゃまがいきなりテンションをあげて話しに混ざってきた。

 相当可愛いんだろうね。あんな生意気なアランですら可愛がってたんだから、妹はさぞや可愛いだろう。


「それじゃあ、私もレインフォレストに寄ったら、チーラちゃんに会えるんですね。楽しみです」


 それから、チーラちゃんの話を中心に、私が去ってからのレインフォレストの話を聞いた。

 チーラちゃんはもしかしたら、魔法使いなのかもしれないらしい。

 クロードさんの商会は、糸車や機織り機の普及と布製品の生産で、いい感じに稼いでおり、たくさんの従業員を雇っているとか。

 アイリーンさんと夫のカーディンさんは恥ずかしいぐらいラブラブらしいとか。


 ふんふんと頷きながら、現状をアラン達から聞いて、久しぶりのレインフォレスト邸がとても楽しみだった。


 旅は結構順調で魔物に襲われることもないし、獣に追いかけられることもないし、盗賊に襲われることもなく平穏。


 近くに町があれば、宿に泊まったりもしたけれど、野宿も結構あった。食料は基本的に携帯食料と言う感じでパサパサなもの。

 基本的にずっと馬車にいるから腰とかお尻が痛くなってくる。

 ていうか、何よりちょっと色々飽きてきた……。


 出発してから数日経過し、意外にも、この単調な旅に一番最初に音をあげたは、カイン様だ。


「すまないが、私に馬を貸してくれないか? 馬車は少し飽きてしまった」

 彼は素直に近くの騎士にそう言うと、護衛騎士の人と場所を交換することになった。


「すまない。日ごろ学校では体を動かしてばかりいるから、こういうのはしょうに合わないみたいなんだ」

 と言いながら、カイン様は馬車から降りた。

 カイン様は日ごろ、騎士科で毎日体を鍛えているので、動かないでいると嫌な感じがするらしく宿に泊まるにしても野宿をするにしても、必ず素振りのようなものや、他の護衛騎士達と打ち合いを行なっていた。

 意外にも、打ち合いはアランも参加している。私と出会った頃にはじめた剣術はまだ続けているらしい。


 カイン様は馬車から降りて、騎士が乗っていた馬に華麗に跨った。騎士科では剣術はもちろん馬術も訓練している。巷ですっごい優秀と噂のカイン様の乗馬姿はものすごく様になっていた。


 ていうか、羨ましい! 私も馬に乗りたいー! 私だって馬車飽きた。馬だって乗れるし! 山賊仕込の馬術を持ってる!


「カ、カイン様! 私も、私も馬に乗りたいです!」


 護衛騎士の馬に跨り終わったところのカイン様に私はお願いをした。

 最初は少し驚いた顔をしたカイン様だったけど、「いいよ」って言いながらいつもの笑顔で私に向かって手を差し出した。


 あ、カイン様が勘違いされてらっしゃる。私が多分1人で馬に乗れないと思ってらっしゃる。同じお馬さんに乗りたいんだと思っていらっしゃる。

 違うの、私、相乗りしたいんじゃないの。1人で乗りたいの。


 私が、カイン様の差し出された手を見ながら、どうしようか悩んでいたら、いつの間にかその手に私以外の手が置かれていた。


 え? と思って、カイン様の手をとった人物を確認したら、アランだった。


「お、俺が乗る! カイン兄様、俺が乗る!」


 さっきまでアランは、『馬は何考えてるかわかんないから好きじゃない!』とかなんだかぶつぶつ言っていたのに、やっぱりなんだかんだお馬さんに興味があったんだね。


「あ、では、カイン様はアランを乗せてください」

 私はこれ幸いとばかりに、どうぞどうぞとアランにカイン様の相乗りを勧めた。

 アランはカイン様の前に座る形で馬に跨る。あまり馬に乗るのは慣れてないみたいで、いっきに高くなった視界に心なしか顔を青ざめているようにも見えた。


「あの、私は1人で馬に乗りたいんですけれど、私にも馬を貸してもらえないでしょうか?」

 兄弟仲よく馬に乗っている姿を確認して、提案したところ、カイン様がものすごく渋い顔をした。


「駄目だよ。女の子を1人で乗せるなんて危ないことは出来ない」


 そう言って、私の提案は却下された。

 なんてこったい。


 まあ、確かに深窓のご令嬢たる私が、1人でお馬さんに跨ってヒャッハー! ってやるわけにはいかないのかもしれない。深窓のご令嬢だからね。


 他の護衛騎士との相乗りをすすめられたけれど、二人乗りをする気にはなれなかったのでお断りをして、私は大人しく馬車に乗って、隣で兄弟仲良く乗馬している様子を横目で見て楽しんだ。


 ここは一旦お馬さんの1人乗りは諦めよう。今度野宿する時とかに、ちょっと護衛の馬を失敬してこっそり乗ろう。


 しばらくすると、乗馬していたアランが馬車に帰ってきた。太ももが疲れたらしい。


「楽しかったですか?」

 疲れからかちょっと元気がなさそうなアランに向かって乗馬の感想を聞いてみた。


「思ったより、悪くなかった。でも、やっぱり馬は好きになれない。馬は何考えてるかわからないし。でも、馬に乗ったカイン兄様は格好良かったと、思う。……リョウもそう思ったんだろう?」


 いきなり兄貴自慢が始まった。

 なんか少し拗ねてる風なので、ここは、あなたのお兄様かっこよかったよねー! という感じで話をあわせてアランのご機嫌度を上げたほうが良さそう。それに実際カイン様はカッコよかったし。


「そうですね。格好良かったですね」

「なら俺も、馬術習う!」


 私が話を合わせたのに、ますますアランは拗ねた様子で、そう宣言した。気難しい子分め。

 お兄ちゃんが好き過ぎて何でもマネしちゃうお年頃なのかな。よく出来たお兄様に対抗意識を燃やしているのかもしれない。


 出来すぎたお兄様を持つと大変だね! なんてったって、カイン様は8歳にしてフォロリストの称号を得た男だからね!


 私は心の中で密かにアランにエールを送った。



---------------------------------


 レインフォレストへの馬車の旅は、天候にも恵まれ順調で、無事に到着した。


 旅の間、私がどうしても新鮮な肉が食べたくて、こっそり馬を借りて、鳥を弓矢で射殺してさばいているところをアランに見られて、アランにビビられたりもしたけれど、基本的には仲良く旅を楽しんだ。


「まあ! リョウ! 本当に元気そうね! 良かったわ!」

 玄関の前で出迎えてくれたアイリーンさんは私を見るなり、そう言って抱きしめてくれた。


「ご心配をおかけいたしました」

 私もそういって、抱きしめ返す。


「無事ならいいのよ。お兄様も心配していたわ。リョウがくるからって、今は屋敷に滞在しているのよ」


 そう言って、アイリーンさん自ら私を屋敷へ案内してくれた。

 クロードさんは、基本的には自分の商会のところにいるけれど、甥っ子達と私が帰ってくるからということで、こっちに来てくれているらしい。


 まずは長旅で汚れた服と体をきれいにするために、浴場を借りることにした。前は、使用人用の洗い場を使っていたけれども、今はゲスト扱いなので、アイリーンさんの浴場を借りた。アイリーンさんの浴場はいつの間にか進化しており、井戸の近くに新しく小屋を建てて、水路を設置して井戸の水が直接風呂釜に流れるようになっていた。石を焼く竈も近くに設置してある。


 しばらく見ない間に便利になってる!


 私はお風呂でさっぱりさせると、アイリーンさんの計らいで、アイリーンさんのお古のドレスを着ることになった。

 淡い緑色のドレスだ。スカートの部分はシルクで出来ているみたいで、滑らかな光沢を放っている。胸元には濃い緑のリボンつき。

 ……なかなか可愛いじゃないか、私!


 久しぶりに会ったメイドのステラさんに髪の毛を綺麗にアップしてもらって、まるでどこかの伯爵令嬢!


 いや、まあ、実際伯爵令嬢なんだけれども。


 ルビーフォルンではバタバタ慌しくしていて、バッシュさんのところで、あんまりこういう格好をする暇がなかったので、新鮮。


「リョウ様は、しばらく見ない間に綺麗になりましたね」

 ステラさんの手によって、劇的ビフォアアフターした私を見て、しみじみといった様子でステラさんが話しかけてくれた。


「ありがとうございます。それと、ステラ様、私のことは前と変わらずリョウでお願いします。なんだか変な感じです」

「いいえ! リョウ様はもうすでに伯爵令嬢です。そのようにお呼びすることはできません。何事もけじめが大事なのです。分かりましたね、リョウ様」

「あ、は、はい」

 ステラさんの剣幕に私は返事をすることしか出来なかった。

 呼び方は様付けされてるけれども、なんというか、ステラさんは私の上司的な人だったから、なんか逆らえない。


 私は綺麗に着飾って、ゲストルーム的な部屋に移動することになった。そこで、すでに格好を整えたアランとカイン様がアフタヌーンティーを飲みながら待っているらしい。クロードさんももしかしたらいるかもしれない。


 ステラさんに案内されて、ゲストルームにはいると、紅茶を片手に談笑しているレインフォレスト兄弟がいた。二人とも私が部屋にはいると驚いたような表情で私を見ている。


 なんていったって、今日の私はおめかしリョウちゃん。おそらく私のドレス姿におどろいているのだろう。

 どう? どう? 可愛い? かわいい?


 私はさりげなく自分が最も可愛いと思っている表情をして、一番スタイルが良く見えるポーズをとることにした。


 一番最初に反応してくれたのはカイン様だった。


「リョウ! 見違えたよ! 普段のリョウも可愛いけれど、今日のリョウは一段と美しいね。淡い緑色のドレスにリョウの金色の髪が輝いて、まるで野に咲く可憐な花のようだよ。リョウ、お願いだからその姿で外に出てはいけないよ。花達が自分達よりも美しく咲くリョウを見たら、恥ずかしくなって萎れてしまうかもしれない」


 あ、う、うん。ありがとうカイン様。

 さ、さすが、ポエマーだね! 思ったよりも長らく褒められたから、私ちょっと恥ずかしくなっちゃったなー。流石に花達も恥ずかしさで萎れたりはしないと思うんだよなー。


 予想以上に褒められて、むしろ褒められすぎて、あんま褒められた感を得られなかった私は、次のターゲットであるアランに目を向けた。


 しかし、まだアランは、驚いているみたいで、ポカーンとした顔で私を見ていた。流石に驚きすぎなのでは。正直学校の制服だって、ドレスチックなんだし、そう変わらないじゃないか。まあ、確かに髪の毛とかもアップにはしてるけれども。


 未だに何も声を発してくれないアランに痺れを切らして、私は満を持して話しかけることにした。


「アラン、どうですか?」


「え?」


「だから、この私の格好ですよ」

 そういって、私はドレスをつまみあげた。


「あ、うん。……いいんじゃないか」

 アランは、視線を下に落として、小声でそう言った。

 そっけない! もっと褒めてくれたっていいじゃないか! 気の利かない子分め!


 と思っていた私はおそらく不満の色を顔に出していたのだろう。私の顔を見てアランが慌てた様子で、目を泳がせて、カイン様がいる辺りを見て止まった。

 そして、私の方に視線を戻す。


「花が枯れるのはリョウのせいだと思う!」


 やめてよ! どういう意味!? 花が枯れるのを私のせいにしないで! 自然の摂理! 


 レディを満足させる一言も言えないなんて、子分はまだまだね。先が思いやられるよ。


 私は、結婚適齢期になった時に、女性の扱い方が分からなくて困っている子分を想像して頭を痛くしていると、クロードさんが部屋にやってきた。


「リョウ! 本当に帰ってきたんだね! 会いたかったよ!」

 クロードさんはそう言って、再会の抱擁をしてきた。


 私は一瞬、ロリコン……と思ってしまったけれど、これは久しぶりに出会った私に対する感動の抱擁なんだと思いなおして、私もクロードさんと再会の抱擁を返すことにした。




登場人物紹介


リョウ=ルビーフォルン

今作の主人公

現在は10歳

ルビーフォルン伯爵家の養女(もともとの生まれは開拓村の農民の娘。)

前世はハイスペックな日本の女子高生。

前世の時から抱えているコンプレックスにより精神的に不安定なところもあったけど、二章では少し落ち着いてきてる(はず)。

ただもともと承認欲求が強いため、人から褒められることが好き。褒められるために頑張るようなところがあるが、褒められ方もこだわりがあるようで、ポエム的な褒め言葉よりもシンプルを好む。魔法は使えない。

呼ばれ方:リョウ、リョウ様、リョウちゃん、天上の御使い様


アラン=レインフォレスト

男の子

現在は10歳

伯爵家のお坊ちゃま。魔法も使えるエリートだからって調子に乗ってたクソガキだったけれど、主人公の子分になり、お母さんとの時間が増えてからは素直な面が出てくるようになる。もともとの性格的には意地っ張りで気が強い。でも素直なので、思い込んだことは一直線。それ故に一時期主人公のストーカーとなる。

外から見ると、魔法使いで名門貴族で見た目も良くてハイスペックという設定にしているはずなんだけど、残念な行動が目立つので、ある意味周りからは一目置かれている。

一時期親代わりでもあった兄が大好き。ブラコン。2章では兄に憧れつつも、負けたくないという思いもありつつの複雑なお年頃。

呼ばれ方:アラン、アラン様、子分、クソガキ、ストーカー


カイン=レインフォレスト

男の子

現在は13歳

伯爵家の坊ちゃまだけど、魔法使いじゃない。小さい頃からアランの面倒を見ており、8歳の頃ですでに達観したような様子がある。剣術が得意で、学校の騎士科では天才とまで言われている。優しくて情にあつくイケメン。魔法使いである弟のアランについては、複雑な気持ちもありつつ、それでも家族だからという理由で可愛がることができるほどの出来た兄上。父の影響で、言動がポエムチックになっている。常に回りに気を配り、フォローを欠かさないフォロリスト。あまりにも出来た人なので、実は主人公が尊敬している人の1人。ヘンリー王弟と仲がいいらしい。

呼ばれ方:カイン、カイン坊ちゃま、カイン様、お兄様、フォロリスト、ポエマー


クロード=レインフォレスト

33歳(適当)

レインフォレスト商爵様。アイリーンの兄。

道具を発明した子供を捜しに長旅をした末に主人公をお買い上げ。思いのほかに主人公が優秀だったので、嫁にしようと結婚を申し込んだところで、主人公が山賊に攫われる。

頭の回転が速く、先見の明があり商売人としてはかなり有能。ただ楽観的過ぎるところもあるので、たまにドジを踏む。ロリコン疑惑があるが、本人は否定。攫われた主人公を探すために人買い屋に通い3人の女性を従業員として買い取る。本人曰く、目が合ってなんか可哀想になったからとのことで、やましい気持ちはないと言っているけれど、アイリーンさん含むほとんどの人は信じていない。

呼ばれ方:クロードさん、クロード様、クロード叔父様、クロードお兄様、ロリコン、変態


アイリーン=レインフォレスト

女性

レインフォレスト伯爵家の女領主

アランやカインの母親

一時期魔法使い不足で、仕事に追われ、家族との時間をとれないでいたけど、主人公のおかげで余裕を持てるようになった。そのこともあって、主人公には好意的。主人公がクロードさんの商会に連れて行かれるのが嫌だったので、買い取ろうとするも失敗する。

性格は気が強いが素直で、思い込んだら一直線。故に仕事がハードな時はブラック企業戦士と化していた。2章では、新たに妹が生まれ、生活に余裕が出てもいるし、夫も帰ってきているので、女性的な柔らかい面が出てくる予定のはず。


カーディーン=レインフォレスト

男性

レインフォレスト伯爵家の主人 アイリーンさんの夫

アランやカインの父親。

前の王様の子供。現王様の腹違いの兄弟の1人。

魔法が使えないため、主に事務的な仕事で領地経営を手伝っている。一時期王命で王都にいたけれど、4年ぐらい前に戻ってきた。

温和な性格で、フェミニスト。ポエムチックなセリフでアイリーンさんをメロメロにする甘いマスクの持ち主。


ステラ

女性

レインフォレスト家の奥様付メイド

彫刻のように無表情だけど美人。仕事も出来るしパワフルなので、ブラック企業時代のレインフォレストでも倒れることなく職務に当たっていた。ちょっと潔癖なところがあり、小汚い人とは目をあわさない。

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