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入学式の朝1
初掲載ですので宜しくおねがいします。
朝の日差しが眩しくまだ寒さも残る4月上旬、主人公、幸村奏太は布団の中でうずくまっていた。
「ウゥゥ……腹が痛い……」
布団の外は寒く、動くといつ出るか分からない状況の中で一人もがいていた。すると階段を上ってくる足音が聞こえてきた。
「ドタドタドタドタ! 」
だんだんと足音が強くなってきて、遂に自分の部屋の前で止まった。
「早く起きなさい! 奏太! 今日から入学式でしょ! 」
そう言って幼馴染の霧村千花が扉を開けて入ってこようとして扉を開けた。
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