表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/46

5‐足

聞こえていますか、

自分の足音が

消えていませんか、

自分の足跡が

大切なモノはなんですか

それを追っているのですか

捜しているのですか

見えていないんですね

歩くのは止めることが出来ませんか

後ろを振り返ったりしないんですか

前に進むことが全てではないでしょう。


…止まりなさい。


…止まって。


…止まって下さい。お願いだから


足元を見て


犠牲にされてきたモノの悲しみが、あなたをずっと待ち続けていたワタシの思いが…

足に絡まりついて、纏わりついて動きを鈍くさせ、最後には動かなくさせる。

あなたは見た、見るという行動に出てくれた。

ワタシは嬉しいの、でもあなたは嘆くのかしらね?

苦しみと悲しみと悔やみと恨みと…


全てあなたのせい、大切なモノがよく分からないという心の穴が埋めてくれるモノを欲しがっていた。

人はあなたはとても弱いイキモノなの、ワタシがいつでも隣に居たのに気づくことは無かった…


あなたを呪うような感情ではないのよ。

あぁ、わたしはもうあなた…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ