表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/46

17‐終わったココロ

いつも隣にいるのが当たり前

笑顔を向けてくれるのが当たり前だった


そんな当たり前な日常に戻れたらどれだけいいだろうか

気づいたら君は居なくて

気づいたときにはもう遅くて


こんなことが分かっていたら

毎日を大切にしようと努力したかもしれないのに


いや、分かっていたら

その日が来ないことを祈って

その日が来ることを恐れて

僕は動けなくなっていたかもしれない


ついさっきだ


今日の晩御飯なにがいいかな?


無邪気に僕のとなりで笑っていた

今日と言う日に限って疲れていた僕は適当に返して君に背を向けた


誰がこんなことを想定したか

僕の背で君は何を思ったか

どんな顔をしていたか


なにも知らなかった

なにも知ってあげなかった



君の最後は綺麗で

やっぱり僕は君に惚れて

そして好きになって愛したんだ


温もりが欲しくて

君に触れて

そして後悔した。



全て終わってしまったんだ

君の心臓ーココローも

僕の恋心ーココローも


涙を流すのは僕だけだった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ