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最弱妖怪娘の学園生活  作者: とんぼ。
学校生活編

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24/41

24.結果発表

 今日も今日とて曇り空。そんな中、学校で行われるのは中間テストの結果発表だった。結果は、それぞれの階の渡り廊下にある掲示板に張り出される予定だ。

 昼休みになり、東と西校舎の間にある渡り廊下へ向かう。


 「おっ。あったあった。」


 隣にいた純麗すみれちゃんは掲示板で自分の名前を見つけたのか、そう呟く。私も張り出された紙を眺める。


 「あっ。私もあった。総合85位…まぁ、普通だね。」


 青柳あおやなぎ高校はだいたい1学年175人在籍なので、丁度真ん中あたりだ。


 「いーじゃん!うち、170位だよ…?下から数えて5番目…。」

 「ま、まぁ次頑張ろう。ほら、期末は体育とかあるから、それで点数稼げるんじゃないかな。」

 「そーだよね!うちならいけるよね!うんうん!」


 持ち直しの早い純麗すみれちゃんはもう回復していた。それにしても、純麗すみれちゃんはいくつか赤点だが平気なのだろうか。中間、期末と連続で同じ教科が赤点になると補習を受けなければならないのだ。

 まぁ当の本人はあっけからんとしているので、無用な心配なのかもしれないが。


 そういえば、1年でトップの成績は誰なのだろう。


 張り出された紙の上を見る。


 「あ。」


 1位は知らない名だった。しかし、2位は馴染みのある生徒だ。


 「荒井あらいくんって、賢いんだ…。」


 そう。2位は荒井あらい千里ちさと。部活仲間兼妖怪退治仲間であった。

 彼とは世間話すらままならないので、成績が優秀なことさえも知らなかった。何だか少し寂しいような、そんな気がする。


 「はー。かえでっち!お昼にしよ!なんか、疲れたし!」

 「うん。そうだね。」

 「あっ!頑張ったご褒美に売店でプリン買っちゃお!」

 「……………頑張った…?」


 赤点まみれの純麗すみれちゃんの点数を思い出す。


 「が、頑張ったの!ほら、自己評価でさ!かえでっちも一緒にプリン食べよ!」

 「そうしようかな。………私、売店の焼きプリン好きなんだ。」 

 「うちも!でも、やっぱり王道のフツーのやつが一番!」


 そんなことを言って、1階の食堂へと移動する。併設してある売店でプリンを買い、食堂の一角に座る。

 普段であればテラス席へと行くのだが、今日は曇りなので中で食べることにした。


 「いただきまーす!」

 「いただきます。」


 私と純麗すみれちゃんはお弁当だ。テーブルに広げて早速食べる。


 「んー。おいしー!」

 「純麗すみれちゃんのお弁当は今日も可愛いね。」

 「でしょー!」


 純麗すみれちゃんのお弁当を覗くと、そこには海苔でキャラクターの顔が作られていた。ばかりでなく、おかずのハムやだし巻き卵がハート型になっていたりと、見るだけで楽しいお弁当だった。

 私は料理も得意でなければ苦手でもないので、純麗すみれちゃんの器用さが少し羨ましかった。


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