第7話 幼馴染の定義
タイトルからしてネタっぽさ満載ですが、この質問をChatGPTに投げてみるとどんな答えがかえってくるかちょっと気になっていました。というわけで、早速結果ですが次のようになりました。
概ね私が思っていたことと同じですね(笑)。幼稚園~小学校からという相場観を共有しているのは面白いといいますか。「中学校でも長い間親しい友人であれば、幼なじみとして呼ぶこともあります」とコーナーケースにあたるところを補足している部分や、あなたがそう呼びたければ呼んでもいいという辺りなど実にきめ細やかです。
ChatGPTに果たして「知性」があるかはTwitterなどでも結構色々な人が論考を繰り広げていますが、個人的にはLLMが本質的には「原理的には単に次に出てくる確率が高そうな文字を予測しているだけ」であっても、そもそも人間の知性なるものも同様の先読み原理で動いてるのではないか、と考えているのでChatGPTには既に(内部実装は違いますが)知性が宿っているような気がします。
時々トンチンカンな答えを返すのは彼(彼女?)が「言語世界」での体験しか持ち得ないからであって、Webカメラやらマイクやら搭載して学習させたら途端にものすごい精度上がる気がしています。実際、画像を使って質問をできるのだと格段に精度が上がったという研究(マルチモーダルCoTといいます)があるのも「視覚」が回答精度を上げるのに大きく影響していることを伺わせます。