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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

中華風ファンタジー

養花天の薬術師

作者:智郷めぐる
 運動? したくない。戦? もっと嫌だ。
 本を読んで、薬草畑の手入れをして、調剤して、研究して、ずっとそうやって生きていきたい。
 でも、それで周りが許してくれるはずもなく――。
 李《り》 霓瓏《げいろう》は仙子《せんし》族という恵まれた種族に生まれながらも、武術に関しての努力はまったくせず、ただただ大好きな薬術ばかりを磨いてきた。
 痛い思いをしたくない。怪我なんてもっと嫌だ。
 成人したある日、このままでは息子が駄目になると思った両親により、二十年間生きてきた聖域から追い出されてしまうことに。
 体力も武力もない霓瓏にとっては、絶望的な状況。
 歩きついた場所は戦国真っただ中の中原大陸。
 「うげぇ」と思っていると、視界に映ったのは、真っ黒な靄が立ち込める慧国朱燕軍の野営地だった。
 護国の英雄と謳われる将軍がいる軍に、何故暗雲が? と、気になった霓瓏は、唯一霧の立ち込めていない天幕へと入って行くことにした。
 それは霓瓏の好奇心が呼んだ運命だった。
 天幕の中にいたのは、奇しくも、父親がそうなってくれと願うような、英雄――朱《しゅ》 祁旌《きせい》という武人。
 のんびりと生きていきたかった霓瓏の生活は一変する。
 わがままで、怠惰な性格は変わらないが、好奇心に突き動かされるままに突き進む、薬術師としての成長物語の始まりだった。


※不定期更新(週三~週一)
※カクヨムでも連載中
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