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Paradox-魔王姫を守護するは召喚されし剣士-  作者: 雪月花
始まり、王都ファーベル冒険者失踪事件
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王都ファーベル 冒険者失踪事件END

おはようございます。こんにちは。こんばんは!

雪月花でございます!

長らく続きました『王都ファーベル 冒険者失踪事件』の最終話になります!

ではでは、お楽しみください!

巨大なクレーターを中心にフォルカは笑いながら仰向けに倒れており、シオンはルインに寄り掛かりながらふらつきつつも上に登る


「うーん、タイミングとしては最高かな?」


救援部隊にアーロンが混じっており、第一声がそれであった


「取り敢えず、殴らせろ。後、医療班をよこせ」


「来るの遅いし、登場がうざい」


「冷たっ!?」


後ろにいるからゆっくり行くといいよー、っとアーロンの声を聞きながら歩き出す、医療班が救護テントを張っている広場に出ると、見知った顔がひょっこりと現れる


「お待ちしておりました。水晶からいつ目を外せばいいの分からず大変でしたが…此処まで来てしまいました」


「は、ハンナ!?」


「はい、ハンナです?」


ルインが驚きながら声を出せば、首を傾げならハンナが反応する


「…ルイン、すまないが…傷に響く…」


「あ、ご、ごめんなさい…」


ずきずきと響く痛みに呻きながらテントに入る




「フォルカ君、事件の解決ご苦労さん。終わった所で申し訳ないけど次の依頼いいかな?」


ラリサとアナンに支えられながら歩いて来るフォルカにアーロンが声を掛ける


「ちょっと!少しは休ませてよ!」


そんな、アーロンに噛み付くようにラリサが声を荒げ、ベルとアナンも無言で睨んでいる


「そうも言ってられなくてね、依頼人は今日明日に帰ってしまうんだ。その前に請け負って欲しくてね」


「だけど…」


「大丈夫だよ、依頼内容は?」


「話が早くて助かるよ、依頼内容は単純、護衛だよ」


「…で、依頼主は?」


そう聞かれるとアーロンは後ろに張られている救護テントを指差す


「…あそこにいるのか?」


「うんうん、すぐにわかると思うから行くと良い。他の仕事は僕がやっておくよ」


そう言ってアーロンはひらひらと手を振りながらクレーターを下りて行った





「あ、」


「ん?」


ハンナに治療されながら目を閉じていると入口の布が揺れたので視線を向ける、すると


「もしかして、護衛の依頼人って…?」


「護衛…?頼んだ覚えはないが…強いて言うならルインの軍に加わって欲しいぐらいか」


ちらりと横を見れば、静かに寝息を立てながらルインが横になっている


「…驚いたよ、ルインって名前だからまさかとは思ったけど…ね」


「魔王様は姿を変えていたはずですが…?」


「変装魔法に使っていた魔力も支援に回してくれたんだろう…」


ハンナの疑問に眠るルインを眺めながら静かに呟く


「アーロンさんの話…俺達をルイン様の護衛にする…って事なのか…?」


フォルカは此方を見つめながら確認する様に言う。成る程、アーロンの言う援助はフォルカ達か…勿論それだけではないだろうが


「そういう事になる。俺達に力を貸して欲しい」


真っ直ぐフォルカを見つめながら伝えると、フォルカは少し嬉しそうに俺の手を取り


「もちろんだ、これからも頼むよ、シオン!」


にかっと笑いながら言うフォルカに後ろで控えていたラリサ達も笑い声を小さく上げる

魔王城がまた賑やかになりそうだ…

「しお、ん…ふふ…」


「寝言で人の名前を呼ぶな」

((((二人の関係気になる))))

魔王城は賑やかになります、奴がいるからね!

次は解説会になりますのでご了承を!

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