表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

プロローグ

このアプリでは初作品です。

不慣れなところや文章がよく分からないところなど、あるかもしれませんが、ノリで作ったものなので、気楽に見てくれると嬉しいです!


「おぎゃーおぎゃー」



赤ちゃんの泣き声を聞いて、ドタドタと大きな足音で勢いよく部屋に入ってきた男性。

男性は、目を見開いたあとホッとした顔になった。



「よく頑張ったな、クレア。」


「えぇ。見てベルナール。小さいわ」


「...あぁ、小さいな」




女性の腕の中にいる赤ちゃんは大きな声で泣いている。こんなにも小さいのに、力強く泣く赤ちゃんを愛おしそうに見つめる。



(ん...ここどこだ。周りで何か言ってんのに全然聞こえない。てか、聞き取れない。

それに視界もなんにも見えない。ぼやぼやってしてる。俺ってこんなに目悪かったっけ?いやいや、そんなはずはない。

特にこれといって特徴のない俺が、両目2.0という普通よりちょっとだけ、ちょこっとだけいいんだから。忘れるはずがない。


ていうか、俺はなんでこんなに泣いてんだ?

泣きたいわけでもないのに無意識に泣いている感じだ。



んーーー...そうだ!

夢だ!夢だからこんなにふわふわってしてんだ。そうか...そうだよ!

だったら寝れば夢から覚めるよな。

良し、眠ろう。

おやすみー)




「あらあら、もう寝ちゃったわ」


「可愛いな」




クレアと呼ばれた女性とベルナールと呼ばれた男性の夫婦は、これからこの子を絶対に守っていこうと自分たちの愛の結晶を見て決意を固め、赤ちゃんをのぞき込んだ。

幸せそうに眠る自分の子供に、笑みがこぼれた。



これから、前世の名を水無瀬鏡、

今世の名をアベル・オルコットの

人生が再スタートする。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ