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失恋  作者: 紀本 真利亜
8/9

白い天使達

今更ですがクリスマスの失恋の詩になります。

今日は聖なる日

クリスマス

周りはカップルだらけ

なのに僕は一人で歩いてる

本当はキミと歩いてた筈なのに


僕はさっき彼女にフラれた

わざわざクリスマスにフル事もないのに

なにが好きな人が出来ただ

前から好きなヤツがいたなら

クリスマスが来る前にフレよな



今宵は聖なる夜

クリスマス

周りは幸せ溢れる人だらけ

僕は未だ一人で歩いている

今頃キミは違う人と歩いてるの?


漆黒の空からは雪が降ってくる

わざわざこんな日に降る事もないのに

今年に限ってホワイトクリスマス

周りのカップルが羨ましい

どうせなら一年前のこの日に降れよ



この雪が雨なら

僕の涙はごまかせるのに

この雪が雨なら

今の僕に丁度良かったのに


キミへのクリスマスプレゼント

渡しそびれちゃった

いっその事渡せば良かった

今となってはあっても仕方のないものだから

キミの欲しがってた香水

淡い香りなど今の僕には必要ないから

甘い香りなど今の僕には似合わないから


聖夜は綺麗に雪が舞う

ホワイトクリスマス

幸せな人達を祝うように

白い小さな天使達は

暗い空から次々と舞い降りる

それはとても綺麗で美しい

数年に一度の空からの

クリスマスプレゼント



僕は一人雪が降る夜空を見上げた

キミもきっとこの夜空を見ているの?


僕の顔に雪が落ちる

なんで僕だけが一人?


空から舞落ちてくる

小さな天使達

僕の顔にも落ちてくる

その天使はすぐに雫となり

僕の涙と一緒に頬を伝う


それはとても冷く

今の僕には

とてもお似合いなのかもしれない









クリスマスの日は全ての人が上手くいってるとは限りません。

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