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失恋  作者: 紀本 真利亜
3/9

一目惚れ

一目惚れをした女の子の話です。いつも使ってるバス停での話。

いつも同じ時間に貴方はいる


いつものバス停に



私は貴方に一目惚れしてしまいました


毎日 貴方に逢えるのが嬉しくて心がときめく




貴方に気づいて欲しくて 私は色々してたんだよ


髪の毛イジッテみたり


いつもよりスカート短くしてみたり


目が良いのにメガネ掛けてみたり


お気に入りの香水をいつもより少し多くつけて貴方の近くに寄ったり


私には貴方に話しかける勇気が無かったから



いつもバス停には待ち人が数人


貴方は数人の中の私に気づいてくれた?



あの時間のバス停 いつも私の胸は


ドキドキ早鐘をうっていたんだよ


私の夢を見る時間帯




いつもの時間に貴方はいた


いつものバス停に 



あなたが携帯で話してた 声が大きすぎだよ


内容からして彼女とのデートの約束をしてた



貴方には彼女がいたんだね やっぱりいるよね


目頭が自然と熱くなり


いつもでない溜め息が一つでる


メガネが少し曇ってきたのではずし


気が付くとさっきまで貴方の近くにいた私は自然と距離を取っていた


私はいつも乗るバスに乗る事が出来なかった


いつものバス停には私ひとり


ひとすじの涙が右頬を伝った



今日も同じ時間に貴方はいるよね


いつものバス停に



私は貴方に逢うのがしばらく出来ない


だって 貴方に逢うと悲しくて心が痛むから



私はバスの時間を少し遅らせた 逢う勇気が無かったから


いつものバス停に私ひとり


私の片思いは終わりを告げる




いつもの時間に私がいなくなってても


貴方は気づいてないよね



































なかなか巧くいかないから恋はドキドキするのではないでしょうか。

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