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失恋  作者: 紀本 真利亜
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年下の君

こんな失恋もあると思います。今回は年上女性と年下男性の物語です。

キミの最近の仕草と態度

私はキミとの恋が終わるのを感じた


年下のキミ 


優柔不断で優しいキミ


嘘をつけないキミ


キミは若いからきっと新しい恋をしたいんだよね?

もっと色々な経験を積みたいんだよね?


でもキミから別れを切り出さない限り

私はキミの女なんだからね


だから私はキミに言うんだよ?


キスしてって


抱いてって


だって


私はキミの事が好きだから

キミを困らせてる訳じゃないよ




優柔不断なキミ

早く男らしい所みせて


フられるのを待ってるのは

正直キツイんだから


涙が出そうになるよ

でもキミの前では涙は流さない



優しいキミ

言わないのが優しさじゃないよ


時間が経てば経つほど

キミも辛くなるんだよ


私から言いそうになるよ

でもキミから言うまで私は言わない



嘘をつけないキミ

やっと真実を言うんだね


私は涙をこらえるよ

私はキミにフられたんだから


キミは新しい恋へ歩くんだね

私はキミを止める事は出来ない


だって


私はキミの事が死ぬほど好きだから

好きな人の前では涙は見せないよ


涙こぼれちゃうとキミが困るから

優柔不断で優しいからさ キミは


早く行ってよ 涙がこぼれちゃうから

お願いだから もう一人にしてください




私は笑顔で元彼になったキミを見送った


好きなキミに嫌われたくなかったから



今でも大好きな年下のキミ

私と付き合って少しは大人になったの?


新しい人は困らせてはダメだよ

キミは優柔不断で優しいから


キミのいなくなった部屋で一人

大粒の涙をこぼして泣いた




キミに聞こえないように



















好きだからこそ笑顔で見送る事だってあります。だって相手に気持ちがなくなってしまったら終わりなのだから。どうせ終わるんだったか笑顔でって、なりませんかね?

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