お爺さんの金塊
野盗:
……まだ負けてねぇ! そのジジイを引き渡せ!
[発言力 0.1/15]
ユウヤツ:
……し、しつこいな……
お爺さん:
はよ倒れんかい!!
○○○○○○○○○○○○○
“はよ倒れんかい!!”
――ギノワンお爺さん
発言レア度★★★☆ ウルトラレア!!!
○○○○○○○○○○○○○
野盗:
なーにが絆だ!? 今時ガキにも教えねぇよ!!
喰らえ!
「金剛二指鞭打!!」
ユウヤツ:
ぐぁっ!?{-15}
[64985/65000]
こ・こいつ、魔法も使えるのか!?
野盗:
ほぅ……まだ息があるとはな? 褒めてやる。
ユウヤツ:
やめろ、思い出せ! 俺たちが若かった頃を!
野盗:
……若かった頃……?
ユウヤツ:
子供の頃を! 思春期の頃を!!
野盗:
子供の、頃……思春期……?
野盗:
……そうだ、俺は――
思春期の時に、世の中が嫌になったんだ。
それで、野盗になった……
でも――変わったのは、俺の方だったんだ。
思春期で大きく変わったんだ。第2次性徴とともに。
他の奴らもそうだ……
世間は……変わってない。昔から。
現実と理想に、ずっと追われてるだけ……
野盗:
俺が……間違っていた……
ユウヤツ:
分かってくれたか!
野盗:
変わったのは、俺たち大人だ……
ユウヤツ:
分かってくれたか!
野盗:
盗む相手を変えねーと……
ユウヤツ:
……え!?
お爺さん:
おぉ……発言力によらず、わずかな発言で無力化しおった!
見事な発言法じゃ!
野盗:
なぁ、教えてくれ……
絆は――絆は、本当にあるのか?
ユウヤツ:
発言する!
「絆はある!!」
野盗:
むぃっ!?{-65000}
[0/15]
無事に、野盗を〔説得〕で退けたユウヤツ。
お爺さんから感謝の印として、拳大の金塊を受け取る。
ユウヤツ:
こ、こんなの受け取れませんよ!?
お爺さん:
遠慮せんでいい、はした金じゃ。
……1断片に比べればのう。
ユウヤツ:
……? わんちっぷ?
お爺さん:
新時代の財宝、この世の全て――と噂される財宝じゃよ。
ユウヤツ:
そんな財宝が……そう言えば、聞いた事があるような?
お爺さん:
海の都であるここドレーダなら、有名な話じゃろ?
横線とか、縦線とか……
まぁよいわ、その金塊は軍資金にしとくれ……
ユウヤツ君、だったか?
わしはギノワンと言う。助けてくれてありがとう、じゃあの!
ユウヤツ:
……はい! お気を付けて!
ギノワン爺:
(……き、絆の……こりゃ大変じゃ……)




