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発言傭兵ユウヤツ
公子セラキ:
もう1つ、提案がある。
少しの間で良い……この戦いに加わらないか?
ユウヤツ:
野盗の征定に?
公子セラキ:
私は発言者が欲しい。お前は発言傭兵として給料を得る。
働き次第で褒章を賜るかもな? 顔も売りたければ売れる。
――悪い話ではあるまい?
公女セラハ:
ユウヤツ様が我が軍に? 素晴らしいですわ!
ユウヤツ:
……やってみようかな?
セラキ:
よし。だが、無理はするな?
ユウヤツ:
セラキこそ、司令官なのに出撃しても良いのか?
セラキ:
私は発言司令官だからな。
ユウヤツ:
発言司令官!?
個人用の幕舎へ案内されるユウヤツ。
従者ゲガン:
寝泊まりに、こちらの幕舎をご用意しました。
諸手当は出ませんが、良きに計らえとの事です。
ご不満等ございましたら、仰せ付けを。
ユウヤツ:
はい。しばらく、お世話になります!
従者ゲガン:
こちらこそ。貴殿がおられれば、セラキ様もご安心です。
感謝もうし上げます。
本陣の警備は厳重ですが……野盗や不審者の闖入もございます。
ご油断めされぬよう。




