推薦状ゲット
同陣営の天幕。
公子セラキ:
お入りを。
従者ゲガン:
ユウヤツ殿、お待たせいたしました。
貴殿のための推薦状を、公子様が手ずからお認めになりました。
恒久的・公的な身分証明としても、王国全土でご利用いただけます。
ユウヤツ:
……これ、何で出来てるんですか?
従者ゲガン:
東方アジェアからは焙り樹皮を、ソーネ領からは青こぶ墨を。
コレドス領からは深青の強靭原石より――
ユウヤツ:
売ったら一体いくらになるんだ……
公子セラキ:
ユウヤツ殿、発言している。
ユウヤツ:
はっ!?
公女セラハ:
高価すぎて、売り物にはならないかと!
ユウヤツ:
何!?
セラキ:
有事の商いであれば、分解して散売りいただくしかない。
ユウヤツ:
……あ・あの、公子さま。おれ敬語とか苦手だし、失礼なので……
もっと上から口調で良いですよ。
セラキ:
…………
では、私からも提案がある。
ユウヤツ:
?
セラキ:
ユウヤツ。兵たちの前でなければ、私に敬語は不要だ。
ユウヤツ:
え?
セラキ:
どうだ? ユウヤツ。
ユウヤツ:
…………
公女セラハ:
お兄様……!
ゲガン:
ふふ……
ユウヤツ:
あぁ、分かったよ! セラキ!
(あれ? 意外と親しみやすい?)
セラキ:
(出自が分かるまで、近くに置くべきだろうな。
この発言力は、他所へやれば大事となる)
○○○○○○○○○○○○○
“では、私からも提案がある。”
――公子セラキ
発言レア度★☆☆☆ レア!
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