表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/12

学園祭、黒翼乱舞!



桜が舞い散る季節。

セリウス学園では、年に一度の学園祭が始まった。


教室は模擬カフェに変わり、廊下には屋台が並ぶ。

生徒たちは準備で大忙し。


リナが声を上げる。

「先生、見てください! 私たちのカフェ、大盛況です!」


ジークは背中を丸めて、いつものように椅子で昼寝中。

「……ふん、順調か。」

目を半分だけ開けてつぶやく。


---


そこに、突如現れる新たなトラブル。


「――ふふふ、面白そうな祭りだな。」


魔獣たちが校門を突破。

模擬屋台をひっくり返し、走り回る。

生徒たちが悲鳴をあげる。


「先生ーー!!」

リナが叫ぶ。


ジークはゆっくりと立ち上がる。

「……来やがったか。」

背中の黒翼が、淡く光を放つ。


---


瞬間、学園祭は戦場へと変わった。


ジークの動きは、まるで嵐。

机や屋台を盾に魔獣を翻弄し、

魔力を最小限に使いながら、容赦なく駆逐する。


リナとレオンは協力して屋台を守りつつ、

アリシアが後方支援で魔法を放つ。


「先生、手加減なし……!」

リナが叫ぶ。


「当たり前だ。遊びじゃねぇ。」

ジークはにやりと笑い、黒翼を広げる。


---


戦いの中、リナが叫ぶ。


「先生、あの子たちを守ってください!」


ジークは軽く頷く。

そして、黒炎の弧を描きながら魔獣たちを一網打尽にする。


最後に魔獣を地面に押さえつけ、

屋台も無事に守られた。


生徒たちが歓声を上げる。


「先生、すごい……!」

「かっこいいーー!」


ジークは、少し照れくさそうに肩をすくめた。


「……大したことねぇ。

 授業の一環だ。」


---


学園祭終了後。


リナがジークに花束を手渡す。

「今日は、ありがとうございました!」


ジークは軽く受け取り、風に揺れる花を見つめる。


「……まあ、たまにはこういう授業も悪くねぇな。」


レオンが後ろから突っ込む。

「先生、それ完全にサボリじゃなくて、自己満足じゃ……!」


ジークはにやりと笑った。

「……鋭いな、レオン。」


黒翼が風に揺れる中、

生徒たちは笑顔で学園祭の夜を迎えた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ