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プロローグ

彼は何者でもない子だったと思う。


共に生きたのはたった数年だったし、深い絆で結ばれていたという訳でもない。私自身彼に何の思い入れもない。これは紛れもない事実だ。ただ、彼はそうではなかったらしい。ずっと無視してきた癖に、いざとなったら頼るなんて、都合の良い事だ。腹立たしさすら覚える。

そんな何者でもない彼が放った最期の言葉は、不思議と私の中に何かを芽生えさせた。


ほんの少し、彼の物語を続ける手助けをするのも、やぶさかではないと思うほどに。

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