表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

「少しだけでもそばにいさせて」

あなたのなかで私は光ることはないのだとしたら、私は生きていけない。


 二者択一だとしたら。

 ほんのまたたく間に一瞬だけ、どの星よりも明るく輝いて思い出として片隅に存在するのか。

 あるいは、他の星よりも小さくて暗くてぼーっとしながらも確実にあなたのなかで光を放つのか。

 たとえば、蛍のように。


 あなたの一番になれないことはわかっているけれど、この気持ちとクラムボンさんを好きになったことは大切にしたんだよ。

 わたしの中の土星の君。あなたのことを本当に愛させてほしいから後者であれ、あなたの中に存在できるなら私は嬉しいんだよ。


 いつか、あなたが、自分の宇宙の中にわたしの光があることに気づいてくれますよう。


 祈るよ。

 こんな眠れない夜、明日もあさってもあなたに会えないことがわかっている夜は。


 今度会えるときは、美しいあなたの顔にほんのり紅くてほんのりとした暖かい熱がともっていますよう。


最後まで付き合ってくださってありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 作風的な性質として、どうしても少し難解ですが、ピュアな気持ちに触れたような気がしました。 恋愛は真面目にやればやるほど辛いですよね。でも何回しても本気な恋愛は真面目になってしまう。 儚い…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ