表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

はないちもんめ

作者: くれは。

「かーってうれしいはないちもんめ!」


『あぁ、そうだ、』


「まけーってくやしいはないちもんめ!」


『わたしはいつも、』


「あのこがほしい!」


『心のどこかで期待していた、』


「あのこじゃわっからん!」


『そんなことは起こりえないのに、』


「そーだんしましょ!」


『そうならないことは始めから決まりきっていたのに、』


「そーしましょ!」



私はいつもそうだった、

上辺だけの笑顔で取り繕って、"本当の私"が誰にもバレないように、悟られないように、


私は放課後に外で遊ぶのが嫌いだった。けれど、その頃の私は友達に誘われていつも同じ遊びをしていた。

外で遊ぶのは嫌いだったが、その遊びだけはとても大好きだった。残念ながら理由は忘れてしまったのだけれど、




でも、いつしかそれを嫌うようになった。私はある時気づいてしまった。



『ねぇ、どうして、? 』



『どうして選ばれるのはいつもわたしじゃないの、?』



いつからか、心に居座ったその感情に背を向けて、消して見ないように、他の誰かにも見せないように、無理やり張りつけた満面の笑みで、



「きーまった!」





─────────────────────


お読みいただきありがとうございます。

いいねや評価していただけるとうれしいです。

感想書いていってくださるとさらに喜びます。

ここまでお付き合い下さりありがとうございました。

またご縁がありますように

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 主人公が、なぜ他の遊びは嫌いなのに はないちもんめだけは好きだったのかという描写があるともっと良いと思います。 [一言] はないちもんめってこうも人気者かそうでない者かがはっきりと表れ…
2022/06/12 16:49 あそぱそまそ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ