「スカートを捲るな馬鹿!!」
ギャグ系は初めてです。
生暖かい優しい目で読んでくださると幸いです。
私には幼稚園の頃からの付き合いがある幼馴染みの女の子が居る。
名前は衛藤舞花。顔はとても整っており、とても可愛い。女の私から見ても嫉妬すら湧かないレベルに可愛い。
頭脳明晰、運動神経抜群、才色兼備でその上書道とか茶道とか、格闘技なんかにも精通しているとんでも美少女、それが彼女である。
でも、神は人に二物を与えないとか言われる中でいくつも持ってる彼女にも欠点がある。
それが何かと聞かれれば、一言で言えば彼女は馬鹿なのである。
先程彼女の事を頭脳明晰とか言ったが、それ事態は事実だ。実際頭の回転は物凄く早いし勉強も出来る。人に教えればどれだけ勉強出来ない赤点常習犯でも平均点は取れるような上手な教え方が出来る。
だが彼女は馬鹿なのだ。言い方を変えれば精神が幼いだとか、デリカシーに欠けているとか、変態であるとか、色々言い方を変えて彼女を語る事は出来るが、有り体にわかりやすく言えば、やはり馬鹿なのである。
「ゆうちゃんおはよう~!今日もおっぱい小さいね!パンツの色は何色かな?」
衛藤舞花。完璧超人とも言えるほどのスペックが有る彼女ではあるが、その性格は恐ろしく馬鹿の塊である。
「黙りなさい舞花!朝から何人の往来でセクハラしてくんのよ!」
この物語は、私、桜優花とその幼馴染みである衛藤舞花の日常を描いた物語である。
「あ、今日はピンクの花柄だ~」
「スカートを捲るな馬鹿!!」




