※第二章の登場人物※
前回の予告通り、第三章のスタートは明日(1月17日)投下する予定ですが、その前に第二章の登場人物紹介を投下しておきます。
第一章の終わりにもやりましたからね。しょうがないね。
内容は※第一章の登場人物※に上げた人達以外の登場人物になります。
正直、これに時間を割くくらいなら本文を進めたいということで、推敲もろくにしてない書き殴りみたいなものですが、少しでも役に立つなら、ということで置いておきます。
○サリア
メリーチェ付きの侍女で14歳。
肩の辺りで綺麗に切り揃えられた栗色の髪をした美少女。
コルエバンの街から南にあるセビエネ村の出身で、ティングレルの街で破落戸に襲われたところをニイロに助けられたりと、何かと縁がある。
第二章の終わりでは、どうやら誘拐された模様で、けっこう不幸体質かも。
○コズノー
石壁の二つ名を持つ、赤毛を短く刈り込んだ戦士風の男で、歳はニイロよりも少し上くらい。
普段はダグ、ニーアーレイとコンビを組む傭兵。
赤銅色に焼けた皮膚と、いかつい体躯には歴戦の風格が漂うが、見た目よりは物腰も柔らかい常識人。
得物は長さ1mほどの大盾と、やや長めの片手剣
○ニーアーレイ
腰まで届く栗色のストレートヘアに切れ長のブラウンの瞳、腿の辺りまでスリットの入った黒いタイトなイブニングドレスと、『お色気担当』といった風体の女性。
挨拶もそこそこに、ニイロの持つ装備やファージ達について被りつきで質問攻めをしていた。
ダグ曰く魔道具馬鹿で、見た目はともかく、中身は残念美女。
普段はダグ、コズノーとコンビを組む傭兵。
○ガラクト・スローン
ダスターツ領軍副長で、カジユ村までニイロ達を迎えに来た護衛騎士団の団長を勤めた。
部下の面倒見も良く気配りの人。
○ギータン・ポアルソン
細身の男で身長は180cm強、瞳は明るめのブラウンで、軽くウェーブの掛かった赤毛は、軍人にしてはやや長め。年齢は今年42歳になる。
ダスターツ伯領の騎士団長。
軍事面におけるダスターツ伯爵の片腕で、リンデン砦奪還戦では領都からの援軍を率いた。
○カウネル・ラッチ
ダスターツ伯爵の筆頭秘書。
36歳。癖のある金髪に碧眼。やや神経質そうな細面で口髭を蓄えている。
○ウェズレン
ダスターツ領軍所属の若手騎士。
模擬戦でサクラコと対戦して惨敗したが、サクラコに欠点を指摘されて以来、ポアルソン曰く、彼女の信者になった模様。
○ファレク・ラバナウ
リンデン砦守備隊長。
○ホルストーン子爵
王都から派遣されたリンデン砦救援軍指揮官。
サクラコの言動に翻弄される。
○ビオネス・エザクート
コルエバンの代官。
72歳。
堅実に着実に実務をこなし、先代の時分からダスターツ伯爵家に長く仕えてきた宿老。
慎重すぎる性格と巨躯から優柔不断、時に鈍牛との謗りを受けることもある。
○サイス・エザクート
ビオネスの息子でコルエバンの街の領軍指揮官。
○オルフ・ヤノス
ドマイセン軍リンデン砦攻略部隊の将軍で42歳。
グレーの髪を短く刈り込み、代わりに顎髭を長く伸ばしている。
大柄な体躯は鍛え抜かれており、ドマイセン軍の中では『髭の将軍』として有名。
味方を撤退させた後、ハルマインと共にサクラコに挑む。
○トール・ハルマイン
ビンガイン軍のリンデン砦攻略部隊指揮官。
ビンガインでは名門の、ハルマイン家の出身。
金髪の貴公子然とした風貌の青年で、若いながら将来を嘱望されてはいる。
しかし、実際の他国からの評価は『優柔不断』『指揮官としては優しすぎる』『臆病者』と、あまり芳しくない。
○ソットス・ジーマール
ドマイセン軍コルエバン侵攻部隊指揮官。
軍人というよりは学者か研究者と言った方が相応しく思える長身痩躯の壮年の男。
容貌に似合って、部下に対しても丁寧な口調を崩さないが、それがかえって冷たい印象を与えている。
しかし、実際はボノ川流域の公害の原因である鉱山を取り除こうと執念を燃やす、熱い一面を持つ。
○ワーゾ
ジーマールの副官
○チェセル
ジーマール麾下の部将。
○クロトレル
ジーマール麾下の部将。
○ユセルネバ
ドマイセン軍の特殊部隊長。
身長150cmそこそこの小柄な男で、浅黒い肌に、ごま塩頭を短く刈り込み、服の上からでも両腕の筋肉が見事に盛り上がっているのがわかる。
公害に苦しむボノ川流域の出身。
10人の部下と共に、姿を消す魔道具と、特別あつらえの武器を持って、5000のドマイセン軍を秘密裏にコルエバンの街近くまで導いた立役者。
○ノルコ・ガーフェンロ
ドマイセン軍第三騎馬隊所属。
普段はヤノス将軍麾下の部隊だが、同じく第五騎馬隊と共にジーマールのコルエバン攻略部隊に編入されていた。
ジーマールの命令でニイロへの使者となるが、実は囮だった。
○フェルノアン
ビンガイン国評議会議員。
四十歳前後の、焦げ茶の髪を七三に分けたビジネスマンタイプ。
9人いる評議会議員の内の一人で、王国侵攻には慎重な立場であったが故に戦後、王国への使節として派遣された。
○イレーツ
フェルノアンの友人兼秘書。
○ナルセン・ドウ・リドリスファーレ
リドリスファーレ王国第五王子で22歳。
コルエバン救援の為に王都より派遣されるが、到着した時は既に戦闘は終了していた。
王位継承権の順位は低い為、軍に身を置いている。
取り立てて優秀ではないが暗愚でもない、ごく普通の青年。
○フォルドン伯爵
コルエバン救援軍の参謀。
名目上の総指揮官は第五王子だが、実質的な指揮官はこちら。
ニイロの意見を受け入れて、ドマイセン軍の追撃を断念する決定ができるくらいには人の意見を聞ける人。
上でも書きましたけど、第三章スタートの第26話は明日17日の投下予定です。
うん、多分大丈夫。
だと思う。