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俺は本物の美女を見つけるために旅に出る

すいません。

俺の名前は今野(いまの) 島之(しますけ)。自分で言うのもなんだが、イケメンだ。例えるならそう・・・あ、例えが思い付かない。そのくらい比べるものが居ないほどに、だ。

そんな俺は今、緑の芝生の上で寝て、青空を見ている。なぜかって?そう、それは1時間前に遡る・・・

高校の下校時、俺はいつもの様に可愛い女の子を数人連れて帰っていた。その時だった…!俺の目の前にKONOYONOOWARIのピエロみたいな顔をしたブスが現れた!

なんと「あんたなんて!あんたなんてーー!!」そう言いながらブスが俺に突進してきたのだった!

腹に何かが刺さっている。

「な、なんじゃこりゃー!!」定番だが、そう叫ばずにはいられなかった。

俺は倒れ、血がドクドクと出てくる。 薄れていく意識の中思い出した。あのブスは昔、俺が罰ゲームで告白したやつだ。(まだ根に持っていたのか…)

あぁ、俺はこんな所で死ぬのか、もっと女の子とイチャイチャしたかったな・・・

「その願い、聞き届けた。お前を美少女だらけの世界へと送ってやろう。」

(これは神のお告げか…美少女だらけの世界へ連れてってくれるんだったらここで死ねたのも良かったのかな・・・)


そして現在にいたるわけだ。

(やはりあれは本当でここが美少女だらけの世界だと考えればいいのだろうか…)

寝ていても仕方がないのでとりあえず人を探して歩くことにした。20分ほど歩くと、早速人の影が見えた。あれは間違いない、美少女だ!

「すいませーん!」

俺は近づきながら話しかけるとその美少女は振り向いてくれた。ん?美少女?

そこにいたのは、宇宙人のような顔をした出っ歯のブスだった。

「え」

俺は思わず逃げてしまった。走って、走って、10分ほど走ると、集落が見えた。今度こそは…!

「すいませーん!」

そこには10人ほど畑を耕している・・・ブスがいた。

「うわーーー!!!」

俺は気を失った。

一面真っ暗な世界で俺はまたあの声を聞いた。神のお告げだ。

「どうだ?楽しんでくれたか?可愛い子ばっかりだっただろう?私が厳選した子ばかりだからな。」

・・・・・・・・

「神様B専かよぉぉぉおお!!」

すいません。

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