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うそつき

作者: 六すけ

かなり読みにくいです、ご覧いただけたら恐縮です。

1999年1月1日誕生-男-名前松野 和

家族構成、姉-自分-父-母


誕生から間もなく体調不良により入院、生後1ヶ月退院。

和、初めて家に入る。姉、父、ともに可愛がられる。

母が仕事、姉が幼稚園に行く、父が面倒を見る。

父からの暴力が始まる。


-----時は進み和5歳-----


父の暴力が酷くなり母にまで振るうようになった、僕が母を守らなきゃと思った、蹴飛ばされ体の小さな僕は軽々と飛ばされた、悔しかった。


父は僕が母を庇ったのを面白く思わなかった、背中を父に刺された、それをキッカケに役所が関わってきた。

裸の写真を撮られた。アザなどを撮って証拠にしたようだ、母に父を訴えられると言われた、僕はよくわからないけど訴えなかった。


父と離婚した、母は毎日仕事に出て僕と姉を養ってくれた。


新しい男の人が家に来た、すごく優しい人だ、真面目で僕たちの事を考えてくれる。


僕に余裕ができてきた小学校四年、たくさんの問題を学校で起こした。

母は毎回迎えに来てくれた。けど母は弱っていった。


僕が6年に上がる頃には何度か施設を行き来した。


6年に上がった時に通っていた精神病院にいつも通り行った、帰りにいつもお菓子を買ってくれてたから楽しみだった。

たくさんの大人に取り押さえられて麻酔を打たれた、気づいたら母はいなかった。一月に一度の面接があった、母は毎回来てくれたすごく嬉しかった。


施設に入って9ヶ月中学一年の後半に入った、面接の日に知らない怖い男の人が来て何かにサインされて連れてかれた。

どうやら施設を移すようだった、母に会えずに一年が経った。

予期せず知ってしまった、僕は捨てられたのだと


頭がおかしくなったあれだけ優しかった母を僕に嘘をついた施設の生活も楽じゃ無い母に会えるならと頑張った、なのに母は僕を捨てた。


僕は自分を捨てた。


施設に暮らして3年がたった嘘に抵抗がなくなった。


大人も余裕で騙せるようになった、俺は誰にも頼らない、誰も信用しないと心の中でずっと言ってきた。

自分が何者なのかがわからなくなった。騙すのは難しかったから頑張った、人の変化に気付きやすくなった。

騙すのは多少の信頼からと知った、変化を利用して取り入って心ない言葉を嘯いて、騙して悦に浸った。


そして夜に1人で泣いた


施設を脱走したのは高校入学間際だった、なんとか里親を見つけて入学した里親を騙すのも容易だった。


嘘が嫌になった俺は高校では嘘をつかないと決心した。


入学して直ぐに友達ができた、離れられるのが怖くて自分を大きく見せた、嘘を、ついた。

自分に言い寄ってくる女がいた、ずっと施設暮らしの俺は勿論童貞、性欲が勝ってありもしない恋を囁いた。


喧嘩して別れた、その後から自分の周りが壊れ始めた、学校を辞めた。


今は高校三年の年になった新しく落した彼女で遊んでいた、けどその彼女に過去を聞かれ同情を誘おうとしたら、何も言わずに泣き続けた、ここまでの反応は初めてだった。

わけもわからず起こってしまった、あーあまた新しいオモチャ探さなきゃと思った。

彼女は俺を見限らなかった、俺は初めて心を開いた、

彼女に嘘をつきたくなかった嘘をついた事、これからもきっとついてしまう事。すべてを話すと彼女は泣きながら「ありがとう」と言った演技で流す涙には暖かさが無かった、初めて心の中で感謝を唱えながら泣いた。


今ではその彼女と一年になる。

僕は彼女を幸せにしたい、彼女に本当を貰ったから。

僕より不幸な人は沢山いる、けどきっと本物をくれる人が現れるから諦めないで生きて欲しい。

嘘つきな僕の本物の愛をここに綴ります。

今このような人もしくわ悩んでる人がいればコメントください助けになりたいです。


最後までご愛読ありがとうございました

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