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魔法の弾丸  作者: oga
6/12

会議にて

会議室に集まった4人は教官から意外な言葉を聞いた

「これより、セントラルシティに入り、政府に攻撃を仕掛ける」

セントラルシティとは、この国の首都である

「戦場での訓練じゃないんですか?」

テッカが聞いた

「中央が戦場だ だが、訓練ではない 実戦だ」

「政府から仕事の依頼を受けるのに、何でそんなことを?」

次にライオが尋ねる

「そもそも、自殺行為よね」

サーシャが言う

「お前たちは表向きは政府から依頼を受けて戦う特殊部隊だが、実際の目的はこの組織を立ち上げた創始者の救出だ」

テッカ、ライオ、サーシャ、テルキ、全員が驚きの声を上げた

「そして、お前たちと別な任務を受けるといった他の4人はその実働部隊だ」

「わざわざ分けたのは、俺たちに無理やりにでも行動させるためですか?他の人が任務に当たるとなれば断れなくなる」

テッカが怒りを抑えながら言う

「創始者の手によって生み出されたお前たちに、逆らう余地はない」

教官が言い放った

「だが、そもそもそんなにうまくいくとは思えない 俺たちはまだ正式に訓練を受けるようになってから2年もたっていない」

テッカが言う

「そうですよ 初めての実践が中央なんて」

ライオが続く

「死にに行くようなものね」

サーシャが言った

「実戦経験を積めば相手にデータが漏れる もしそうなれば余計やりにくくなる

そうならないよう、今のうちにたたく」

そして、教官は持っていた中央の地図を広げた


セントラルシティの全容は、人口10万人を誇る巨大な街である

周りには堀があり、4つの橋からしか渡れない

また、それぞれの橋にゲートがあり、身分証明書がなければ入れない

そこを通過すると、東西南北の街がある

それぞれの街は住宅や店が混在した街である

この街は「電のオーブ」によって、電力を利用した電車が存在する

線路は、街を一周し、それぞれの街から中央に向かう電車がある

中央には、オーブシステムと呼ばれる中央の巨大な建物を管理するシステムがあり、オーブの光、闇、火、氷、風を使い、建物内を快適な環境に保つシステムがある

光と闇は照明、火と氷はエアコンの役割で、風を使って送り出される

そして、この建物の地下に、創始者が幽閉されているとの話であった


「セントラルシティを守る実働部隊は、警備部隊と呼ばれ、実際諸君らが戦うのはこの警備部隊となる」

教官が言う

「警察部隊は800人程度だ 軍を直接相手にするよりははるかに楽だ」

教官はそう答えた

「そして、諸君らはこの警備部隊を一度表にすべて出し、交戦するのが役割となる 具体的な作戦は、諸君らの属性を考慮したうえでとなる

まず、諸君らの属性の組合わせを考えよう」

と教官はいった


テッカ、テルキ、ライオ、サーシャのすべての組み合わせが考慮され、具体的な作戦も考えられた

そして、銃弾のあらゆる組み合わせが検討され、それを扱う訓練が実施された


それから、三か月の月日がたった

この日、セントラルへと攻撃が開始される


会社の飲み会行きたくないw


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