歌う俺
うたってすばらしい。
歌の素晴らしさを書いた文章です。
読めばわかる!
なぜか時折歌いたくなることがある。
鼻歌。
気分が良いときに自然と口から出る音。
歌はいい。心を和ましてくれたり、嫌なことがあっても歌があれば一瞬でもそのことを忘れられる。
リーンリーンとさっきから外で鈴虫が鳴いているが、これも一種の歌みたいなものだろうか? 朝なんかはホーホケキョとうぐいすが鳴く声をよくきく。虫はもしかしたら歌でコミュにケーションをとっているのかもしれない。
「あーーいい気分だ」と俺は夜道を散歩している。秋の夜道を鈴虫の歌を聴きながら歩く。
最高のぜいたくだ。
人間も歌でコミュにケーションをとれたらいいのに。歌なら普段思っていても言えないこともすんなり伝えられるような気がする。
「やーーーあーー♪ 今日の飯はまーーーずいねーーA~~~♪ 馬のくそのような味がすーーール――♪」
「なんですってーーーE~~~。あなた頭かちわられたいのーーーーO~~♪」
「いやーーそんなこといってもーーーおーー♪ もうちょっと努力のしようがーーーあるだろーーおーー♪ 毎日毎日――進歩がないんだよーーおーー♪」
「離婚よ―――O―――♪」
「捨てないで九――レーーー♪」
『らーーーーーー』と二人で手をつなぎながら踊り出した。
なんてことがあるかもしれない…まあないか。はは。
まあ歌はいい。どうせなら死ぬときまで歌って暮らしたいものだ。だってその方がロマンがあっていいだろ?