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私と”彼”と変化 no.1

人生何が起こるかは”ダレ”も分からない

素性も分からない「居候」との物語

なぜこうなったのか、なってしまったのかあまりにも不思議なことが起きた。

急に始まった「居候」との同居生活。素性も分からず成り行きでこうなってしまったが、この出会いは無くてはならないものだった。


 それから数日たった頃、私は会社の部長にある相談をしていた。

 部長「えぇ!急にどうしたんだよ、営業部から人事部に異動したいって!」

そう、私は部署の異動をお願いした。

 私「先日、母が退院したのですが、退院後の様子とか父だけでは大変でしょうし、今後もしかしたらを考えたらと思いまして。」

 部長「そうか、そこまで考えての結論ならしょうが無いと思うが、本当にいいのか?別に営業部のままでもいいと思うんだが、」

 私「いえ、もしもがあった時に迷惑になったら嫌ですから。」

 部長「そんなことないし、そんな考えなくてもさ、誰も迷惑なんて誰も思わないよ。」

 私「いえ、私が思ってしまうのでお願いします。」

 部長「そこまで言うなら仕方が無いのかな、分かった。人事部に話しておくからまた詳細が決まったら知らせるね。」

 私「はい、有り難う御座います。」

こうして私は営業部から人事部への異動が正式に決まった。社内にも通達が回り私は連日の同僚達から質問攻めに遭っていた。

 上司「鎌原、急にどうしたんだよ、人事部に異動するなんて。」

 後輩(男)「そうですよ、先輩、何かよからぬ事でもしたんですか?」

 上司「よからぬ事って、鎌原がそんな事するわけ無いだろ、うちのエース様なんだぞ!」

 後輩(男)「そうですよね、すみませんでした。」

 後輩(女)「でも何で先輩が人事部に異動なんですか?営業部の即戦力で大事な人なのに。」

個人的に気になる質問もあるが、ひとつひとつ答えていたら切りが無いほどに質問攻めされている。

 私「何かやらかしたとか無いですから、ただ家庭の事情で営業を続けづらいところがあるので、異動という形で営業部を離れるだけです。」

 上司「それなら仕方が無いよな。」

 後輩(男)「でも、先輩が居ないなんて寂しいですよ。」

 後輩(女)「いつ異動なんですか?」

 私「あと2ヶ月ぐらいかな?引き継ぎとお得意様に挨拶とかもしないとだからね。」

その後、同僚の莉子に引き継ぎをしたり、お得意様に挨拶をしに行ったりメールをしたりしていたら、あっという間に日にちが経っていた。その間家の事はハルにお願いをすることが多かった。


 ある日の家での出来事、

 ハル「お帰りなさい!今日もお疲れさま」

 私「ただいま、はぁ~疲れた」

 ハル「ここ最近忙しそうだね。」

 私「まぁ~ね、異動する前に色々と引き継ぎをしないとだからね、結構疲れるよ。」

 ハル「そうなんですね~、会社員って大変なんですね。」

 私「そうなんだよ。ただ異動するだけなんだけど色々とやらないといけないんだよ。」

 ハル「ほんとお疲れ様です。お風呂湧いてるので早く入ってくださいね。」

 私「ありがとう。じゃあ入ってくるね。」

このとき家に自分以外の人が居ることのありがたさが分かってしまい少し悔しく思ってしまった。


始めてweb小説を書いてみました。

つたない言葉の表現だと思いますが、読みやすく、わかりやすくを意識しながら書いています。

お気に召しましたら応援のほど宜しくお願い致します。

  天野 タツキ

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