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”彼”との居候生活が始まる

人生何が起こるかは”ダレ”も分からない

素性も分からない「居候」との物語

なぜこうなったのか、なってしまったのかあまりにも不思議なことが起きた。

急に始まった「居候」との同居生活。素性も分からず成り行きでこうなってしまったが、この出会いは無くてはならないものだった。


 居候の話が決まってから数日後、母親の退院の日になったそれと同居の決まった青年も同じタイミングで退院した。そうしたら母親が急に口を開いた、

 母「そう言えば、君の名前ってなんと言うのかしら?」

 青年「それが覚えていないんですよ。」

 母「そうなの、そうしたらひとまず名前が無いと不便だから何かいい名前がないかしら?“征樹”とか“忠司”とかあとは・・」

 私「丁度、今の時期が春先だから“ハル”でいいんじゃない?」

 母「そんな安直な名前ってどうなのかな?」

と母親に言われたが、

 青年「“ハル”っていい名前ですね!気に入りました!」

 母「本当!?まぁ~あなたが気に入ったのならいいんじゃないかしら。」

と、なぜか不服そうな母親の言葉に疑問を感じたが、私は気にせずに車で迎えに来ていた父親に、母親を任せて“ハル”と一緒に私の家に向かった。


 私の家に着いたとたんに私は今までの事から我に帰った。なぜ私は見ず知らずの“彼”を、自分の家に連れて帰って来てしまったのか、どう考えてもおかしな話だったのに受け入れてしまったのかと、今更後悔しても仕方が無いが、なぜかふつふつと頭に湧いてきてしまう。

 私「まぁ、少しの間だけだから・・・」

と自分に言い聞かせ心を落ち着かせた。

 私「そう言えばうちにはお客様用の布団とか歯ブラシと諸々置いてないから買いに行こうか。」

 ハル「大丈夫ですよ。病院から貰った物がありますし気にしないでください。」

 私「いやいや、さすがにきちんとした物の方がいいでしょ。さぁ!買いに行くよ!」

 ハル「あっ、待ってください。ホントに気にしなくていいのに。」

と2人であれが必要だとか、これはどうだとか話しながら買い物をして帰ってきた。

買ってきた荷物を2人で整理しながら軽く部屋の案内をした。

 私「ここがリビングで、ここがトイレでここが浴室、ここがこれから君の部屋で向かいが私の部屋ね。」

 ハル「はい!」

 私「この部屋好きに使っていいからね。」

 ハル「ありがとうございます。」

 荷物の整理が終わったところで私はハルに居候をするにあたってのルールを話した。

 私「これからハルと一緒に居候するにあたってルールを決めました。」

 ハル「はい!」

 私「まず、遅くなるときは連絡をすること、家事は分担すること、それと・・・」と私は淡々とルールか条件と言うべきなのかは怪しいがハルに説明をした。

 私「以上が、私が決めたルールだけど何か質問はある?」

 ハル「無いです!けど一つだけいいですか?」

 私「どうぞ、一つと言わずに何個でもいいよ。」

 ハル「そしたら、僕が居候している間は基本的な家事はやらせてください、もちろん僕が出来ないことはお願いするとは思いますが、」

 私「そんな無理してやらなくていいんだよ、1人でやることじゃないし。」

 ハル「いえ、やらせてください。基本的に家に居る時間が多いのは僕の方だと思いますし仕事から帰った後は大変だと思うので。」

 私「そこまで言うならお願いしようかな?」

 ハル「はい!任せてください!」

こうして本格的に私とハルの居候生活が始まった。


始めてweb小説を書いてみました。

つたない言葉の表現だと思いますが、読みやすく、わかりやすくを意識しながら書いています。

お気に召しましたら応援のほど宜しくお願い致します。

  天野 タツキ

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