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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

地上に降り来る軽やかな骨

作者: 秋葉竹

百合なんて

意味で好きとか言われてない

夕べ流星いっしょにみただけ



好きは好き

素直な好きなら好きは好き

でも好きなだけそれじゃダメなの?




カチューシャが

可愛いねって言っただけ

そんな『期待』をみる目で見ないで


好きなこと

言ったらダメとか孤独だね

いつか孤独の後始末をする





見上げると

天使の羽根が白くって

地表に降り来る軽やかな骨





透き通り

凄すぎた笑み 隠し込み

地上に堕ちた天使って、きみ?



蛇キライ

その冷たさがダメなので

触れるのだけは勘弁してよね



二人のこと

みんな百合とか言っちゃってるけど

私はそんなオモイはヤな人


ネットでも

辞書で見てても百合の花

どこまで許せば愛なの、教えて




ゴメンねって

謝られても困るから

そんな二人じゃなかったはずだし



笑ってよ

それで跳ぼうよ誓ったとおりの

いつでも二人はおちゃらけ天使で





好きなこと

言ったらダメとか孤独だね


そして孤独の


後始末を


する





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