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桜町幻想奇譚  作者: 里芽
深い深い水溜りの底で
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深い深い水溜りの底で(6)

 流れる、流れる、ゆっくりと、でも、確実に。時間は流れる。


「ガゴメ、これもう少し茹でた方が良い?」


「はいはい。……ん、そうですわねちょっとまだ色がよろしくないですから、もうしばし。私の髪と同じ位の色になるまで茹でないと、苦味が消えません。……青海様、苦いのは苦手ですから……やや茹ですぎの位が丁度良いのです」


「はあい」

 千景は今、青みがかった灰色の石を積んで出来たかまどの前にいる。かまどの上には乳白色の石で出来た鍋があり、その中で緑色の、ラフランスに似た形と大きさの実が踊っている。その踊りを引き立てるのは無数のぶくぶくと、濃い茶色の汁、白い湯気。


「ええとこれを茹でたらざるにあけて、水で冷やして、皮をむいて……」

 激しく踊る実を時々菜ばしで転がしつつ、先程ガゴメから教わったことを口に出し、復習。ちなみに調理中なので、身につけているのは普段の衣装ではなく、大浪の着ているものに近い衣装だ。


 ここは厨房。宮に住む多くの者達の食事を作る場所ゆえ、その広さは半端無い。一般家庭のキッチンなど、ここと比べれば犬小屋、或いはそれ以下の小ささ。多数のかまど、触れるとひんやりとする石製のテーブル、青い石を切って作られたまな板、周りを海水で満たすことで食材を冷やし、保存する冷蔵庫に似たもの、色とりどりの石で出来た鍋、濃い緑色の石で出来た石窯などなど、様々な調理道具がところせましと並んでいる。床や壁に使われている青い石には消臭効果や蒸気や煙を吸い取る効果があるらしいということを以前千景はガゴメから聞いていた。ゆえに嫌な匂いは少しもしない。また汚れもつきにくい為か、綺麗である。


 朝、昼、晩の食事を用意している時の厨房は大変賑やかで、調理係の声、包丁に叩かれているまな板の出すリズミカルな音、食材が素晴らしい料理へと変わっていく音、香り、鮮やかな色で満たされる。千景が初めてこの厨房へやって来た時、厨房は夕飯の支度をしており、彼女はそのあまりの賑やかさと熱気に圧され、しばらく声を出すことさえ出来なかった。

 しかし今は昼過ぎ……まだ本格的な夕飯の支度も始まっていない為、静かである。ここにいるのは千景とガゴメ、後は仕込みをしている一部の者のみ。


 本当はこの厨房の他にも、宮に住む者達が個人的に食べるものを作る為用の厨房があり、千景達も一時期はそこを利用していた。ところがこの厨房と違い、誰でも自由に出入り出来る所だったゆえ、お磯や和仁等の千景よ絡みたい輩がしょっちゅうちょっかいをだしにやってきて。作業がスムーズにすすまなかったのだ。またガゴメが一度彼女達と話し出すと千景や料理のことなどすっかり忘れてしまう人だった為、結局関係者以外立ち入り禁止であるこの厨房を借りることにしたのだった。材料の種類や量もこちらの厨房の方が圧倒的に多かった。それを知るとお磯達はとても残念がったが、千景が時々余りものをあげるからと言ったら「それならいいや」とあっさり。


「もうそろそろいいかしら?」

 傍で他の作業にあたっているガゴメの髪の色と、実の色を見比べる。見事なまでに同じ色。ガゴメに聞いたところ、もう良いとのことだった。慣れた手つきでしゃがみこみ、黒い石を三つ、青緑色の火の中に放ってやる。すると火は水でもかけられたかのようにすうっと消えていった。後に残るは放った石と、向こうの世界でいう(たきぎ)である宝石の様に輝く水色の石のみ。黒い石は専用の棒で回収し、箱の中へと入れる。


「千景様、水を入れた容器、こちらに置いておきますわね」


「ありがとう、ガゴメ。……よいしょっと……」

 千景が背を向けている場所に作業台があり、その上に海水から生成した冷たい真水の入ったボウルが用意されていた。道具を使って実をそこへそっと落とすと、昆布にそっくりの色をしていた実が、雲一つ無い青空の様な色にさっと変わった。その鮮やかで面白い変化に思わずこぼれる笑み、小さな子供のような声。

 ボウルに手をつっこみ、すっかり冷えた実の皮をむけばルビー色の果実が顔覗かせ、同時にいちごのそれをより濃厚にしたような匂いが漂う。ああ良い香り、ちょっと一口……とつまみ食いの衝動に駆られるもぐっとこらえて、飲み込んで。

 作業台の上にある青や茶、緑のガラス瓶。香水の瓶の様な、シンプルながらとてもしゃれた小瓶。その中から蓋がダイヤの形をした、青く細長い瓶を手にとった。

 それをガゴメが、妹、或いは娘を見るかのような目で優しく見守り。


「千景様も大分厨房での作業に慣れてきましたわね。道具の使い方や、調味料の種類、こちらの世界の食材のことも沢山覚えたようですし」


「優秀な先生がついているから」

 ガゴメを見、笑う。同時に自分の成長具合を自慢する為胸を張り、自信満々に自分の選んだ瓶を掲げてみせた。


「ふふ、そうですわね。私という指南役が千景様にはいらっしゃいますものね。……料理に関することに限らず、こちらの世界のことに大分お詳しくなりましたわね。……ところで千景様」


「何、どうしたの?」


「実にかける調味料の入った瓶は、それじゃあありませんよ」

 笑みを浮かべたまま言われた言葉に千景は大慌て。先程までの自信はどこへやら、あれあの調味料が入った瓶はどれだったかしら、これだったかしらと大慌て。


「ふふ、まだまだ免許皆伝とはいきませんわね」

 茶目っ気たっぷりに言いながら、千景に正解の瓶――ハートに似た形をした緑色の瓶を手渡す。ああ、これだこれだと照れ隠しに舌をぺろりと出し、それから蓋を開ける。開かれた口から香るのは、レモンに似た爽やかで口の中が少しすっぱくなる匂い。蓋を再び閉め、実の入ったボウルの横へと置く。

 皮をすっかりむき終えた実を、半分に割る。その実の真ん中にびっしり詰まっている金平糖の様なもの――種をスプーンに似た形状の棒で丁寧に取り出す。

 その種を一つ、ガゴメが手に取り、そのままぱくりと口へ。こり、かり、こりという音、ご機嫌になるガゴメ。


「もう、ガゴメったら。……私も食べちゃえ」

 結局我慢できず、取り出した種を一粒口に入れる。味はソーダ味の飴といったところで、口に入れるとばちばちと弾けた。とても果物の種とは思えないそれはガゴメ曰く結構人気があるとか。一粒、もう一粒と食べているうちに大分数が減ってしまったが二人して「まあ、いいか」とお気楽発言。

 種をすっかりとりのぞいた実はサイコロ状に切る。刃物がその肉を切る度、鼻から口、喉、そして胸へと通る匂いの素晴らしいことといったらない。


「本当、良い香り。しかしこんな実が海の底へ採れるなんて今でも信じられないわ」

 千景は最近水中でも活動できる薬(今回はちゃんと適切な量だけを飲んだ)を服用し、宮の外を案内してもらった。その時海の底にある『果樹園』を見せてもらい、ずらりと立ち並ぶ珊瑚(色は様々)を巨大化させたような木、そしてそれに色も形も様々な果実がなっているという光景を目の当たりにし、まあ、驚いた。宝石箱をひっくり返したような、花畑の様な、海の底に抱く『おどろおどろしい』『暗い』というイメージを根底から覆すような風景……幻想世界の景色は一度見たら忘れられないものだった。


「千景様の世界では『ふるうつ』とも呼ぶんでしたっけ。向こうの世界にあるふるうつも食べてみたいものですわ」


「向こうの世界で食べられている料理は私が時々作っているけれどね」


「ええ。青海様へ食べさせる分を作るついでに作ってくださるのですよね?」

 ガゴメの言葉に千景は口笛でも吹くかのように口をすぼめ、視線を外し、あからさまな照れ隠し。そうしながらガゴメの口から出た名をもつ男の姿を思い浮かべ、体中を甘く、そして苦い思いで満たすのだった。

 瞳を閉じ、ふう、と息。そうすると体がまとっているこの世界で過ごした時間を感じる。


「もう、あれからどれ位経ったのかしら……」

 この世界には時計もカレンダーも無い。一日二十四時間とか、一週間は七日とか、そういった概念も存在しない。どうも時間には非常にルーズであるらしい(正確にいえば時間だけでなく、ありとあらゆる点でルーズだ)。

 毎日鳴る水琴鐘(朝・昼・晩という非常に大まかな区切りで叩いている)の数を数えれば、一応おおよその日数を知ることは出来る。実際千景も最初の内は数えていた。だが一ヶ月も経たない内にやめてしまった。馬鹿馬鹿しさとむなしさが『もうやめればいいじゃん』と語りかけてきたからである。


(二ヶ月は経ったのかな……ここで過ごすうち、すっかり時間感覚が馬鹿になっちゃった)


「人間である千景様がこの宮の風景にすっかり溶け込んでしまう位にはいらしたのではないかと。……私とアゴメに私をとって食べようっての、化け物、早く帰してと暴れながら泣き叫んだ方が、今ではこうして私と一緒に料理を作ったり、お話をしたり、笑い合ったり……それを思うと胸が熱くなりますわ」


「やだ、もう、あの時のことは忘れて頂戴!」


「絶対に忘れてなんかやりませんわ。ほらほら千景様、手はちゃんと動かしてくださいね。……まあ千景様ったら……いやだ、私ったら本当、全然手を動かしていませんでした。いけないいけない」

 千景が切った果実をボウルにうつしてから、頭をこつん。その仕草に思わず吹きだしつつ、千景は次の作業――果物と和えるソース作りに取りかかった。

 円形の筒。蓋を開け、振ればボウルに白い雪――粉――が降り注ぐ。


(この筒といい、中に入っている粉といい……まるでトイレの洗面台とかを掃除する時に使う……ああ馬鹿、馬鹿、これは食べ物なのよ、変なこと考えちゃ駄目……あ、粉が鼻に)

 くるりとボウルに背を向けた途端、タイミングよく出るくしゃみ。


「あらあら、誰かが千景様の噂をしているのでしょうか。……案外、青海様が」

 くしゃみは誰かが自分の噂をしているサイン、という冗談はこちらの世界にも浸透しているらしい。千景はガゴメの冗談を聞いて、胸が高鳴るやら痛むやら、訳の分からない気持ちに襲われ。そんな何ともいえない気持ちをメロンの皮色をした液体と共に、粉入りボウルへ放り、ぐるぐるかき混ぜる。


「そ、そんなことあるものですか。あの方が私のことを話題に出すなんて、絶対ありません」

 自らの口から吐き出した言葉はUターンし、千景の胸をぐさりと突き刺す。

 ああ、何だか悲しくなってきた、泣きたいと思いつつ、ひたすらぐるぐる。

 先程置いていた緑色の瓶の蓋を開け、味と香りをつけ、更にかき混ぜればボウルの中に入っていた粉と液体は、どろどろのヨーグルト状のものへと姿を変えていく。


「そんな千景様、悲しいことをおっしゃらないで。……それにしても本当、この世界にどんどん馴染んできていらっしゃいますわね、千景様は。ここの厨房の様子を見て固まったり、こちらの世界の調味料諸々を見て大変滑稽な声をあげたり、調理器具の使い方を間違えたりしていた千景様は、もういらっしゃいませんのねえ」

 わざとらしい口調で、わざとらしい泣き真似をするガゴメ。軽く小突いてやったところ「千景様が私のことをいじめる」と限りなく棒読みに近い調子で言ったガゴメはそれはそれは良い笑顔を浮かべていた。

 全くガゴメったらと膨らませた頬は、ある思いによって、針を刺された風船の如くしぼんでいく。


「確かに私は色々変わったわ。小浪様の提案で青海様の為に料理を作るようになって……こちらの世界の料理も割と手早く作れるようになってきて、向こうの世界の料理を、代用品を沢山使って作ることもして……向こうの世界には無い調味料や食材の名前も覚えて……どんどん前へ進んできている。けれど、変わったのは私だけ。青海様と、青海様と私との距離は変わらないまま」


「相変わらず顔も合わせてくれない、話もしてくれないという状態なんですよね、ガゴメから色々聞いています。でも、でも千景様、初めて青海様に手作りの料理を差し上げた時よりは進歩していると思いますわ」


「ええ、そうね、確かにそうだわ。……私が作った料理と知るや否や恥ずかしいとか何とか訳の分からないことを言いだし、その後も失礼極まりない発言を繰り返し、結局大浪様にどつかれるまで口にしなかったというあの日に比べれば、素直に食べているらしい今はずっとましかもね」

 千景は直接その場面を見てはいない。千景特製の料理――基本的にはデザート――を運ぶのは青海の世話役の仕事。また、青海は誰かに食事している姿を見せることを嫌う。理由は明白――恥ずかしいからだ。だから初めて千景手製の料理が運ばれた時も、その場には彼と大浪しかいなかったそうだ。大浪さえ、彼が食べ始めるのを見守った後は席を外している。


(そのことを大浪様から聞いた時ばかりは、この男いっぺんどついてやろうかしらと思ったものだわ)

 いい具合になったソースに種と、酸味のある梅干に似た実を砂糖で煮詰めたもの(千景お手製)、そして主役の果実を放り、それらをあえていく。

 あえたものは、前日の夜作って冷やしておいたクッキー生地の器にいれ。器に入りきらなかった分が大分あったが、それは後ほど自分やガゴメ、アゴメ、お磯達で食べる――つまり千景達はわざと多めに作ったのだ。

 これで今日のデザートが完成だ。しかし折角完成したにも関わらず、千景の心は曇り気味。

 

(食事を作った次の日……もしかしたら味とか、見た目とか……そういうことについて一言二言話してくれるかも、と期待したけれど……結局何もおっしゃってはくれなかった。今まで何度もこうして青海様の為に腕をふるっているけれど……何も言わず食べてくれるようになった、ということ以外の変化は何もない)

 これを食べさせても、結局何も変わらないのではないか、どれだけ思いをこめて作っても、結局何の意味もないのではないかという思いが彼女の心を曇らせているのだ。

 無反応、というのは心を最も深く抉るものだと千景は思う。

 

「諦めては駄目ですわ、千景様。慌てず、じっくりと参りましょう。……大丈夫ですわ、きっと。手作りの物に込められた思いは必ず通じます。言葉よりもっと暖かく、優しく……それでいて強く伝わるのですわ」

 ガゴメは笑み、千景の肩に手を置いた。その温もりが体から心へとじんわり伝わっていく。彼女が千景を思う心、それが手を通して感じられ、千景は少しだけ心安らいだ。温もりに感謝しつつ、彼女は思う。


(私の心もこんな風に……伝わっているのかしら。贈り物や食事を通じて。ほんの少しでも良いから、伝わっていてほしいな)


「今日も千景様はガゴメと共に、青海様へ食べさせるお菓子を作ったそうです」

 そう報告するのは千景の世話役を任されたアゴメ。報告を受けているのはこの部屋の主、小浪。彼女がこくりと頷けば、髪飾りが砂を包んでは帰っていく波の音をたてる。

 他にもアゴメは、自分の教えや助け無しでも青海へ贈る品を作れるようになってきたこと、完成度も高くなっていること、道具名、装飾品に施す模様の種類なども沢山覚えたこと、裁縫や料理に限らず、こちらの世界に関することを次々と覚えていること、こちらの世界にすっかり溶け込んできていること等を話した。


「そうですか、毎日ありがとう、アゴメ。千景様は順調に前へ前へと進んでいらっしゃるようですね。……後は青海様次第……」

 アゴメの報告をまとめる為走らせ続けていた筆を置き、静かに息を吐く。

 問題はそこ……いや、最初から問題はそこしかなかった。


「手を媒介に、物へ心を、その心が生み出す温もりを伝える。相手へ自分の思いを伝える為の手段としては、手作りの品を贈るというのが最善。言葉だけではなかなか通じないものも伝えられる。……愛を告白する『愛問い』にも、友好関係を築きたいという旨を伝える時も、深く感謝しているという気持ちを伝える時も、私達は贈り物をする。それが海の世界に古くからある風習。ゆえに私は千景様に、手作りの品を青海様へ贈ったり、青海様に手料理を振舞ったりすることを勧めました。勿論、彼女にこちらの世界のことをもっと知って欲しかったから……これを機に色々学んでもらいたいという願いや、料理や裁縫で息抜きをしてもらいたいという思いもありましたが」

 その思った小浪は宮中で最も裁縫を得意とするアゴメと、料理を得意とするガゴメに、それらのことを教えることを命じた。

 報告をまとめた紙を傍らへやる。文机には他にも書物や、千景が話して聞かせた向こう側の世界に関することをまとめた紙も置いてあった。


「千景様の想い……青海様を想う気持ちはあの方に伝わっているでしょうか」


「伝わっている、と思います。ほんの少しだけ……しかも本人にはまだその想いを受け取っている自覚が無いと思いますが。ですが確実に、何かを感じ取っていると思うのです。その辺りのことを確認したいのですが、他にもやらなければならないことがありますからね。……今は兄様が、青海様の部屋を訪ねています。青海様と話をすることで、その辺りを見極めてくれれば……そして青海様に素晴らしい助言を与えてくれれば良いのですが」

 そう言う彼女の顔が浮かべているのは苦い笑み。アゴメも彼女がそんな表情を浮かべている理由を察し同じような表情を浮かべる。


「はっきりいって、期待していません。……あの色々鈍い上に馬鹿な兄様のことです……もしかしたら千景様が青海様に抱いている想いにさえ気がついていないかもしれません」

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