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15. 感情移入

 すごいスピードで、感情移入が始まっていることが解ります。そうか、これが小説脳というやつなのかと自らでも感心しきりです。絵を描いているときは、常に骨格と筋肉、表情に一番の関心があった為そればかり考えていた脳になっていましたが(今でも大きな課題です)、詩の場合は、自らの内に向かい抉ることにとことん挑んでいた為、そういった脳になっていたわけです。小説は、それらとは全く違うことがうっすら解ってきたように思います。小説は飽くまでも物語なのだから素材やストーリーは自らの中から生まれたとしても、それは人が息し動く物語でなければならないのです。ある程度自立した変な話作者から離れた思考もしないとおかしくなってきます。勝手にキャラクターが動き出すってやつですね。で、作者はそれを見せられる一番初めの観客であるともいえるわけです。作者は神であって神ではない。最終的には一観客となるのだとそう感じます。小説を描く楽しさはそこにあるのではないでしょうか?今、私はそんな風に感じています。厚みのある話とはきっとある意味、作者の手を離れた作品なのではないかと感じるのです。

 

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