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いつのまにか勇者 ~俺が勇者な理由~  作者: ふくたつ
第1章 学園生活
1/6

プロローグ

どうも左端親衛隊代表のふくたつです。



テンプレとは一味違った要素のある異世界召喚物語、拙作ですが最後までお付き合いおねがいします。

「―――――――ないでっ!……えぐっ。―――――――――っ―――――生きて――――――」




 誰の声だ―――


 懐かしいような声―――


 何度も聞いた声―――




 少年の記憶はそこで途切れ、消えていく。

 その記憶などなかったように。

 記憶そのものがリセットされていくように。





 ◇





「……うっ……ここは?」


 軽い頭痛を覚えながらも立ち上がり、少年は辺りを見渡す。


「やばいな、いつのまに寝てたんだ?なんか体中軋むし……ったく」


 少年はぶつぶつと何事か言いながらその部屋を出ていく。





 ◇





 少年が去った後、部屋の中央にて―――


「あの人形との約束を少し破る形となったがいたしかたないが、あの記憶、貴様の糧となるよう細工させてもらった」


 もやもやとした、形もおぼろげな闇が揺らめきそこにたたずんでいた――――  


「くくっ。 いつになく気持ちが昂ってきたぞ。 いつの時代も戦いはいいものだ。 さて、期待しているぞ?落ちこぼれ勇者よ」


 まったく気配を感じないその闇は一人楽しそうにしばらく揺らめいていた。










誤字、脱字報告ありましたらお願いします。



9.21 改稿

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