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ありふれた精霊の日常

精霊じゃないよ。悪魔だよ?!どっちやねん、いらっだったあなた! 


本文の内容で後から説明あるので、今は回答を控えさせていただきます。

あ~。あ~。マイク、テステス。


どこかにおれの声は届いているのだろか。


おれ、死ぬかもしれない。フワオ。今一歩後退遅れていたいたら、頭蓋骨がクレーターになる所だった。



****************************


並列思考で演算中。おれは小娘の世界線とは15度違った世界線にて交戦中だ。


格下の悪魔に決戦の儀を挑まれ、絶賛苦戦中している。


クッ。これでも足りないか。三十並列思考。*技名ではないからな。


今の姿はコカトリス。起動力と瞬発力に特化させてみた。ちなみに足としっぽに魔眼をはやしている。


「コケ~。コ、コ、コ、コ。お前らいい度胸だな! おれをバビロニアのラムザと知っての狼藉か?」


右に左に疾走しながら、悪態を吐く。チッ。右足がかすって被弾した。



サーティーン「お前はもう古いんだよ。沈めよ。老害が。」


衝撃波でおれの身体はゴムまりのように吹き飛ばされる。


フォーティーン「この程度か、上位の下っ端野郎。待て待て。おれが右足も~らい!」


鶏足がかまいたちで切断され、血しぶきが上がる。


フィフティーン「じゃあ。締めといきますか。はいご臨場~。ついでに焼き鳥にしちまうか。」


念力により、おれの羽をむしり取り、羽は宙に舞う瞬間におれはまた変身能力を発動・・・。


タンポポの綿毛になり、相手の力を利用しながら、散解した。3つのおれの分身体のどちらかでも残れば


離脱成功だ。


フォーティーン「やつは、どこに?燃やし尽くせ。」


炎大魔法。ヤツの手から火柱が上がった後、一瞬にしてかき消えた。


当然だ。この付近100メートル一体、酸素を抜いておいたからな・・・。植物とくれば火をってか!


おれに止めを刺しに集合していた、3バカの上空から、おれのありったけの魔力で重力魔法をぶち込み、


奴らの脊髄の魔力回廊をぐちゃぐちゃにして差し上げる。


やれやれ。何で戦闘時に人間の姿で戦うのか、理解に苦しむ。お前達も変身能力くらい使えるだろうに。


昆虫とかの脊椎動物なら、外骨格でできているし、中けっこうスカスカだから魔力回廊の位置の操作


も簡単だし。


まあ、おれのお得意の3コンボをお見せしたんだ。冥土の土産って事で死んでもらおう。


魔力回廊を潰され、のたうち回っている彼らに回復の暇を与えず、空気を元に戻した反動で暴風を


巻き起こし、転倒を加えてから一気に食らい尽くす。丸飲みだ・・・。




**************************



ふ。後にしようと、歩き出したその瞬間、おれのどてっぱらに風穴が開いた。


サーティーン「やれやれ。おっさんよ。全く。格上相手に決戦を挑むのに、分身体一体も作って置かない


とか、怠惰だな奴らはよ! しかしだ。もう。この辺りに魔力反応はねえ。本体でビンゴだな?


おいしいとこだけ貰ってやるぜ! ヒャッハー! 」




******************************




イシュアン「何をしている。下郎が。」


透明化と魔力防御障壁で鉄壁のサーティーンはなす術もなく、彼によって圧殺された。


「ゲフォ。ぷはっ」


血反吐を吐き、地面に倒れこみ、天を見上げる。


「やっぱ。強えは。お前はよ~! でも助かった・・・。」


イシュアン「ラムザはやっぱ弱っちいな。おれの相棒なんだから、しっかりしろ。こんな雑魚共に


やられているんじゃねえよ。タコが。」


「うるせえよ。この規格外野郎が・・・。」


そう、おれとイシュアンは先の精霊大戦の戦友だ。おれが勝ち筋を創り出し、ヤツの圧倒的な力でねじ伏せる。


まさに常勝だったのだ。でもおれらは勝てない試合はしなかった。負けそうになれば、


一先にと退散したし、強者にはプライドなんか捨て、従った。それが、ガスコンじいさんだ。


まあ、爺さんでも、序列一位のヤツには勝てなかったんだけどな。


それを小娘はたった一人で瞬殺しちまった。おれらは、世界線がゆがまないよう、多重結界でサポート


していただけだ。まあ、小娘はおれの千倍以上強いって事だけは確かだがな。




******************************




イシュアン「さあ、帰るぞ。」


差し伸べられた、友の手をおれはしっかりと握り返した。















今回、団長の出番なしです。すみません。


語り手が消されてしまうと、物語終わってしまうので仕方ないのですよ~。

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