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お、おれは見たんだ。見てしまったんだ。

彼はストーカーではありません。

朝、おれはいつもの訓練場へと向かう。


おれの名はモブA。別に忘れてくれて構わない。ちなみに会員NO.4649だ。


「ま~た壊れた。もう、どうにかならないかな。」


「アルマンタイト製の最高品質最強硬度ですぜ。それ以上求めるのは、職人さんが憤死レベルっす。


さすがは鬼姫。」



怪力でドアノブ壊して、それをお付きの精霊に頼んで直せばいいのに、自分の魔法で直している。


今日も今日とて、尊いわ~。


おれの感想はそこそこに・・・。



「団長、おはようございます!」


「ああ、おはよう。今日も朝から生がでるな! 〇〇〇。」


入った初日から、皆の名前を覚え、あいさつを返してくれる。


「おはようございま~す!」




モブC,mobuD、もぶE、EXT


みんな来るの早いんだわ~。毎朝団長の笑顔から、覇気を頂いているのは皆同じようだ・・・。




モブext「そういえば、我が王国も久しぶりに勇者召喚をしたのだとか・・・。もうお話ししたんですか?。」


「いや、まだだ。さあ、これから模擬実践だ! 今日も気合を入れて行くぞ!」


もぶ全員「イエス、ボス!」



だ、誰がボスだ・・・。ま、まあいい。好きに呼んでくれ・・・。


蚊のなくような、一言を、もちろんおれたちが見逃すはずはなく、凛とした、女鹿の如く軽やかな


スタートダッシュに食らいつきながら、俺たちはこぶしをヒッソリと打ち付けあう。






「げふう。つ、疲れた。」


おれ達の能力を十二分に把握している団長は、俺たちの事をたっぷりしごいた後、


次の巡回先の情報を再確認するため、宿舎へ戻っている。




***************


ああ、程よい疲労感だ。当然だ。訓練内容もこなす量も、すぐにでも事件が起こり次第、すぐに


駆け付けられるくらいに抑えられている。



もぶ伝令「隣町のライン通りで、小競り合いだ~!」


もぶC「おっしゃ! おれに行かせろ!」


モブext「待て。ここはおれが!」



やれやれ。仕方ね~な!こちとら準備万端だぜ!


我先にと、俺ことモブAも向かう。


まったく、こんな良い上司の管轄で問題起こすんじゃねーぞ! まじファック!


本音は隠しつつも、スピーディに事件は制圧されたのだった。





忠誠心とか、そんなもんじゃあねえぞ。もちろん、団長さんは、きれいだぞ・・・。


労ってくれた時の回復パフがこれまたすごいんだ。


良いか、これは極秘事項だ。絶対に人に話すなよ。


まあ、早い話、こればっかりは社会的にも、人道的にもちょいあれな話だからなあ。


まあ、話すより、実際にみてくれた方が早いかも知れん。


今日の功績賞の彼だ。


mobuD「団長、いつものあれ、お願いしまっす!」


「あれか、ふ。皆も飽きないな。」


苦笑しながらも、「お疲れさん。」


そして、優しい力加減で肩をそっとぽんとする。


「明日も頑張ります!」


「ああ。無茶はするなよ。」


ボーイッシュな笑顔で、「皆も「お疲れ、また明日!」


もぶ全員「お疲れ様です!団長!」


お開きになった後、みんなで絡みながら、帰路へとつく。



「どうだ? 今日のパフ加減は?」


mobuD「いつもどうり、最高っすね!ほんとあの団長、無自覚でかけてるんすから、ちょいと罪悪感っす。」


言ってしまった後、数秒間、あたりは無音とかしたが、すぐにワイワイ騒がしくなった。


しかし、その日はみんな話かけてくれこそしたが、誰も目を合わせてくれなかった。








「おっちゃん! ビールもう一杯!」どうせ、今晩休息取ると、パフの影響で、身も心もスッキリするん


だ! (´Д⊂グスン)・・・。








聖騎士ファンクラブへの加入お待ちしております。*加入条件:戦う乙女好きである事。


あれ。本文ではかかれてませんが、団長(騎士団長)= 女騎士です。(主人公(仮))


次はこの物語の元凶との馴れ初めだそうですよ?

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