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勇者様の理想の彼女  作者: 屋月 トム伽
14/17

クエスト(ジークの大剣)


クエストは洞窟のゴースト退治だった。

「夜な夜な現れて家畜を襲うらしいですね。被害はまだ一件ですね。」

フィーネがクエスト書を読み上げるとジークは、そうなのかと聞いた。

「読んでないの?」

「読んでないな。」

「…大丈夫?」

「ゴーストごときに遅れはとらん。」

二人は向かい合って話すも、フィーネは目が点だった。

「ジーク、ゴーストが出たぞ。」

イグニスが声をかけると、ジークはフィーネを座らせた。

「ここで見ててくれ!」

フィーネの横にサリアが杖に灯りを魔法でつけ座った。

「ジーク、大丈夫なの?」

「あれくらい敵じゃないから。」

サリアはニコニコして言った。


「クラウ・ソラスよ!光を放て!」

閃光と共にもの凄い衝撃波がきたが、サリアのシールドでフィーネに当たる事はなかった。

「さぁ、今のうちに洞窟を出ましょう。」

フィーネは、あっという間の事に言われるままサリアと洞窟を出た。

洞窟を出て、洞窟を見るとガラガラと崩れ、洞窟ごと破壊していた。

瓦礫の上からジークとイグニスが戻って来たがフィーネはまだ目が点のままだった。

「フィーネ!見てくれたか!?」

「あまりの衝撃に見えませんでした。光ってたし。」

ジークは地面に手を付き、ガックシきた。

(閃光を使ったのがまずかったか!?)

「あの、ジーク?」

フィーネが寄ろうとすると、ジークは勢いよく立ち上がった。

「イグニス!次だ!ゴースト以外で行くぞ!」


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