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【ネタ帳】ゴブリンも倒せないけど国を救ってみる

作者: 加藤 宣明

※ふと思いついたネタ帳。たぶんマトモに執筆する余裕はないので、どなたでもお好きにご活用ください。




◎コンセプト

弱いと思われていた男が、実は弱くなかったって話(単純)



◎プロット

所謂ナーロッパ世界。

世間に知られていない謎スキル【ナイスファイト】を持つ主人公は、一流の冒険者を目指す。

しかし、駆け出しの初心者でも勝てるはずのゴブリンですら倒すことができない。

雑用をこなしながら、必死に鍛錬を続けるが、やはり勝つことはできず、

いつしか彼の住む街だけでなく、国中で最弱の男と呼ばれることに。


ある時、祖国は帝国の侵攻を受け、主人公の住む前線近くの街が標的となる。

帝国の質・量とも圧倒的な戦力に、打って出た国境部隊は総崩れとなり潰走。街に帝国の魔手が迫る。

固く閉ざされた城門の外には一人、主人公だけが立っていた。


彼は言う。


この街に入りたくば、この俺を倒してからにしろ、と。


相手は隣国まで名の知れた最弱の男。

これも座興と帝国は精鋭を送り出すが、いつまで経っても彼を倒すことができない。

より強い兵、魔導士、はては騎竜まで繰り出すが、決定打を与えられない。

ついに帝国大将軍自ら相手をするが、戦いは夜が明けるまで続いた。


有りえない光景に両陣営が騒然とする中、一匹のゴブリンが戦場に現れる。

排除に動く帝国軍精鋭を、主人公と戦い疲弊した大将軍をも瞬く間に制圧したゴブリンは、主人公に言葉をかける。


訓練の時間だ。今日も相手になってやる。と。


それからその場で繰り広げられた主人公とゴブリンの訓練は、人類の理解を超えた境地に達していた。




後に歴史家は語る。


この空前にして絶後のスキル【ナイスファイト】。

その効果は、自分よりも格下の相手と戦う際に、相手の力を存分に引き出し、引き分けに持ち込む、というもの。

彼自身のみならず、長年にわたり彼とのスパーリングで力を引き出されたゴブリンの強さもまた、常識の枠外に踏み出していたのだ。

そして二人の間には、種族を超え、兄弟の如き絆が芽生えていたのだ。


これがのちに世界中を席捲するブラザーレスリング、いわゆる『ブロレス』の始まりである。




◎一言

ゴブリンに負けるとも言っていない。

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― 新着の感想 ―
[一言] あれ? ゴブリン、まだ最弱の男より弱いの? 男より弱くないとナイスファイト発動しないよね? それとも互角になった時点で普通にスパーリングしてるの? そこを知りたい
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