ドレッドノート詩集 The Government
詩集です。21年の人生で詩を書くのは初めてです。一読よろしくお願いします。
You Bustard, Fuckin Twisted Government
Go ahead
僕の政府は僕に責め苛む事を強要し
僕の国家には嘲弄と諧謔が向けられる
発狂しなくては知ることが出来なかった
幻聴と陰謀と戯れた僕
活字の読解に手こずり
自然淘汰を出し抜く見通しも立たず
ただ気が滅入る程の田舎でネットサーフィンだ
文明そのものを、或いは文明の閃光を自分の中に見出だせば後はそれを信じるだけ
疑問の余地なく文明は絶対善、自然淘汰は絶対悪
人間などは敵ではない人間を買いかぶる事もない
天才でも低能でも結局は人間だから
車輪で回るメリーゴーランド、大規模なスキナーボックス
さしあたりそのような世界で生きる生命体だ
薬、カフェイン、アルコールで抑うつを解消しくそ食らえな偏執政府を打ちのめせ
ステレオタイプを砕き壊せ
自然淘汰を始末せよ
革命を連続して発生させ
障害者階級の英雄になるんだ
この観念に隷属せよ、さもなければ君は死ぬよ
Nowhere gun,どこにも行き場のない男よ
諸君のような男どもにも似たような所はあるだろう
形式は違えど大局を見据え最善手を尽くそう
人生のオチがついたら、行きつく場所は同じだ
甚大な苦痛を伴う生存競争の果てにまた会おう
僕は粉々に破壊して見せる
腐敗を
淀みを
自然淘汰を
ステレオタイプを
悲劇を
悲観を
卑屈を
独裁者を
見る影もない肉塊に
障害者のカタルシスと自己満足の為に
必ず粉々に破壊してやる
Fill In The Blanks
僕は巨人達の肩の上で鮮やかな景色を俯瞰し
巨人達の業績の空白を埋める
ただ単に埋め続ける
僕はある青年のフラストレーションを昇華させ
彼の失った正気で人生の空白を埋める
ただ単に埋め続ける
一人取り残されると悲観が僕の中を支配的になる
発狂後に得られた教訓は「見えてるものが全てではない」と言うこと
僕は巧妙に幾重にも捻りを加えてやろう
観衆への衝撃という目的を成就させるために
男と女では土俵が違う
少女よ、君が性差の空白を埋めるんだ
力で敵をねじ伏せろ、フレームに捻りを加えろ
尤も、もし君が善い人ならば力が手にはいっても
決して傲慢にはならないだろう
呆れた軍事的な人々の知覚を撹乱し、ノックアウトに導く
全ての既存のフレームはパラダイムシフトをし
また僕はフレームをつくっていくよ
自分への絶対的な自信を保持して
ただ単に埋め続ける
ただ単に埋め続ける
ただ単に埋め続ける
...
Egoistic Anarchy
無政府状態の一般化
理論的にそれが可能だろうか
際限なく迫害されて、疲れはて
社会思想は不毛の極致に帰結する
政府の束縛が閉塞を招いたとして
代替のフレームを諸君は形成できるか?
皮肉な偶然の集積が悲観的な悪習慣につながっても
社会は自然淘汰を黙認するのみ
日本という未開な工場で共産された産業廃棄物は
悪辣な世相の負の遺産となる
坊や、良い子だねんねしな
体罰などの諸暴挙で文明の反感を買った
そんな坊やはねんねしな
救いようのない低能クソもどきはねんねしな
ここはいつからアホの見本市になったんだ?
真理の大海も吟味なくしては単なる肥溜めに過ぎない
天才も自信なくしては単なるメンヘラに過ぎない
メディアにおける裏目とは何だ?
トリニトロトルエンか?硫酸か?
通俗的な逆襲は一体何に相当する?
Ideology
目新しいものなど何もない
全ては無造作に反復していく
身長を気にしていた若い時分の自己も
いつかは苦笑いできるようになる
無意識に発明を思いついたら
リビドーの赴くまま発散していけばいい
うららかな光線と蓮の池
散在する青桐の樹の下には
高さ八尺程の釈迦が瞑想している
空は青く、眩いばかりに青く澄みきっている
天高く水平飛行しているアホウドリは
極楽の山の頂にいる処女を見守っている
惑星の楕円軌道が基調になり
時空に歪みが生じ、それが私へと変わる
私は歩行する私を見定めおもむろに
死界の次元へと神経を転送させる
そして物質としての役割を身勝手に辞退するのだ
苦痛と快楽に質量が設定されて
彼は子宮を脱出し産声をあげる
生命とは人格神の存在よりもまず
抽象的な魂たちの共鳴によって
自然発生を繰り返し、一定の基準を満たすと
刹那的な聡明さと朗らかさの永劫回帰を
ほしいままに支配できるようになる
Yer Sabotage
無論俺には障害がある
しかし大胆不敵にいくぜ
無論僕には障害がある
だが突破してみせる
※それでも快適にサボるぜ
満を持して勝利する
熱風の伝搬を支配する
いかれた男は止められない
自殺を誘う言霊を
栄養素として翻訳する
そうだ、思考の淀みは消えた
全ての舞台装置のイデオロギーを
ふてぶてしくぞんざいに扱う
俺は世紀のスキッゾイドマン
サボタージュとは枠組み的アンインストールである
サボタージュとは枠組み的アンインストールなのさ
サボタージュが人生に必要だって気づかないのかい?
Frames(Schizoid Men In Civilizations)
論理的秩序を持った言語が頭にある
そんな言語で理論と計算のフレームをつくった
観客とテレビカメラのない所でゲームをしよう
そうすれば面白い対局になるだろうから
そして彼は悲観という狂気に支配されて
彼の成功は長くは続かない
大日本帝国のごとき持久力の欠乏で研究することさえ億劫になっていく
楽観的集中力で全ての低能どもから抜きん出る
不確定要素は何もなく、確実に自然淘汰を殺せる
大物然としたマッチョを気取った豚やろう
それが男の本性だ、それすら嘲弄してやろう
そしてレトリックの超絶技巧のフレームと相対し
君はひときわ奮い立つ
偉人の伝記を読んで自己同一化を体得したなら
勝負の時間だ、実力をぶつけよう
文明の象徴よ
Advantages
我々が勝ち取った
思考撹乱のアドバンテージ
諧謔精神のアドバンテージ
楽観的集中力のアドバンテージ
フレーム創造力のアドバンテージ
小手先のテクニックのアドバンテージ
記憶力のアドバンテージ
閃きのアドバンテージ
メンヘラのアドバンテージ
ユダヤ人のアドバンテージ
エトセトラエトセトラ
全てのアドバンテージは我々と自然淘汰との闘争の戦利品へと価値変容させていく
...Civilization, it's all over right now!!!
閲覧ありがとうございました。




