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いわいとろの色々思った事シリーズ

二次創作(のオリキャラ)の設定を使って、新たな一次作品を作る場合の注意事項

作者: いわい とろ

 (2017年当時)ふと思った事をダラダラと書いてみた。

 賛否両論あるかと思いますが、短時間ながらお付き合い頂ければ幸いです m(__)m


 ※2025年11月26日追記。

 昨今の生成AIによる諸問題と根が同じであろう当時のこの問題をあえて再提示したい。

 ただし、2017年の話なので、今現在の当事者にあれこれ言わないように!!←これ極めて重要!!

 


 



 にじファンが閉鎖される直前か直後かは忘れた(後で調べたら2013年5月だった)が、現在のなろう運営にちょっと聞いてみたい事があってメールを送ったところ、こんなご返答が返ってきた。


 (以下、当時の内容を携帯のデータの山の中から引っ張ってきたモノです。)






>◯◯◯◯◯(仮名) 様(←2017年当時、今と異なるユーザーネーム・作者名であった。)


>いつも小説家になろうをご利用頂き、ありがとうございます。小説家になろう運営です。


>ご質問いただきましたキャラクターの取り扱いについてですが、オリジナルキャラクターを使って全くオリジナルの世界観で創作を行なった場合、その作品は一次創作と判断いたします。


>例えば二次創作作品内で登場させたオリジナルキャラクターの設定を、あらたにオリジナルの世界観で使うことに関しては、設定が全てオリジナルということですので小説家になろうでの掲載に関して特に問題であるとは判断いたしません。


>しかしながら、文章内にて二次創作作品側の設定の把握が前提となっている、また二次創作作品の原作の要素の使用が認められるなどした場合は二次創作から派生したものとして小説家になろうでの掲載はお断りいたします。


>実際の判断の際は本文を確認し、総合的な視点にて行なわれるものとなりますが、基本的な方針に関しましては以上となります。


>今後とも小説家になろうを宜しくお願い致します。






 何故、今(2017年当時)になってこんなモノを引っ張り出してきたかと言いますと、昨今、二次創作をベースにした一次作品というのが幾つも"なろう"で掲載され、中には商業作品となった物や、その予備軍が数多存在している事を知った為です。

 この小説家になろうでいざオリジナルを書こう。だけどネタが思い付かない、ならば昔書いた二次創作の内容を改変して書いちゃえ……的なノリで一次作品を書いてる人はいませんか?

 もし居たなら、その作品が元の二次創作と色々な設定で『関連性を持たない事』を証明しないといけなくなりますよ?


 最近(と言っても2017年の下半期の頃になりますが)、この小説家になろうで掲載している、商業作品として出版寸前まで話が進んでいた"とある作品"が、同作者が以前書いていた二次創作(三國志系)の内容や各種設定を転用しているという疑惑が持ち上がり、結果として出版元がリスク回避を優先して出版されない事となりました。

 完全かつ純然としたオリジナル作品なら何も問題は無かった事でしょう。ですが、この場合、元作品(一次。商用作品でもある。)が存在する二次創作を焼き直した……という事が問題となった訳です。

 つまり、今回の場合、件の自称オリジナル作品は、件の二次創作とほぼイコールの間柄と言えなくも無い訳です。登場人物の名前を変えるとか、各種小細工を弄して別物に見せ掛けても、見る人が見れば、同じ代物にしか見えない訳です。


 そして問題は……

>しかしながら、文章内にて二次創作作品側の設定の把握が前提となっている、また二次創作作品の『原作(=商用の一次作品)の要素(=各種設定)の使用』が認められるなどした場合は『二次創作から派生した』ものとして小説家になろうでの掲載はお断りいたします。


 件の自称オリジナル作品、元の二次創作から焼き直したはいいものの、上記の"『』"部分的に抵触してませんか?

 つまるところ、件の自称オリジナル作品は、なろうで掲載を開始した時点で墓穴を掘っていたという事にはなりませんか?


 本来ならなろう運営が気づいて対応すべきだったかもしれませんが、それは酷というものでしょう。

 既に掲載作品が50万件(当時)を越え、登録ユーザーの数も100万(当時)を越えてる今、全てを把握する事は叶わず、ユーザーさんの良心に委ねざるを得ない状況となっているのが現状でしょう。


 しかしながら今回、その不備を突いて作品を掲載(ある意味裏切り行為)。あまつさえ商業デビュー直前に発覚するまで"二次作品の焼き直し"である事を隠蔽していた(他所からなろうに移籍してきた前後に派生元?の二次作品を消去していた? 見方を変えれば"証拠隠滅"であろう…)件の自称オリジナル作品の作者氏は、極端な話"禁じ手"を使ったとも言える訳です。

 (当時)見聞きした限り、発覚後も作者氏は悪足掻きを試みたとも聞きますが、斯様なやらかしを行った御仁を拾うほど出版業界は優しくはありません。

 しかも、何やら他の二次創作作家にも迷惑が掛かりかねない悪手を用いたとも聞き及んでいます。

 コレは自棄糞(やけくそ)になって、死なばもろとも的なノリになってるのかも知れませんが、たった一人の我が儘の為に二次創作の存在そのものが危機に陥った場合、この作者氏は全ての二次作家や二次作家経験者(及び読者)から目の敵にされても文句は言えないと、私は愚考いたしますね。


 さて、皆さんは果たしてどう思われましたか?

 (この一件が契機となって、なろうでの二次創作掲載に待ったが掛かる可能性も無いとは言い切れないかも知れません。(当時。今はなろうも許可された作品の二次創作を投稿可能。)

 ましてや商業デビューしようとする人間ならば、そこら辺の動きにも気を使うべきでしょう。 "頭隠して、尻隠さず"や"木を見て、森を見ず"では皆が困るのですよ……)

 



 あ、こりゃ考察になってないっぽいな。(当時の若さゆえに)勢いで書いたから、辻褄が合ってないかもしれん……(汗)

 



 (当時)件の自称オリジナル作品の感想欄では、現在作者氏を擁護する読者(主になろう掲載以降しか知らない面々)と批判する読者(某洞窟時代から読んでた古参を中心とする面々)との間での言い争いが、事件発覚以降続いている。

(なお、2025年現在は不定期に擁護派が投稿を促す書き込みをやっている模様。もう、作者氏も放置しているのに……)


 ……第三者視点で見て、ぶっちゃけた話、擁護派の実に感情的であり、幼稚であり、揚げ足を取るのが精一杯な戯言の数々には失笑を禁じ得ない。

 むしろ、批判派の方が道理に叶う、もしくは論理的とも言える論陣を張っている傾向が見て取れる。

(これは2025年現在の生成AI問題にも通じる。)


 最悪、件の自称オリジナル作品はなろうで掲載する事自体、限り無くNGの可能性が高い作品なのではないかと個人的には見ている。(実際、なろうでは作品放置。カクヨムで続きを記していた。それは後述している。)


 批判めいた言い方になるが、元の二次作品から見て、キャラ(オリ主やオリジナルヒロイン、原作主人公や他の登場人物)の名前や種族を変更した程度ではオリジナルとは言えないと思う。

 (あと、ストーリーの流れやキャラの登場タイミングや、作中のイベントの発生タイミングが全く同じであるとか、セリフもほぼ同じとか、杜撰過ぎませんかね? 挙げ句の果てには元の二次作品の方が良かったとかいう意見まである始末だし…)



 ……ま、人間、目先の欲に溺れて、周りが見えなくなった時や、イエスマン的な読者の意見しか受け付けなくなった時が一番危険だという事が良く解る事案ではありますな。

 


 

 

 ※追記※

 何やら揚げ足取りをする輩が絡んできた模様。(当時の話)

 鬼の首を取ったつもりなのだろうが、それで得意気にふんぞり返ってる時点で擁護派の程度が知れているというモノです。

 (どこかの野党や支持勢力さながらの印象操作すらしている)


 しかし、件の作者氏も哀れではある。 こんな輩におだてられて調子に乗ってしまったばかりに、墓穴に嵌まってしまった訳ですから。

 どうもあの連中(?)は作者氏が法に触れて(仮に逮捕されて)も構わないから、続きを読ませろと無茶苦茶な事を宣っている様にしか見えないんですよね。

 必死になって批判的な意見に噛み付くあたり、玩具を取り上げられる事に抵抗する幼児じみたモノを感じずにはいられない。

 故に"感情的"で"幼稚"で"揚げ足取り"しかできない……まさに無責任な野党気質を持った"プロ市民"なんだろうなと思った次第。 そりゃ、作者氏がだんまりを決め込むのも頷けますな……

 



 2020年7月12日追記。(2023年9月13日追々記)

 本題とは少し異なるのですが……

 昨今(=2020年7月当時)、VTuber界隈で騒がれている某事務所、及び所属メンバーの一連の行動と、その信者の行動が尽く件の作品の作者氏や信者の当時の行動とほぼ同じだったという。

 あちらの一件を暫く様子見していたら、何気に見覚えがあるなと思っていたら、こっちの一件と構図が似ていたというオチ。

 ただし、こっちの作者氏はだんまり決めている(リスクを避けた)だけ向こうの所属メンバーや事務所運営より遥かにマシであるというのが何とも……(向こうは現在進行形(2020年当時の話。現在・2023年時点では表向きは沈静化。2025年時点では知らない人も居る模様。)で問題を撒き散らし続けている一点に於いて遥かに悪質というのが何とも言えん)


 しかし、業界界隈の違いはあれども、こうも似た話が出てくるとは、人の業の深さというのは変わらないという事か。

 コレを他山の石とせずに、反面教師とするのが賢い書き手であり、読者であろうと思いますね。

 


※2023年9月30日追々々記

さりげなく探りを入れたら、件の作者氏復帰してたんですね~。

相変わらず、紅衛兵(ネタ古っ!)みたいな輩(毒者)が周りに屯して作者氏に地雷を踏ませようとしている節がある……と、私には見えましたが。


(角川さんのところの)カクヨムでリメイクやってたとの事ですが、結局そちらでも打ち切りENDみたいな感じだったようで、やはりモチベーションが高まらないままダラダラ書いていたのかな?と思えなくもありません。

そういう反省からか、現在はちゃんとしたオリジナルを書いている模様。もっとも、流行りに乗った何番煎じのモノらしい(←2022年とか2021年の話。本人の活動報告を読んで確認済み)ですが……まあ、昔の事を思えば一歩前進はしているのだろうと思いたいモノですね。

(とはいえ、例の一件で出版界隈から要注意人物として見られている可能性は残されているのだろうと思われます。ゆえに人生の教訓としての一言を……『慎ましく生きよ、目先の欲に溺れるなかれ。』)

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