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第4回 童話で伝えたいこと

 更新予定から一週間ぐらい空いてしまいました。申し訳ないです。最近は何だか家帰ったらすごい眠いんですよね……気が付いたら寝てるっていう。

 さて、今回は童話について私が伝えたいことを書いてみたいと思います。本日平成29年7月19日現在で、私がこれまでに『小説家になろう』で公開した作品は、(後に非公開としたもの含め)全部で41作品です。そのうち、ジャンルが「その他(童話)」となっている作品は15作あります。自分の全作品の約3分の1を占めています。



 振り返れば、なろうに登録した当初は、SFや歴史ものをいっぱい書こうと思っておりました。そこから紆余曲折を経て、今では童話ばかりを執筆しています。

 ここに至った大きな転機は、ひだまり童話館に出会えたことだと思います。さまざまな童話が集まる中、自分の趣味全開の童話作品を受け入れてくれる環境がひだまり童話館でした。おかげさまで約二年近くお世話になっております。もしこのパートを読んで下さっている関係者の皆様がいらっしゃいましたら、この場で御礼申し上げます。ありがとうございます(ペコリ)

 もう一つ挙げるとしたら、なろうで毎冬開催されている「冬の童話祭」へ積極的に参加するようになった点だと思います。ここ最近は、私自身の中で「冬童話へ提出する作品は、映画にできそうな大型作品にするぞ!」という目標を立てており、それに向けて着実に構想を練っております。その目標から生まれた作品の第1号が『宙塵城(ちゅうじんじょう)のエウリュアレ』です。この目標についての考えは、また今度の機会にお話ししたいと思います。



 前置きがいやに長くなりましたが、私が童話で伝えたいことは、正直言うとさまざまです。作品のコンセプトによっては、ストレートで分かりやすかったり、遠回しで分かりづらかったりします。ただ、それら全てに共通しているテーマはあります。それは「次世代の子どもたちに何を伝えたいのか」ということです。

 正義や愛、自然や人間、歴史と文明。この世では、さまざまな事象や事柄が長い時間をかけて複雑に絡みつき、今に至っています。そこで、私たち大人は次の世代を生きる子どもたちに何を教えていかなければならないかを考えなければいけません。そして、子どもたちは大人の教えることに対し、非常に敏感です。

 社会の常識や人間の温かさを周囲の大人が教えたり、絵本やテレビ、漫画などから様々な知識を集めたり――子どもたちの周りには、様々な情報があふれています。そこから何を得て、どう生きていくのか。それは一人ひとり違います。極端な話、一人の大人の立ち振る舞いや教えによって、子どもの未来は良くも悪くもなります。

 だからこそ、子どもたちがはじめに手に取り、身近に触れやすい「童話」は、彼ら自身を楽しませる物語だけに留まらず、物語そのものが教科書にも、あるいは人生の指標にもなりえます。ゆえに、子どもたちを楽しませるための童話を紡ぐ大人の責任は大きい、とも言えます。

 そのことを念頭に、私は童話の執筆にあたって、子どもたちが楽しめ、かつ私の作品からあらゆることを伝えられる作品づくりを常に意識しています。

次回 8月初旬公開予定

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